彼女との出会い
へたくそですけど
俺の名前は倉橋 陽介、東京の高校に入学した俺の話をするが、まあ、気楽に聞いてくれ。
俺の地元の足利にある中学にいた頃の話だ。
俺の学校は大半がアニメ、ゲーム、漫画、などさまざまなオタク仲間がいて、毎日、深夜アニメの話をして楽しんでいた。
「昨日の絶対防御、見た?」
「見た見た!。あれはマジで神回だった。」
「いや、俺的にはもう少し亜美タンの出番を増やしてもらたかった~」
眼鏡をかけた短髪の委員長みたいな姿をした、北川 拓弥
話し方がオタクみたいに太ってる、双葉 哲平
この2人が俺の親友なんだが、そんな2人とアニメの話をしていると机に座っている3人の近くに
近づいてくる、1人の少女が現れた。
「へえ~。それって昨日の深夜にやってたアニメの話?」
「「「っえ!?」」」
急に現れた黒髪ロングの彼女にビックリした3人は「だ・・だれ!?」っと驚いた顔で彼女を見ている。
「私?・・私は小林 飛鳥。今日、転校してきたんだ!。それより、さっきの絶対防御でしょ!!」
「そ・・・そうだけど・・か・・・顔が・・近い!?」
興奮している彼女は陽介に近づいて、目を輝かせながら、陽介を見つめている。
顔を赤くした陽平は2人に助けを求めようと視線を向けるが、
女子と話したことがない2人に名が重すぎたのか、顔を反らし、知らんぷりをしていた。
「お前ら~!。と・・・とりあえず、小林さん、少し落ち着こうか。」
「え・・・ああ!、そうね///。ごめんなさい。」
自分の態勢に気づいて恥ずかしくなったのか、陽平から少し離れて制服を整えている。
すると、少し落ち着いたのか、気を改めて自己紹介を始めた。
「改めまして、小林 飛鳥です。さっきも言いましたが、今日、東京から転校してきたんだけど。その・・・さっき、君たちが話してたのって・・・絶対防御のカレンちゃんだよね?」
「まあ、そうだけど・・・小林さんも見てるの?、あれってロボットものだけど・・・」
「ええ。だってキャラが可愛いでしょ!。私、可愛いキャラには目がないの!!。だから、ついタイトルが聞こえて興奮しちゃって///」
「そ・・そうなんだ・・確かに可愛いよね。ちなみに俺はカレン派だけど君は?
「私はセイラちゃんかな!、金髪ロングが好きなんだよね。」
「そうなんだ。俺は赤髪ロングが好き。」
徐々に慣れてきたのか、女子と2人で仲良く話している自分にビックリしながらも
始めて出会った、異性の趣味を話せる女子と話しているうれしさに、お互いに、どんどん話が加速していく
読んでいただきありがとうございます。