Bye Bye
はじめまして。kitty・Kattです☆ ほんの短い詩ですが多くの方に共感していただければなぁ・・・と思います。
あれから君はどれくらい変わったんだろう。
時に強引で、
時に優しい笑顔を見せてくれた君。
あれから私はどれくらい変わったんだろう。
いつもワガママで
困らせてばかりだった私。
流れていく涙が君を遠くする
流れていく月日が私だけを置き去りにする。
少し嘘が上手くなった。
少し強がりになった。
心の叫び声は
どんどん大きくなるばかり。
忘れたいんじゃない。
忘れられないわけでもない。
ただ少し、この切なさが
心地いい。
会いたい。
会いたくない。
1人が寂しいわけじゃない。
ただ、1人でいたいだけ。
君を恋しいんじゃない。
君に恋した自分が恋しいだけ。
そう言い聞かせて、1人きりの部屋の片隅で
この部屋を満たす音楽に耳を傾ける。
目を閉じると、
今はもう消えてしまった君の香りが
体に纏わりつくようで
虚しい。
大きく開け放った窓から
当分上がりそうにない雨を眺め、
雨雲のずっとずっと先に見える眩しい光を夢見ながら
今はただ
この穏やかなメロディーに思いをのせて
そっと口ずさむ。
閉じ込めていた君との思い出と
強がりな自分と
そして、
もう届くことのない君への思いに
『Bye Bye』