プロローグ
ちょっとでも世界観が伝われば、と…。
読まなくても本編に影響はありません。
【創造の歴史】
唯一神はこの世界を創造する際、世界の均衡を保つため神を遣わした。
創造神はこの世界のあらゆるものを創造し、種と芽吹きを与えた。
転生神は世界のあらゆる魂を別の種へと入れ替えることで輪廻という概念を与えた。
慈愛の女神はあらゆる種に愛する心と悲しむ気持ちを与え、世界を彩った。
しばらくして慈愛の女神が愛することの素晴らしさをこの世界のすべての種に解き明かした頃、慈愛の女神自身もこの世界のあらゆる種を深く愛すようになっていた。
やがて慈愛の女神は恋という感情を新しく創造する。
愛する心と恋をする感情を手に入れたこの世界はさらに彩りを重ね、創造神が創造せずとも同じ種の間で子を生すようになっていた。
そんな中、神に最も似ていた人間という種にも子ができ、ついには人々の手によって文明と繁栄が築かれていった。
しかし、繁栄は富とともに争う心も生まれてしまうものである。
そして、闘争心はこの世界全体にも影響を与えていった。
人々の醜悪さが世界の果てへと溜まっていき、そのことに嘆き悲しんだ慈愛の女神は一人心を閉ざしてしまう。
慈愛の女神の心が閉ざされたことにより彩りを失うと、太陽と月の光に満ち溢れ恵みの雨を降らしていた世界に雷と嵐を伴う暗闇が生まれ、すべてを凍てつかせる風が吹いていく。
そのうち最果ての淀みから異形のものが生まれる。それはあらゆる生物を組み合わせたような見た目をしていた。
異形のものの進撃は止まることを知らず、最強の軍団として世界を蹂躙するに至る。
人々はこれに抗うが根本的な解決には至らず、世界は混沌へと陥っていく。
しかし、それを見た転生神はその力で特別な才能を持った者たちを遣わし、異形のものたちから人々を救う手立てとした。
その者たちは力を行使する際、背中に翼のような力が具現化していたため『天使』と呼ばれるようになる。
『天使』の力も万能ではなかったものの、強力な翼の力で異形のものたち『悪魔』を一蹴していく。
そんな『天使』の中でも極めて強い力を持つ存在は『勇者』と言われ、『悪魔』から世界を開放するために神より遣わされた使徒として全世界から支持されるのであった。
こうして世界の命運をかけた天魔大戦と名付けられた未曾有の戦いは始まっていくのである。
本編はできるだけライトな内容にしようと思ってます。
明日、【第1話 はじまり】を投稿します。




