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しりとりと雑談

 

「ビーグル」

「ちゅん(ルビィー)」

「い、い、イタリアングレーハウンド」

「ちゅん(ドラム)」

「ムカデ」

「ちゅん(デジタル)」

「ルシファー」

「ちゅん(蟻)」

「り、リアル」

「ちゅん!(また、る!)ちゅん(ルーター)」

「タオル」

「ちゅん!ちゅん(ルッコラ)」

「ラクダ」

「ちゅん(ダルマ)」

「マントヒヒ」

「ちゅん(ひまわり)」

「リス」

「ちゅん(スイカ)」

「カラス」

「ちゅん(ストロー)」

「ロバ」

「ちゅん(バリアフリー)」

「リズム」

「ちゅん(ムース)」

「スピード」

「ちゅん(ドア)」

「アボカド」

「ちゅん(ドリーム)」

「ムースーロー」

「ちゅん(ローカル)」

「ルイベ」

「ちゅん(紅色)」

「ろ、ろ、老化」

「ちゅん(傘)」

「砂糖」

「ちゅん(兎)」

「ギター」

「ちゅん(太鼓)」

「コマ」

「ちゅん(孫)」

「ゴマ」

「ちゅん(魔王)」

「ウイルス」

「ちゅん(スルメイカ)」

「か、蚊取り線香」

「ちゅん(浮気)」

「う、浮気!ハムちゃんは浮気しないよね!」

「ちゅん!(当たり前)」

「はぁ〜良かった。とと、しりとりの続きをしようか。浮気だから、き、キウイ」

「ちゅん(椅子)」

「ストーム」

「ちゅん(婿)」

「コロナ」

「ちゅん(ナメコ)」

「コタツ」

「ちゅん(つみき)」

「木」

「ちゅん(期待)」

「命」

「ちゅん(血)」

「父」

「ちゅん(茶色)」

「ロウソク」

「ちゅん(黒色)」

「ローストビーフ」

「ちゅん( 麸)」

「ファンタジー」

「ちゅん(時効)」

「迂闊」

「ちゅん(ツイッター)」

「タコ」

「ちゅん(コーヒー)」

「膝」

「ちゅん(ザル)」

「る、る〜ルイジャド」

「ちゅん(毒ガス)」

「スイッチ」

「ちゅん(チート)」

「富」

「ちゅん(ミミズ)」

「図工」

「ちゅん(ウニ)」

「虹」

「ちゅん(神社)」

「小さいやだから、や、槍」

「ちゅん(リサイクル)」

「瑠璃」

「ちゅん(陸亀)」

「目覚まし時計」

「ちゅん(イングリッシュ・コッカー・スパニエル)」

「す、凄い長い犬種名を知っているね。てか、またるか!ルーマニア」

「ちゅん(アイリッシュ・ウォーター・スパニエル)」

「いや、ほんと何処でその犬種名を知ったのさ!凄く気になるよ!る、る〜〜、ルワンダ共和国」

「ちゅん(クッキー)」

「やっと普通のになったね。と、大分上に来たねハムちゃん」

「ちゅん!」

「でも、まだ上が見えなぃぃぃぃい」

「ちゅ〜ん」

「しかも、下見ても地面見えない程に高い所に来たんだよ!どんだけ高い所に何があるのよ全く!そろそろ疲れたよ!」

「ちゅん」

「ほら、ハムちゃんも同意しているよ!うぅ、せめて皆を召喚出来たら皆でしりとり出来たのにね」

「ちゅん?」

「え、試せって?まあ、やる事ないし試しますか、召喚サモン!ネマちゃん!イサちゃん!」


 なんと!魔法陣が階段に現れたではありませんか!

