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n020;パーティを組む仲間

「…………ワケが、わかんないぜ」

「そういうときやぁ、寝るに限る。おやすみ!」


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


チュンチュンチュン....朝。


「ノロ、朝だぞ、目覚めろ!」とホフリが揺さぶる。


「眠いよ、眠いな、……、ああー、昨日は不眠症だったと思う。だから、今日は寝て過ごそう」


「そうはいくか。起きろっ。ホラッ、もうシャノンも来てるんだぞ」


「おォ~、グッド、モーニング、コール、シャノン」


と、寝起きでトテトテっと歩いていって、私は、シャノンの胸に飛び込んだ。


シャノンのほうが背が高い。


というより、3人の中で、一番私が背が低い。


シャノンは、顔を真っ赤にしつつ、優しい表情で、私の頭をなでる。


私は、ズルズルと身体をずらして、シャノンの背中に身体を預ける形に。


「ふぁ~。なるほど、こーして、お触りしてみれば、確かにシャノンの骨格は男性寄りかもしれないー……」


眠い。


「いい匂い……」と、シャノン。


「飯の匂いじゃないかぁ?」


宿の調理場から、宿全体に広がる、料理の匂い。


その後、シャノンに背負われて、宿の食堂に行った。


食堂というか、テーブルが並んであるだけのところ。


忘れていたけど、朝飯付きで、泊まったのだった。


そういや、昨晩は食べてないなー。眠たかったから。


「ノロさん、ご飯ですよ」


と、母親のような仕草で、私をテーブルの前につかせた。


目の前には、焼いた乾パンみたいな、質素な食べ物があった。


匂いは良い、匂いは。


。。。。。。。。。。。。。。。


食後。


思いついたように、シャノンにも浄化魔法をかけてやった。


「すごい……、ノロさんは浄化魔法まで使えるんですか!」


「シャノンは使えないの? 教えられるなら教えるよ」


「いえ、ムリです……、適性がないので……」


「適性? 適正価格?」


「魔法への適性が、私は雷属性だけなんです」


「それは、怒ると雷が落ちるって意味なのか?」


「え? いいえ?」


「そうか」


雷オジサンは、雷属性の魔法使いかなと、予想を立てた。違ったかもしれない。~地震雷火事親父。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


3人は同じ部屋にいる。雑談中。


まずホフリが切り出す。


「今後のことだけど、この三人でパーティを組まないか? って思うんだが、どうだ?」


「パーティねー、聞いたことはあるが、催し物って意味じゃないんだろう? なんだっけ?」と、私は尋ねる。


「……パーティっていうのは、仲間だ。言ってしまうと、この三人チームで、ギルドの仕事を請け負おう、って、そういう提案さ。……どうだ、ノロ? 手を組まない?」


「ボクたち二人だけだと、主に戦闘が心配なんです。ホフリもボクもFランクなので」


「そいえば、ノロのランクもFあたりだよな? ランクが離れすぎると、パーティを組めないかもしれないんだ」


「あァ、たしかに記憶の限りでは、Fランクさ」


「そりゃ良かった。でも……どうだ? オレたちと組んでくれないか? それとも、もう他のパーティに入っているか?」


「いやぁ、一人さ」


 ノロさん、ボクからもお願いします。ホフリもボクも、冒険者としては未熟な駆け出しで、足を引っ張るかもしれません……。でも、ノロさんもいれば、心強いです。

 ホフリは、何というか、向こう見ずで、後先考えず、敵の群れに突っ込むことがあります。まだ短い冒険者歴の中でも、ヒヤヒヤさせられたことは、1つか2つじゃありません!


ジロっと、シャノンはホフリを見る。

ホフリは部屋のランプをいじっていた。


「もうボクらはジリ貧です。……主に、ホフリに使う傷薬代のせいで」


また、ジロジロっと、ホフリを見る。

ホフリはそっぽ向いている。


「落ち目のボクらとパーティを組んでくれる人は、いなくて……、そんな中に現れた最後の希望がノロさんだと思っています」


ここでホフリが横やり。

「マトモじゃないヤツなら、お近づきになってくるぜ。オレやシャノンの身体目当てでな。案外、そっちで稼ぐことも、悪くねえんじゃねえかと、思う今日このごろ、フツフツ、チラチラ」


「いいいい嫌です! ……ノロさん、ボクたちを助けると思って、仲間になってくれませんか? 3人パーティなら、請け負える依頼も増えるんです」


私が関わりたい人・助けたい人は、助けられたときに感謝の念を持てる人だ。


「ふん……なるなる、ほどほど。ホフリ? 君も、私がパーティ? というか仕事仲間になったら、歓迎してくれるかい?」


「そりゃ、もちろん、大歓迎さ!!」


「OK。みんなでやろう」


「おおっ、じゃあ、この3人でパーティを登録して良いですか!?」


「登録? いるの?」


「ええ、ギルドで」


「なるほど。じゃ、行こうか」


「はいっ」と満面の笑みのシャノン。


「ありがとなー」と、ホフリが後ろから抱きついてきた。


「おーお、なつかれた」


私よりホフリの方が、身体が大きい関係で、抱きつくというより、私の上に乗っかったような感じだ。


だったら……と、


ヨッコイショっと、ホフリを背負い直して、猛スピードで駆けてみた。


このまま外へ出て、町のギルドを探し回ろう。


「ノロノロ! やめてやめてやめて! うわああああ!」


今日も元気だ。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


結局、ギルドの場所が分からず、シャノンに案内されて、今、ギルド前。


「うぅうう……、ひぃぃぃいい……」


グロッキー・ホフリだ。案外、車酔いしやすいタチかもしれないな。


「吐き気を治す薬……は持ち合わせていないが、魔法なら、何とかなるでしょう」


と、私は、ホフリの背中をなでる。撫でながら、自然治癒力増進をイメージする。


グロッキー・ホフリが、いつものホフリに早変わりした。


「ああ、サンキュー、ノロ。……と言いたいが、元はと言えばノロのせいだからなっ」


「おーお、誰々のせいにするとはなーっ」


「いや! やめてやめてって言ってるのに、やめなかったじゃないかー!」


「あァ~、何をやめてなのか、サッパリだったからなぁ。念仏にでもご熱心なのかと思ったさ」


「二人とも、言い合いはそれくらいで、さぁ、ギルドへ入りましょう」と、緊張しているシャノンが言う。


「この建物が、ギルドかァ~? まるで西部劇の酒場じゃないの」


と、私たちはギルドへ入ってゆく。



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■要約

・シャノンとホフリとノロはパーティを組むことに。


◆この頃から、別作品への執筆意欲も発生したため、今作の執筆がおろそかになるやもしれません。


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