11ページ目 チャーミング
どうも。実は魔眼を持ってるミュート・オンネスです。
書き始めに特に意味はない。
魔眼の効果も魅了だし。
ボク、魅了のスキル持ちだし。
…書き始めに意味を持たせよう。
というわけで、今日は魅了のスキルについて書こうと思う。
まずは魅了のスキル。容姿端麗な人ほど会得しやすく異性問わずに100人以上の人を同時に見惚れさせたら手に入るスキルだ。だから結構持ってる人が多い。ボクの他にも兄やミコ、スカーレットとその家族たち、あとクソ親…父親と母親も持ってたっぽい。
魅了の魔眼はただ魅了のスキルをLv10に強制強化して目があった者を絶対に魅了するだけの眼だ。
オンオフできるから特に意味はないけど。
ところで話は変わるが今から13時間前の災難について書く。
13時間前、つまり朝のことだ。
今日の朝は眠たかった。低血圧なこともあるが昨日は寝るのが遅かった所為もあった。
寝ぼけてたボクはギルドに向かう時に何を思ったのか魅了のスキルと魔眼をオンにした。魅了のスキルは意識して使う魅了がかかりやすくなるのですれ違う人が皆に注目されてた。ても、寝ぼけてたボクはそんなこと関係なしにギルドへ。
でだ、まず受付嬢に求婚された。お断りしたよ。
次に隣に並んでた冒険者の男に飛びつかれた。もちろん、避けた。
その次は異変に気付いて近づいて来たスカーレットにキスを迫られた。ほっぺたに緊急回避!
すると今度は一緒にいたクロノスに指輪を嵌められかけた。左手を死守。
挙句にはギルドに入って来たばかりのミコにお持ち帰りされたかけた。全力逃避した。
なんとか依頼を受けてそれを盾にギルドから逃げて森へ行くと今度は発情したモンスターに遭遇。
魅了Lv10と魅了の魔眼の同時使用はモンスターまでも魅了するらしい。
異性なら発情付きで。
流石に寝ぼけてても性的に食われると分かったので食われたくないボクは目が完全に覚めて逃亡と同時に魅了スキルと魔眼をオフ。(1度魅了した者は半日有効)それから逃げながらもモンスターに攻撃しまくった。
でも、逃げれば逃げるほど増えてついには氾濫並みの大群になって追いかけてくるモンスターには久々に恐怖を感じたね。(魅了ではなく獲物として追われた。)
秒速340㎞の速度で追いかけっこすること7時間。
ようやく、すべてのモンスターを引き離し又は倒してギルドへ帰還。
ギルドの皆は魅了されたまんまだったけど倒すわけにはいかないので家に帰ってずっと引きこもったよ。
さて、もう半日経った頃だ。
もう大丈夫だと思うのでギルドへ晩ご飯を食べに行くか。
今日はここまでとする。
緋「あたしは一体何を…。」
↑真っ青
黒「俺には嫁がいるのに不甲斐ねぇ…!!」
↑後悔
35「私、初めてなのになんてことを…。」
↑乙女化
鋏「スキルと魔眼なら仕方ないか。」
↑開き直り
J「流石はミュート様でした。」
↑尊敬
V「クロノスの視線奪うなんて…!!」
↑嫉妬
4「ん?なんかあったの?」
↑今来た
生還嬢「………死のう……。」
↑引きずってる
方円王「あは、あはは、あははははは。」
↑壊れた
大爆天「依頼行ってくる。」
↑現実逃避
兎耳后「私はあえて魅了されただけやし!」
↑負け惜しみ
μ「カオスだ…。」
↑原因