 魔法陣が輝いてその中から黒色の毛を持った子猫と子犬が現れる。


「わーい!ここって召喚制限ないんだァ!やったよ!ネマちゃんイサちゃんも一緒に階段登ろうね!どこまで続いているのか分からないけど」

「にゃ〜」

「く〜ん」

「そ、そんな嫌な反応しないでよぉぉ!」


 それから私達は階段を登り始めた。

 ゲーム内時間で1時間登っているのだが、下の地面は見えず、上も階段しか未だに見えない状況である。

 1秒に1階段登れていたので、1分は60秒だから1分で60階段登れている。

 1時間は60分なので、60(1分に登った階段)×60(時間(分))で3600階段登っている事になる。

 階段の見た目も大きさも何もかも変わらないので本当に登っているのかが分からなくなってくる。

 しりとりしている間は止まっていたりしないよね、とか心配になってくる程に。

 ここまで引っ張っているのだ。きっと良い何かがあるだろう。


「寧ろ無かったら訴える」

「ちゅん?」

「にゃん?」

「わん?」


 私の怒りの炎がきっと3匹には見えているのだろう。

 何かあると期待はしているが、本当に何も無かったら訴えても良いと思う。

 まだまだ先は長いが、今の段階でもゲーム内時間1時間、リアル時間30分を犠牲にしているのだ。

 なので、それ相応のアイテムやらなんやらが欲しい所だ。


「色々と予想を立てて見ようか?しりとりも疲れたし」

「ちゅん」

「お、ハムちゃんは賛成?他の皆は?」

「にゃん!」

「わん!」


 ジャンプしながら鳴いて賛成の意を示してくれる。


「よし、まずは誰から予想してみる?」

「わん!」

「よし、イサちゃん!」

「わんわん、わん、わんわん、わ〜ん」

「むふむふ」


 イサちゃん曰く、木の看板が建てられていて、そこに『時間無駄にしててワロタ。良くここまで来たねおバカちゃんのニート君。ゲラゲラ』と書かれていると予想したようだ。


「それ、相当酷くない?」

「にゃん」

「わん!?」


 ネマちゃんがイサちゃんに猫パンチを顔に入れて、なぜ!?とイサちゃんが驚いている。

 イサちゃんのこの予想からイサちゃんは相当毒舌なのかもしれない。


「ちゅん!」

「お、ハムちゃんどうぞ」

「ちゅんちゅちゅちゅん!」

「ふむふむ」


 ハムちゃん曰く、少し大きめの人型のゾンビが居て、到着した直ぐに襲いかかって来て戦闘になる。

 ゾンビを何とか倒したらサブ職業として巫女が手に入って装備で『巫女服』や『巫女のお祓い棒』『巫女の草履セット』『霊符ケース』『白狐の仮面』、私達が最初に攻略したダンジョンの攻略報酬の黒巫女セットの報酬の真逆が手に入ると予想来たようだ。

 それって良いのだろうか?


「なんでゾンビだと思うの?」

「ちゅん!」


 私が屍食鬼グーラだからなそうです。


「酷いよ〜」

「ちゅんちゅん!」

「うぅ」


 ハムちゃんが謝りながら頭を撫でてくる。

 許そう。


「さて、次は私ね。私は到着して、そこには鳥居があってそれを潜ると再び長い階段があってまた、長い長い階段を登って行く羽目になると思うの。どう?」

「にゃ〜」

「確かに、これは1番嫌だね。引き伸ばしは辛い。最後はネマちゃんどうぞ!」

「にゃん!にゃにゃにゃん!」


 ネマちゃん曰く、そこには黒色と赤色で構築された神社があって、そこに黒巫女服を着たおばあさんが居て、そのおばあさんからクエストが発生するとの事。

 さらに、そのクエストは黒巫女と滅茶苦茶関係していると予想しているようです。


「うん、凄く具体的だね」

今作品をお読み頂き感謝致します。

「次回が気になる!」「また読みたい!」と思って頂けましたら幸いです。


強い励みになりますので是非良ければ『評価・ブックマーク』をよろしくお願いします。


感想もお待ちしております。

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