15話 べジル島
キャラなどの名前なども適当に決めているので、限界があります…
外へ出てみると、意外と寒かった。
そんなことを思いながら、寮の階段をおり、階段の下にある青く光る大きな岩に手をあてる。
青い大きな岩とは魔法石である。
以前カイトたちが船に乗っていたときに使用していたものとは違うが、この魔術学園などのクリスタルは転送などや、主に物の強化などに使われている。
「中央噴水まで頼む。」
カイトが言った後、クリスタルが青く光だし、やがてカイトを包んで消えていった。
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魔術学園 中央噴水
「一体どうしたんだ?」
クリスタルの転送で到着したカイトがグランに訪ねる。
グランは噴水の近くにある木の下にいた。
カイトが来たことを確認して、噴水のところに行く。
一体何なのかと思いながらもカイトはグランの話を聞いた。
「4日前…だったか…。お前はあのアニマル島の事件を解決したのは…。」
「二週間前だよ。で、そのことで一体何が?」
「いや、その件の話ではない。もっと違う内容だ…。」
手を腰にあてながら、グランは歩き始めた。
「お前がアニマル島の依頼を受けている頃だ。妙な依頼が来たんだよ。」
「妙な依頼?」
少し気になりながら、カイトはそのまま話を聞く。
「べジル島を…知っているか?」
べジル島
古代からあると言われている遺跡がある島である。
島には人はだれもいないため、今は博物館のようなものになっている。
だがグランの話によると、最近島から光が見えるということで、依頼が来たらしい。
「カイト…これは簡単な仕事だと思うなよ…もしかすると、死者が出るかもしれん…。」
「だったらあんたが行けよ!って何で死者?俺だけが行くんじゃないのか?」
「お前だけが行くんじゃないんだよ。あの坊主を連れて行くんだよ。
「…なんでリンなんだ?」
カイトがグランに聞こうとしたが、グランは何も言わなかった。
そして最後にグランがカイトに紙切れを渡した。
グランは風が吹いたのと同時にクリスタルを使わず、どこかに消えていった。
カイトは渡された手紙を読む。
明日からすぐ行け、船は用意されてるから坊主と一緒に行って来い。
それと…
途中で途切れたと思ったカイトだったが、手紙の下の部分を見る。
そこにはたった一言が書いてあった。
死ぬな、と
紙をズボンのポケットの中に入れて、カイトはクリスタルのところ向かった。
そしてその夜、カイトは眠らず、グランの言った言葉の意味を考え続けていた。
リン・シャオン 16歳
ドクロの首飾りが特徴…(見えない…)
趣味は剣を磨くこと。(剣術は使えます。)
好きなもの 刀
嫌いなもの 考えること
詳細はこの話を読んでいくと分かります…おそらく