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ケモミミだった説明

「ひょっとしてケモノ度が低いのってハーフやクオーターという事ですか」


つまり人間とそれぞれの種族が結ばれ子供ができたというケモナーとしてはうらやまけしからん事!

だがその結果がネコミミと・・・


異種族と結ばれたい!だが次世代はネコミミ!ノーネコミミ!イエスケモノ!!

難問だよ・・・これは~~~っ


「どうも人間というのは能力的には他の種族に劣るのじゃが、逆に言えば他の種族が突出している部分以外は人間より低い部分があるということじゃ、力が強い種族は魔力が、魔力が強い種族は力が人間に劣る。

 その二人が結ばれれば互いの長所を持ち合わせた子ができる、そんなかんじじゃの。」


なんとなくこの世界のなりたちは見えてきた、だがいくつかの疑問とまだ俺が呼ばれた理由はわからない。


「いままで他の神々が導いていた種族が人間との間に子供を作った時に同様の問題はでてこなかったんですか?」


ふつうに複数種族があった場合、普通にハーフやクオーターなど起こりうることだと認識したのではないかと思ったのだ。

母体に引っ張られるとか、それこそ人間以外の種族間で子供を作った時にどちらの種族になるかとかあったはずだ。


「それがの、神の導く種族というのは神々の身体特徴、思想などすくなからず影響しておる。

人間神以外の神々は他の神と交流を持たず種族内で繁栄と導きを行っていたため異種族間で子をなすという考えがなかったのでおそらくできん。

そして領土も決めておりその中で繁栄していく前提だったので種として長寿になり人間ほど数を増やすことに固執せんかった。

人間の神は飽きっぽく変化や刺激を楽しんでおったので人間は他種族と子を成すことができ早く成長し死ぬという種になったがの」


つまり神々がそれぞれソロの箱庭ゲームのつもりで自分の領地を育成SLGしてたら実はマルチプレイヤーの戦略SLGだったと、んで今は完全侵略のゲームオーバー間近?


「それで私に何をしろと言うんでしょうか?領土を取り戻せとか無理じゃないです?

チート能力もらっても人間殲滅とか無理ですよ一応自分は同族ですし・・・」


「人間殲滅というのは無い、そもそも人為的に今ある命を急激にへらすということは理が崩れる。

それに我々の種からの反撃とわかれば数が少なくなったこちらの種が殲滅されかねん、

神としてはそれは避けたい、ぬしに頼みたい事は浄化じゃな。」

世界は救わなくていいようです。

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