けもみみ美少女とデート1
今回は二話に分けたいと思います。
さてけもみみは俺の帽子で隠せるとして…あのふわふわの尻尾はどうしようか?
そんなことを考えているとテレビでファッション特集が流れてくる。『今回は毛皮特集でーす⭐特に最近は猫や犬、狐の尻尾をつけるのが人気でーす⭐』
たしかに休日は若い女子たちが着けているのを見たことがある。それで誤魔化せるか?まぁ、そうするしかないが。
そう決まれば実行だ。
「コユキー少し出掛けてくるー」
「はーい!」
さて、服をたくさん買おう。
おしゃれな服屋にて
「色んな種類の服があるんだな」
ちなみに値段は気にしていない。
こう見えても俺の父親は某ゲーム会社の社長だ。
いまだに俺のことを溺愛しているので毎月使いきれないほどの金を送ってくる。
「本物の尻尾みたいだな」
テレビでやっていた服をみるとコユキの尻尾にとても似ていた。
これは本物に負けていない。
それならますます好都合だ。
コユキに似合いそうな服を探そう。
それから俺はいくつか服を買い…下着も買った。
これは俺の性癖で選んだのでは決してない(嘘)
家に帰って着て貰おう。
想像するだけでもう可愛い。
家にて
「コユキーこれを着てみてくれないか?」
「えええええ!!、これ、私が着てもいいんですか?!」
コユキは驚いた様子をしているが嬉しさを隠しきれていないのか尻尾を振っている。
やばい鼻血がでてくる。
「あっ下着もあるんですね…見たいですか?」
頬を赤く染めて聞いてくる。
「ぜひ、てっいや見せなくていい」
「取り合えず着てきます」
「ああ」
数分後……
「どうですか?」
俺が選んだとしてもここまでの可愛さは反則だ。
白と水色がベースのパーカーでスカートは黒色だ。
太ももに少しエロさを感じる。
俺はスマホを取り出し写真を何枚も撮る。
「あぅっ何をしてるかわからないけど恥ずかしいです///」
いつかコユキにもスマホを買おう。
コユキの写真を沢山撮って満足したのでそろそろ出掛けよう。
「コユキ、今から出掛けよう。」
「外ですか?!私こっちの世界の外あまり知らないので楽しみです!!」
あ。靴買うの忘れた。俺のはーでかいよな。
靴箱を見ているとコユキの足くらいのサイズの靴が見つけた。これはー誰のだ?
あっ思い出した。
回想
「この靴、俺の好きなVtuberの雪狐が履いたら似合うのでは?」
「だが実際にはいて貰うわけでもないし足のサイズも想像だし。」
「…買うか」
回想終了
今思い出すと何で買ったのか不思議だ。
謎テンションの力だろう。
「コユキ。これを履いてくれ」
「はいー。てっぴったり!いつ私の足の大きさ計ったんですか?あっというか服も!もしかして私が寝てる間に…言えばちゃんと計らせてあげるので次からはちゃんと言ってくださいね。」
「いや、想像だ。」
「それはすごいです!」
こんなあっさり信じて大丈夫か?まぁ想像は本当だけど。
そして俺はドアを開け外に出る。
「私、空がこんな色してるなんて知りませんでした。ずっと檻の中でしたから。」
何て言えばいいのかわからないが良かった。
今日いく場所は既に2つ決まっている。
「さぁいくぞ!」
「はいっ!」
ショッピングモールにて
「うわぁ広いですね!」
「お店を見たことはないですがこれがお店だって直感でわかりました!お金を使うんですよね!」
とても興奮しているようだ。
まてよ。尻尾を振っている?!これはさすがにばれる!
俺は急いでコユキの後ろに周り尻尾を押さえる。
「ひゃひゃあ!龍気様、しっ尻尾は敏感ですから!そういうことは家でしてくれると嬉しいです、」
いつの間にか尻尾は止まっていた。
「すっすまん。」
それにしてもさっきの反応は可愛かった。家に帰ったらとことん触ってやろう。
「コユキ、欲しいものがあったら言ってくれ。」
「ええっ私が、それは、いいんですか?」
「遠慮しなくていいぞ」
「わっわかりました」
アクセサリーショップにて
「これっ龍気様に似合うと思います!」
コユキは水色の宝石のついた指輪を見せてくる。
こんな高いものがなぜジュエリーショップではなくアクセサリーショップに売っている?
だが、俺は大金を常に持ち歩いているので買える。
「あっでもこれ0が5つ、こんな高いものダメですよね」
「コユキは俺にそれを着けて欲しいか?」
「はい!とても!いやっでもお金が。」
「すみませんこの指輪2つありますか?」
店員「はい。ありますよ。ご購入なされますか?」
「はい。お願いします。」
俺はこれをコユキの分も買った。夫婦みたいでいいな。
「ええっ龍気様!本当に買ってくれたんですか?まぁ私が着けて欲しいって言ったんですけど…」
コユキが困惑した顔をしている。
取り合えず俺はこの指輪を着けた。
「似合ってるか?」
「はいっ!とても似合ってます!」
「それで、もう一つはどうするんですか?」
「コユキ、手を出してくれ」
そういうとコユキは手を出してきたので俺はコユキの薬指に指輪を着ける。
そうするとコユキは顔を真っ赤にしてフリーズしている。
周囲から声が聞こえてくる。
「やだっプロポーズ?若いっていいわねー」
「青春ね」
「お幸せに」
コユキの顔がますます赤くなり完全にフリーズしてしまったのでコユキの手を引いて近くのベンチに座る。
「コユキ、大丈夫か?」
そういえとコユキが泣き出す。
「えっコユキ、どうした?」
「いえっ特に深い意味がないとわかっていても嬉しくて。私が貰ってもいいんですか?」
「コユキが選んだものだ。それにー深い意味がないとも限らないぞ。」
コユキはまたフリーズしてしまったがそのあとはコユキの欲しいものを沢山買ったり昼飯を食べたりししてショッピングセンターを後にした。
「次はどこに行くんですか?」
「水族館だ」
コユキちゃーん!可愛いょぉ(*≧з≦)
次回は水族館!定番ですねぇ!