20話 目指す道
やっと内容が思いつきました。
てゆうより、このお話が20話いったのがすげぇと思っています。
前の小説では10話いくのでもすごいと思っていたのに…
アクセスも1000アクセスいったので、とてもうれしいです!!
感謝しております!!!
フラフラの状態で、吹き飛ばされた男の場所に向かう。
カイトが使った技で壊れたところからは煙が出ていた。カイトはゆっくりと歩き、男の所に向かう。
男の所につくと、彼のその体は動いてはいなかった。
カイトはそのまま男の近くで倒れる。激しい痛みと疲労により、疲れていたのだ。
すると、男の体が光りだす。そして、光の中から黒い煙が抜け、そのまま灰のように消えていった。
しだいに男の体の光は消えていく。カイトは改めてその男を見る。
すると、それはリンの体だった。
体にはどこにも傷はなく、そのまま寝ているようだった。
「ったく…人様に迷惑かけて寝ているとは…こっちの痛みも考えろっての…」
カイトは笑いながら、リンの手に自分の手を置く。
そして、カイトはしだいに意識を保てなくなり、そのまま気絶してしまった。
風が吹く。
木が揺れ、葉が散る。人の命もそれと同じ。
命はあまりにも残酷である。
人間ならば心臓や急所を潰せば、簡単に死んでしまう。
木の葉も風で飛ばされ、放置されれば同じこと。
やがて体が弱くなり、いずれは死ぬ。
それが、それぞれの生きている者たちの命の流れである。
だが、その伝えられてきた文を打ち消した…
あの少年は、おそらく世界を大きく変えるだろう…
◇
目を開ける。窓から光が入ってくる。もう朝だった。
俺はどうやら病室で寝ていた。魔術学園の南部にある医療室で俺はずっと治療を受けていたらしい。
カイトがおきて周りを見る。
すると、リーナがカイトのベットのすみのところで寝ていたのだ。
「な!!!ちょっとリーナ…」
腹から激痛がはしる。カイトは慌てて傷を抑え、そのままベットに倒れこんだ。
その音でリーナは起きた。するとリーナはカイトに声をかける。
「起きたの?よかった三日も寝ていたのよ?」
「三日!?俺はそんなに寝ていたのかよ!!…ってそれよりリンは!?リンはどこだ!?」
カイトが慌てながらリンのことについて問いかける。
「慌てないで、リンなら屋上にいるから?」
「屋上?なんで屋上に?」
カイトは疑問になりながらリーナに聞く。
「話があるみたい…私には話してくれなかったけど…でもあんまり無茶はしないでよね…心配だから…」
「す…すまねぇな…。心配かけてごめん。」
カイトはゆっくりとベットから立ち上がって、屋上に向かっていった。
◇
屋上のドアを開け、カイトがリンの姿を見る。
それに気づいたリンがカイトのほうを見る。
「よう、傷のほうは大丈夫か?」
「お…おう。それより話ってなんだ?」
リンが自分の手をカイトに見せる。すると突然、リンの手が光りだす。
雷だった。リンはカイトが倒れた後、目をあけてカイトが倒れていることに気づき、運ぼうとしたときだった。その時、リンの手が雷で光ったのだ。リンは雷の力で体ごと自分を飛ばし、なんとか魔術学園の海の砂浜にたどり着いたのだ。
「どうやら、俺はあの煙が入って雷が使えるようになったらしい。お前と同じになれたぜ。」
カイトは驚きながら、リンを見る。
「それと、お前称号手にいてたから、ギルドに入れるようになったぞ。お前が寝ている間に俺が手続きをしといてやっといたから。」
「おお…サンキュー。」
カイトはリンの姿に驚きながら、リンと手を握る。
新たに魔法を使える仲間が増え、カイトはうれしそうにリンと笑いあう。
すると、カイトの腹の傷が開き、血が大量に出てくる。
「うぉぉ…血が!!!!」
「しっかりしろカイト!!!」
そしてその後、カイトは二週間以上、病室で安静にしていた。
リン・シャオン
紹介続編
親は遠い離れた場所にすんでおり、あの黒い煙を事件で雷を使えるようになったリンです。




