ハイ喜んで!!
浄化?
どうも一つにつながらない、世界を救うわけではなく浄化をしてほしい。
そして俺の亜種族好き。
「してほしい浄化とは人間族に支配され、我々の人間以外の種族、そしておぬしもみた人間と種族の混合種も人間からの扱いに差ができてしまっている、そしてそれらの思う側、思われる側に負の概念が増えておる。
それらが行きつく先は戦争ということになり大きく命が失われる、そうなるまえに負の概念を消してほしい。」
「つまり差別をなくせと?」
なんとなくやる事が見えたのだが神様はあっさりと
「人間種は極端じゃのぅ、そんな事無理にきまっておるじゃろ、個々が違えば同種族でも扱いに差ができる。
富のあるもの、力の強いもの、カリスマ、外見・・・よくもまぁ見つけるもんじゃが・・・
それよりももっと小さく身近なところからじゃ、人間種であり異種を愛するおぬしがこの世界に住みおぬしのまわりで困ってる人を助け負の感情が育つ前に解消してやってくれ、それが我らの世界にとって”風がそよげば良き子が育つ”事になるのじゃ」
なんだろう、こちらの世界での風が吹けばおけ屋がもうかるとかバタフライエフェクトとか
そういった意味かな?
「それだけでよろしいので?」
「そのそれだけが大変な世界なのじゃよ。
ちなみにおぬしの世界の概念でこちらに呼べたように
この世界の概念があふれそちらの世界に影響をあたえておるのも確かじゃ。」
そういえば最近の世の中といえば人を助けようとした側の人間が責められたり、
いじめられている子をかばっただけでいじめられたり、迷子に声をかけただけで
不審者扱いされたり、ボランティアを強制されたりする世の中になってるなぁ。
そういうこちらの世界の負の概念が増えた結果俺のいた世界も影響をうけて大変なことに
なっているということか。
確かにそれらでさえ助けるのは大変な事だ。
それ以上に大変ではあるが差別をなくすほど無理ではないこと。
なんというか・・・可能か不可能かといわれるとどっちも断言できないレベル。
「ちなみにおぬしの亜人好きに関係する事なのじゃが、
同じような時期からとある概念が影響しておるとおもわんかや?」
へ・・・? おもわず足が震える。
「まさか・・・俺の世界で擬人化動物ケモノキャラがへってネコミミが増えてるのって」
「こちらの世界で混合種がふえておるからの、そちらの世界へ影響する概念のバランスがくずれておるということじゃ。
じゃからその概念にまったくといって影響をうけておらんおぬしを呼んだのじゃ、やってくれるかや?」
「是非やらせていただきます!!!」
よっしゃ俺が呼ばれた合点がいった!!
主人公は何ができるのかな?
タグにつけているチートはでてくるのか!?