原初のシアノバクテリア(普通にイカれた 隣人達)
どうも 昆布の化身です。
イカれた世界観で理解を飛ばし 文章能力の酷さで追い打ち そして 物語制作の酷さでトドメを刺すという素晴らしい作品になっております。
まぁ 我は ミドリムシが好きな変人なりってことですよ。
イカれたネタは全てボツにせずに使うタイプでしてねーなかなか酷い物品を量産するタイプの生命体なんすわ!
神話微生物 またの名をミジンコ神話と言われた。
微生物達は強き力を持ち人々に恩恵を与えていた。
そして ミドリムシから力を与えられ ミドリムシ教を作っている奴 その名は微動と言った。
「今日も暇だなぁー」
私はミドリムシ教で教祖をしているが 私以外の信者もいないため ミドリムシ一匹と私一人で ボロアパートに住んでいる。身体強化とエネルギー弾を授かった代わりにペットとして世話をするという契約を結んだ。
最強になると思っていたのだが… 歳は30前半 引きこもって運動を全くしていなかったために やっと一般人レベルの身体能力に上がったのだ 簡単に言うと私はクソザコというわけだ。
「メシはまだか〜!」
「へいへい できたぞ」
この謎のデカいミドリムシの好物が 野菜全般のお陰で キャベツともやし辺りでどうにかできている。どうやらキャベツとブロッコリーが一番好きなようだな。
一応身体強化はされたからな フリーターだ今は。
料理を経験したことのない私は 雑に皿に乗せられた野菜とコロッケを食べる。まぁ めちゃくちゃ辛いわけでもない 普通の生活だ なんかデカいミドリムシが居るだけで。
寝るか…
「一度寝る おやすみ」
「そうか!おやすみー!」
そして少しの間寝た時…
家の外で声がした。
「すいませーん!誰か居ますかー!」
寝起きになんだ…?こちとら早寝遅起きだから辛いんだが?
なかなか面倒くさい気持ちになりながら立ち上がり 扉の方に歩いていく。
女ならテンション上がるんだがなー 男かよ…そう思いながら扉を開ける。
「あ、 どうも はじめまして 最近横に引っ越してきた 古造と言います」
「はじめまして よろしくな」
歳は若いな… 多分一人暮らしか? ここらに学校は…あるかどうか分からんな。
「いやー すいませんね 他の所挨拶に言っても全く反応しなかったもので…」
「私以外あと一人しか 暮らしてないぞ? 大家に聞かなかったのか?」
「聞いてませんでしたねー もう一人いらっしゃるのですか?」
「一応居るぞ」
私はミドリムシだが もう一人はゾウリムシを信仰してる奴で正直私よりヤバイ奴だと思うがな…
「何処の部屋かわかりますか?」
「悪いが…行かないほうがいいと思うぞ?なかなか ストレートに言うとヤバイ奴だからな ゾウリムシ信仰してるし」
「あ!神話微生物ですか! それなら自分も信仰してますからねー シアノバクテリアを! 貴方は何か信仰してたり?」
めちゃくちゃグイグイ言ってくるな… 基本 別の微生物を信仰している者達は敵対し合うのだが… 言うべきか?もしかしたら 言った瞬間に戦闘始まるかもしれないからな ここはとりあえず…
「私は何も信仰していないタイプでな…」
「そうでしたかー ならシアノバクテリアオススメですよ! 世界を創り上げた神ですからね すごいエネルギーを貰えます!今なら 直ぐに契約も出来ますよ!契約したくなったら言ってくれればできますからねー!」
ペラペラ話し始めたな… 面倒くさいタイプか?
「お、おう… また考えておくよ それじゃあ よろしく」
「これからよろしくお願いします!」
そう行って帰っていった。
怖いなアイツ 問題児増えただけじゃないか まともなのは私だけか?
