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目的
次の日。
「今夜、【ヒューマロイド】は心臓を奪いにこの拠点へ来るだろう。」
拠点にいた約30人の【ヒューマロイド殲滅部隊】の隊員たち。
その隊員たちの前には、黒い軍服を身にまとった隊長の一条響。
「少しでも【ヒューマロイド】の計画を止める。
今夜何人の人が犠牲になるか分からない。
でも、俺たちは、人類の未来のために戦う。
この意思だけは忘れるな!」
響はそう言うと、隊員たちは大きな声で「はい!」と言った。
テントの中。
「准、一つだけ言うのを忘れてたな。」
「なにをですか」
「現状、推測される【ヒューマロイド】の目的をな」
「【ヒューマロイド】は人間の絶滅が目的じゃ・・・」
「それもある。でももう1つあると予測したそれは、【ヒューマロイド】が人間になる計画だ。」
准と響は2人テントの中で話している。
「人間に・・・、そういえばあの紙には『心臓を奪いに来る』と書いてあった。」
「あぁ、【ヒューマロイド】は恐らく人間になるためだろう」
その後も2人は話していた。
少ししたあとは、すぐに戦いだ。