表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

「一緒にこの世界を変えない?」

あの会見から約3年が過ぎようとしている現在。


【ヒューマロイド】が東京を中心として日本を支配している。

これにより日本が3つに別れてしまった。

北海道、東北地方。関東地方と中部地方。近畿地方、中国・四国地方、九州・沖縄地方。


比較的安全なとこは、近畿地方、中国・四国地方、九州・沖縄地方。

そして、危険区域が中部地方。


人間進入禁止エリアが関東地方。


遡ること1年前。

日本は【ヒューマロイド】に人権を与える、ヒューマロイド人権法を作った。


これが悪夢の始まりだった。

そして、ある事件が起こる。


その事件は人間が【ヒューマロイド】を殺すという事件だった。

殺すより壊すが正しいのかもしれない。


この事件をきっかけに【ヒューマロイド】がデモを始めてた。

「我々、【ヒューマロイド】にも人権がある」と。


他にも多数の事件が起きている。

そして、これに怒りを覚えた、【ヒューマロイド】は人間を殺し始めた。


人間も【ヒューマロイド】を壊し始めた。


人間と【ヒューマロイド】の戦争。


でも勝ったのは、【ヒューマロイド】だった。

人間が10に対し、【ヒューマロイド】が1。


この戦争で【ヒューマロイド】には敵わない、と思い始めた人間は戦地だった、関東を抜け出し、遠くに逃げた。


そして、関東は【ヒューマロイド】の領地となっている。



と言うのが、歴史だ。

先生は説明を終えた。


「な、准、今日学校終わったら、遊び行かねぇ?」


隣に座っていた八雲が言った。


「行こうぜ」


コソコソ喋っていた2人は先生に「ほら、そこうるさいぞ」と言われた。


「すんません」

准が謝ると、また授業を再開する。


そして、放課後。

「行くぞ!准!」

「どこ行く?」

「ゲーセンな!」


2人はゲーセンに向かう。


「メダルゲームな」


准が言うと、

「いいぜ!勝負だ、准!」

八雲はノリノリで乗ってくれた。


「よっしゃっ!」


准がガッツポーズをした。

勝ったのは准。八雲はへこんでいた。


「もうこんな時間だ、帰るか」

准が言うと、八雲も「そうだな」と言って帰る。


「それじゃあな」

「おう」

2人は別れた。



准は住宅街の道を歩いていると、人が電柱のそばに倒れていた。

「大丈夫ですか?」

准は女の人に話しかけた。

すると首もとには、【ヒューマロイド】のマークがあった。


「【ヒューマロイド】だ・・・」


准はそう言うと、【ヒューマロイド】が動き出した。


「あなたは?」


【ヒューマロイド】の問いに准が答える。


「俺はただ君を見つけただけ」


准は言った。すると、【ヒューマロイド】はこう言った。



「一緒にこの世界を変えない?」



これが准とアイリスとの出会いだった。


その後、准はなんとなく「うん」と答えた。

『この世界を一緒に変える』とアイリスと契約をした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