「なかなかヤバイ奴が多いな」
「お前もなかなかやばい奴だぞ他人から見たら!」
このミドリムシ会話できるけど なかなか毒舌なんだよなこいつ… なかなか辛辣だ とりあえずバイトに行くか。
私は外に出てバイトをしているところに歩いて向かう。
歩き5分といういい距離だ 運動不足の私でも問題ないレベルだ。
マーケットの品出しとかの 普通のバイトだ そしてその仕事をしていると ほかの店員の会話が耳に入る。
「最近 シアノバクテリアを信仰してる奴らが 破壊活動的なの起こしてるらしいぜ?」
「まじかよ! シアノバクテリア教って なかなか 人数多かったよな?このままじゃ 世界征服とかされるんじゃねぇの?」
「あり得るな…たしかに」
シアノバクテリア… 隣人じゃねぇか あいつもしかしてヤバイ奴か?というか だとしたら ザトウムシ信仰してる奴と殴り合いになってそうだな… うーわ 帰りたくねぇ…
そして時間が経ち帰り道。
野菜を何個か買って行く あのミドリムシは野菜しか食べないからな
すごく嫌な予感がした。
なぜだろうか全くわからないがとりあえず嫌な予感がした。
アパートが半壊していた。
いやなんでだよ まぁ 多分問題児2人のせいだろうが…
自分の部屋無事だな… 見て見ぬふりしよ。
とりあえず 自分の部屋に見て見ぬふりをして入りに行く。
「いや 無視するのかよ 一応俺と同じ神話微生物案件だろ?」
「なおさら嫌なんだが? 破壊規模的に私がでれるところねぇだろう? へい 今日の飯」
「おーキャベツか!ありがとよ!」
まったく このミドリムシはなかなか平和的なのにほかの微生物と信者ヤバイ奴しかいねぇ…
すると壁をぶち破って誰かが飛んでくる。
近所住み問題児一号 ゾウリムシ信者だ。
「くっそ…なかなか 強いな…」
「おい 何してんのてめぇ?」
「お!ミドリムシ野郎! いやーなんか よく分からんけど なんかよく分からん奴がよく分からんからよく分からん事してよく分からん事になってんだよ」
「説明終わってんなお前」
すると 天井をぶち破って もう一人降り立つ。
そう 最近きた問題児2号だ。
「まだ 意識があるか… なかなかのレベルだな」
「何してるんすか?」
「そうだな…縄張り争いって言ったところか…」
こいつら部屋破壊に関しては何も言わねぇの?非常識極まりすぎだろ。
とりあえず…
「じゃあ 自分はここらで帰らせていただきまーす」
これでとりあえず逃げる!面倒くさいから!
するとシアノバクテリアの奴が言う。
「お前ミドリムシ信仰しとるし 排除対象だが?」
うっわー面倒くさすぎんか?ハメ技やんけこんなん逃げ道無いんだが?
「こういう事だ このシアノバクテリア信者退治の協力してくれ 一応ミドリムシとゾウリムシは まだ 良好関係だろ?」
「信者? シアノバクテリア教祖だぞ?」
「いやどうでもいいしすごく帰りたいんだが?」
「ここお前の家だろ?だから帰るためにも協力頼むぜ!」
クソみたいな状況だなこれ こいつらの規模は多分なんか強キャラな感じだ多分 それに関してこちとら 一般人的力しか無いんだが?
こうなったら… ゴリ押し疾走!走って逃げる!!
壁崩壊のお陰でどこからでも逃げられる。
とりあえず逃げるしかねぇ!
そう考えて走って逃げる。しかしそこにほかの奴らもついてくる。
「なるほど 距離を取って勝利への道を見つける戦法だな? でも 背後のヤツ速いからすぐ追いつかれるくね?」
ついて来ないで欲しいんだがなー
すると背後の奴は謎の竜巻のようなものを飛ばしてくる。
「あぶねぇ!」
昔の身体能力だったらヤバかった!っていうか 昔の身体能力だったら もうバテてるわ!
