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5.天変地異

少なめです。

 転移魔法を教えてもらってから半年が経った。

 今では森のほぼ全てのところに転移魔法用の()をつけ、いつでもどこにいても飛び回れるようにした。

 受動探索魔法を使って、ウサギや鳥などの小動物や猪を見つけては一番近い()に飛び、狩るということを繰り返していた。


 ちなみに、あれからずっと召喚魔法の練習をしているが、一向にできる気配はない。


(なんかこう、コツが掴めたらなぁ)


 なんて思いながら獲物を探している時だった。


 ブォォォォォォォ


 探知できないところから一気に空を埋め尽くすほどの鳥が雪崩れ込んできた。

 見惚れてボーっとしているとドドドォという音が聞こえた。


 慌てて受動探索魔法を展開すると鳥たちが現れた方向からありえないほどの動物が地を這ってこちらにやってきた。


「…は?」


 自分の真横を猪が通りすぎる。

 本来なら自分を見た瞬間に突っ込んでくるのに。なぜ?と思っていると、じいちゃんがばあちゃんと一緒に来た。


「おいスバル!これはやばい!早くここから離れるぞ!」


 そう言って俺の手を引っ張って逃げようとしているじいちゃんの手が止まった。


「ねぇじいちゃん。あれは何?」


 今まで青い空が広がっていたところに黒い雲が固まり始めていた。雷もなっている。


 ドゴォォォォォン


 落雷の音と共に禍々しい魔力が流れてきた。


(動物たちが逃げていたのはこれか!)


「やばい…ヤバいぞこれは…」


 じいちゃんとばあちゃんが狼狽える。


「!まさか…そんなはずは…」


「どうしたのさ!じいちゃん!」


「…魔王が復活したかもしれん」


「え?!」


 そんな設定あったのかよこの世界!


「でも休戦協定を結んでいるから大丈夫なんじゃ…」


「いや!今までの魔族による侵攻は全て魔王がやってきたんじゃ!」


「その度に封印されていたからねえ」


「ってことはまさか…」


「最悪の場合…また戦争が起こるかもしれん」


 まじか!急に重くなってきたぞ!


 その時、遠目に見えていた雲に魔力が集められていることに気づいた。


「!あれはまじでヤバいぞ!」


 視界が奪われる直前、俺はじいちゃんに魔力を込めながら即席の()をつけた。


 ドゴォォォォォン


 辺り一面が真っ白になり俺は一度体験したようなことがある感覚に陥りながら


(まじか…魔王なんて居たのかよ…)


 と思ったのを最後に記憶が途絶えた。



 ーーーーーーーーーーーーーーーーー



「おおー本当に復活してる」


「まじで戻って来れたんだな」


「すごいねぇ」


「ぐだぐだ言ってないでやりますよ」


「はいはい」


 スバルの意識がなくなって二日後。

 スバルたちがいた森の中に魔王と対峙する四人組の姿があった。





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