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序章
むかしむかし。美しい海と広大な大地に恵まれた、アルケー大陸という土地がありました。広い海にたったひとつだけの大陸でした。
……アルケー大陸。「原初」という名前を持つその大陸には、神も妖精も精霊も、竜や獣も人間も一緒に暮らしていました。しかし、この大陸に神々がまいた神樹をめぐって人間たちが争いを始めると、神々は大陸を割り、ほとんどの神は大地から姿を消していきました。同じように竜や精霊も飛び去り、世界を守るために神々が生み出した「約束事」によって、人間と妖精もその種族の中でいくつかにわかれて生きるようになっていきました。
それぞれの種族は与えられた指名を背負い、世界が消える日まで続くことでしょう。
2015年3月8日 サブタイトル変更