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悪魔のささやき
あとがきはネタばれです。
怖かった人だけお読みください。
何か、些細なことで、他の人から一歩遅れてしまったとき、「待って。」と一言がいえなかったことがありますか?
雪とは親友のはずなのに、どうしても「わたしも行く。」の一言がいえませんでした。
朝から、プログラムされたロボットと同じようにいつもと同じ日を無感覚で過ごし、日が暮れたと言う理由でベッドに入った夜、それはわたしのとなりに存在していました。
光を吸収する、黒としかいえない色をした混沌が。
「舞よ、我は神なり。我に全てをささげよ、さすれば汝の願いを全てかなえる。」
「わたし、真と・・」
「みなまで言うな、全て分かっておる。我に任せよ。」
・・・
「はい。」
なぜ、そのどう考えても怪しい相手に、イエスと言ったのか今でもさっぱり分かりません。
そのときわたしは、真の隣に立てるなら何でもよかった。・・・・
「契約はなされたり、汝の血肉はわがものなり、汝の魂はわが糧なり。」
それはわたしの魂に絡みつき入り込む・・
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁー」
だんだん、わたしの存在そのものが暗きものに置き換わっていく。・・・
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~」
怖いですか?怖くないですよね?
だって「今から思えば」ってかいてありますもんね。
でもふつうの助かり方はしません。




