【2】
VRMMOをしっかり書けるか心配です…w
ま、とりあえず頑張ってみました。
それでも下手ですがお願いしますー
「ふぅ……よし。」
俺は深呼吸をしてから、皆に聞こえるように怒鳴る。
「いくぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
俺はゆっくり扉をあける。
こいつを倒せば、俺は…俺は…!
その瞬間、辺りが光に包まれる。…戦闘開始だ。
俺がなぜこんなところにいるのかって?それは10年以上前に戻る。
20XX年。日本は驚異的な機械を発明した。その機械は…なんて説明すればいいのか分からないが、一言でいえばVRMMOの機械かな。それを言えば大抵の人には伝わるだろう。作ったのは、そこらにいるオタクらしい。
俺、朱那 霊夜は VRMMOの代表作「miracle online」を、2日並んで、なんとか手に入れたのだ。
miracle onlineは今日の午後5時からサービスが始まる。今の時刻は…4時59分だ。俺はもう、機械を装着して準備万端だ。
時計の針が5時を指すと同時に機械が作動する。初めてのVRMMO。楽しみだな…
数秒立つと、俺の意識は少しずつ薄れていった。
目が覚めると俺は建物の中にいた。
「ん…なんだこれ?」
目の前には文字が沢山並んでいた。
「髪型…目…目の色…名前…あぁ、外見変えたり名前つけたりするのか。ま、外見は変えなくていいだろ。名前名前。」
と言いながら「名前」と書いてあるところに触れる。
「いちいち名前考えるのメンドイし…霊夜でいいかな。でも漢字だとダサいか?ならレイヤってカタカナとか。ちょっとしっくり来ないけどまぁいいか。」
ぶつぶつ呟きながら、「レイヤ」と入力して完了ボタンを押す。その瞬間、また俺の意識がゆっくりと薄れていった。
「こんどこそゲーム開始か?」
俺は、超でかい広場にいた。周りには、1000万…いや、2000万を越えているであろう人数がいた。
「ここは…」
マップを開いて確認する。
「説明の広場、か。時間は6時っと。腹減ってきたし、キャラ作ったし、一回落ちるか。」
俺はオプションからログアウトボタンを探す。ってあれ?どこだ?違うとこにあるのか?いや、ない。なら見落とした?何度確認してもみつからない。
「……。ロ グ ア ウ ト ボ タ ン が な い ! ?」
しまった。つい叫んでしまった。俺だけのバグかもしれないのに周りを混乱させてどうするんだ…!まぁ、俺だけだったらそれはそれで困るけど。
その時遠くで声がした。
「マジだ!ログアウトボタンがない!」
よかった。俺だけじゃなかった。まぁ、閉じ込められたわけだからよくないけど。
なんか俺一人でボケてつっこんでぼっちみたいだなーなんて考えていると、モニターが急に出てきた。
そして、見知らぬ人が映る。
「ようこそ、約2000万人の人々よ。ログアウトボタンが無いのはもう気づいているだろうか。これはバグだ、と思っている人もいるだろうが、バグなどではない。私がログアウトボタンを作っていないだけだ。このゲームからでるには、クリアするしかない。そして、このゲームでHPが0になると、キャラクターは永久不滅、そして、現実でも死ぬことになる。このゲームには、PKがある。パーティーを組むときはしっかり人を選ぶことだ。今から君たちを、装備を選ぶ場所に移動させる。ゲームをクリアするため、頑張ってくれ。それでは、miracle onlineを開始する!」
皆がザワザワしはじめると、辺りが急に真っ白になって、キャラを作った建物に移動する。
「えっと…片手剣、大剣、双剣、太刀、弓、弩、杖…うわぁ…いっぱいあるんだな…」
悩むなぁ…んー、うん…
「遠距離は俺っぽくないし、大剣は重そうだし、片手剣はなんか嫌だ…太刀は使いにくいって聞いたし、双剣かな。」
双剣を選択すると、辺りがまた真っ白になった。
ここからは、負けたら終わりのデスゲームだ。
霊夜君はぼっちのようです。