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miracle online  作者: 伊理菜
2/10

【2】

VRMMOをしっかり書けるか心配です…w

ま、とりあえず頑張ってみました。

それでも下手ですがお願いしますー

「ふぅ……よし。」

俺は深呼吸をしてから、皆に聞こえるように怒鳴る。

「いくぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

俺はゆっくり扉をあける。

こいつを倒せば、俺は…俺は…!

その瞬間、辺りが光に包まれる。…戦闘開始だ。



俺がなぜこんなところにいるのかって?それは10年以上前に戻る。




20XX年。日本は驚異的な機械を発明した。その機械は…なんて説明すればいいのか分からないが、一言でいえばVRMMOの機械かな。それを言えば大抵の人には伝わるだろう。作ったのは、そこらにいるオタクらしい。

俺、朱那(あかな) 霊夜(れいや)は VRMMOの代表作「miracle online」を、2日並んで、なんとか手に入れたのだ。

miracle onlineは今日の午後5時からサービスが始まる。今の時刻は…4時59分だ。俺はもう、機械を装着して準備万端だ。

時計の針が5時を指すと同時に機械が作動する。初めてのVRMMO。楽しみだな…

数秒立つと、俺の意識は少しずつ薄れていった。






目が覚めると俺は建物の中にいた。

「ん…なんだこれ?」

目の前には文字が沢山並んでいた。

「髪型…目…目の色…名前…あぁ、外見変えたり名前つけたりするのか。ま、外見は変えなくていいだろ。名前名前。」

と言いながら「名前」と書いてあるところに触れる。

「いちいち名前考えるのメンドイし…霊夜でいいかな。でも漢字だとダサいか?ならレイヤってカタカナとか。ちょっとしっくり来ないけどまぁいいか。」

ぶつぶつ呟きながら、「レイヤ」と入力して完了ボタンを押す。その瞬間、また俺の意識がゆっくりと薄れていった。





「こんどこそゲーム開始か?」

俺は、超でかい広場にいた。周りには、1000万…いや、2000万を越えているであろう人数がいた。

「ここは…」

マップを開いて確認する。

「説明の広場、か。時間は6時っと。腹減ってきたし、キャラ作ったし、一回落ちるか。」

俺はオプションからログアウトボタンを探す。ってあれ?どこだ?違うとこにあるのか?いや、ない。なら見落とした?何度確認してもみつからない。

「……。ロ グ ア ウ ト ボ タ ン が な い ! ?」

しまった。つい叫んでしまった。俺だけのバグかもしれないのに周りを混乱させてどうするんだ…!まぁ、俺だけだったらそれはそれで困るけど。

その時遠くで声がした。

「マジだ!ログアウトボタンがない!」

よかった。俺だけじゃなかった。まぁ、閉じ込められたわけだからよくないけど。

なんか俺一人でボケてつっこんでぼっちみたいだなーなんて考えていると、モニターが急に出てきた。

そして、見知らぬ人が映る。

「ようこそ、約2000万人の人々よ。ログアウトボタンが無いのはもう気づいているだろうか。これはバグだ、と思っている人もいるだろうが、バグなどではない。私がログアウトボタンを作っていないだけだ。このゲームからでるには、クリアするしかない。そして、このゲームでHPが0になると、キャラクターは永久不滅、そして、現実でも死ぬことになる。このゲームには、PKがある。パーティーを組むときはしっかり人を選ぶことだ。今から君たちを、装備を選ぶ場所に移動させる。ゲームをクリアするため、頑張ってくれ。それでは、miracle onlineを開始する!」

皆がザワザワしはじめると、辺りが急に真っ白になって、キャラを作った建物に移動する。

「えっと…片手剣、大剣、双剣、太刀、弓、弩、杖…うわぁ…いっぱいあるんだな…」

悩むなぁ…んー、うん…

「遠距離は俺っぽくないし、大剣は重そうだし、片手剣はなんか嫌だ…太刀は使いにくいって聞いたし、双剣かな。」

双剣を選択すると、辺りがまた真っ白になった。



ここからは、負けたら終わりのデスゲームだ。

霊夜君はぼっちのようです。

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