24話 一本の刀と鋼鉄の腕
二日連続で更新は久しぶり…
またなぞ展開になりそうです。
一緒にグロンドと来ていた巨体の体の男が走り出してカイトのところに向かう。
飛び上がり、その男は自分の腕をカイトに向ける。
するとリンがその腕を刀で止める。
ぶつかった瞬間、ガキィンと音が鳴る。
突然、巨体の体の男が話しだす。
「氷結ギルド福マスター、鋼鉄の腕のギガンだ!!!貴様は?」
刀で攻撃を止め、その男の腕を払った後、刀を構える。
「ビリーブギルドの一員のリンだ。てめぇの勝負は俺がやる。」
互いに睨み合う。リンは自分の刀の柄をしっかり握り締める。
そして、ギガン走り出す。ギガンの腕がリンのところに向かう。
グロンドと一緒に来ていたもう一人の男が襲い掛かる。
男は飛び上がり、自分の体を回転し始める。
そして回転しながらその男はカイトのほうに向かう。
するとレインがその回転して向かってくる男を自分の刀で止める。
レインが回転を止めながら叫ぶ。
「あのギルドマスターはお前に任せる!!!」
「お、おう!任せろ!リーナ、お前はどこかで隠れてろ。」
リーナはそれを聞いてからすぐどこかに隠れた。
カイトは指を鳴らし、グロンドを睨みつける。そしてそのままグロンドのところに向かって走り出す。
拳を握り、グロンドに向けてカイトはぶつける。
だがそのカイトの拳はグロンドの手で止める。
グロンドの手から煙が出る。そしてカイトの拳が凍っていった。
「ぎゃあああああ!!!!何だこれ!?」
急いで手を振り払い、カイトは後ろに下がりだす。
カイトは自分の拳を見る。その拳はグロンドの手によって凍らされる。
するとグロンドが笑い出す。
「はっはっは!!!!俺は氷の魔法を使うんだよ!!!お前のその体ごと凍らせてやるわ!!!」
◇
「うらぁ!!!とりゃあ!!!!」
リンの刀とギガンの腕がぶつかり合う。激しい音を鳴り響く。
するとギガンが両方の腕を突き立てるように走り出す。リンはそれを刀で止めようとする。
しかし、リンの刀は腕を止めた瞬間、衝撃で吹き飛ばされた。
ギガンの両腕はリンの腹にぶつかる。
バキバキと腹から音がなり、リンはそのまま吹きとばされる。
「グァァアア!!!!!!」
大量の血を口から出し、そのまま飛ばされたリンは近くの岩に激突する。
ギガンはそのままリンが吹き飛んでいった場所に向かう。両腕を構えながら走り出す。
リンはボロボロの体を動かし、ギガンの方を見る。襲い掛かってくるギガンの攻撃をギリギリでリンはかわす。だが衝撃でまた吹き飛ぶ。
リンはゆっくりと体を起こし、腹を押さえながらギガンを睨みつける。
ちょうど吹き飛ばされたときにどこかへいったリンの刀が落ちていた。リンは自分の刀を取り、鞘に収める。
「どうした?降参か?だったらこの俺の鋼鉄の腕でおしまいにしてやるう!」
ギガンがリンのところに向かう。リンはゆっくりと刀の柄を持ち、身構える。
そしてギガンが飛び上がり、攻撃しようとした瞬間だった。
リンの刀はギガンの鋼鉄の腕といっしょに、体を斬った。
「グハァア!!!!!」
ギガンは斬られ、そのまま山から落ちていった。
なぞ展開…たぶん物語は続く。