「クソ!こっちも奥義を出すしか無いな!顕現ゾウリムシ!」
「ほう?さっきまでは本気ではなかったか…とりあえず 究極光合成砲!」
「ならこちらも!食胞の波動」
なんか 強そうな技だなー 何も持ってねぇんだぞ?こっちは
「なぁ ミドリムシ なんかあんな感じの事できないのか?」
「信仰されてる数とお前の問題で無量だな」
「やっぱり無理か…」
「でも 一応 ミドリムシ弾っていうエネルギー弾つかえるだろ?あれで頑張れよ技名つけろ!それでいけ!」
「無理やりだな」
そしてその2つの技は相殺し合って爆発を起こす。
互角って感じかなー 私必要なくね? なんか ゾウリムシのやつ 本気モード感あるし 去ってもバレねぇだろこれ。
「ミドリムシ野郎! 隙ができた時大技頼むぜ!」
相棒感出してんじゃねぇよ!
その大技が無いんだよ!
無理じゃボケェイ!
心の中の暴言3コンボしてしまった 冷静にならないとな この状況どうにかしないとな。
「味方任せかい? ん?」
一瞬で近づいて攻撃したが残像を残し避けられたのか?
「遅いな」
キックで蹴り飛ばし壁に叩きつける。
なんか2人で戦闘してるし やっぱり帰っていいよな?これ。
「これが… 繊毛だ!」
「繊毛による未来予知…なるほど そちらも本気ですか… いいだろう 俺も本気で行こうではないか」
なんか こいつらガチになってやがる 一応ここ アパート前の道なんだが?
「援護頼むぜ!ミドリムシ!」
はー???? 無理無理 何いってんだコイツ!
「うぉぉぉ!行くぞー!」
「かかって来な… シアノバクテリアのエネルギーに朽ちろ」
その瞬間 2人は激突する。まるで台風が来たかのような暴風が周りに吹いた。2人はぶつかって離れてを繰り返しているようだ。
私は思う何を見せられてんだ… 戦闘するなら勝手に2人でやってくれ 近所迷惑だ…
「ぐぁぁ! 今だ!やれ!…(やべぇ名前忘れたな…まぁいいかこれで)ミドリムシィィ!」
とりあえず私はなんか触れると爆発するエネルギー弾こと ミドリムシ弾を放つ。使える技がこれしか無いのである。
様々な方向からシアノバクテリア教祖のやつをエネルギー弾が襲い 爆発が起こる。
「やったか!」
しかし 食らったソイツは無傷で爆発の煙の中から現れる。
「え…?弱くね?」
そう 火力不足である。
「ミドリムシ野郎!もっとなんか!必殺技で頑張れよ!」
「いやいや 技ねぇからな?まるで有るかのように ずっと進めてたけど 技使えねぇんだわ」
「一応敵対側だが 攻撃力の無さに 心中お察しレベルなんだが?」
「主人公がトドメ刺す感じでこうなったから めちゃくちゃ気まずいぞ!どうするんだ!」
待て待て?これ悪くないだろこっちは! なんで勝手に気まずくなってるんだこいつら!
しかしその瞬間 ゾウリムシ使いのヤツはシアノバクテリアの教祖に向かってスナイパーライフルを頭に0距離でぶっ放す。
「だが この空気をありがとう そのお陰で 倒す事ができた」
「なんだこの展開は はじめからそれ使えや」
「ふっ… なんか この方が騙した感出てカッコいいだろ?」
「いや知らねぇよ」
しかし撃たれたしかも0距離だったのに 無傷で起き上がり キックで壁に叩きつける。
「なん…だと?」
「その程度で 攻撃が通るとでも?」
「このスナイパーライフルは全てを貫く最強の破壊力があるというのに…」
「おい!これ コイツの防御高いだけだから エネルギー弾の攻撃力弱いわけではないんじゃね?」
「いや お前の攻撃は普通に弱かった 防御固めてなくても大丈夫そうだったわ」
「あ、そうすか…」
蹴りで叩きつけられたが起き上がり構える。
「第2ラウンドか?」
「それができるほどにエネルギーは余ってるのか?」
「帰っていいか?」
ほんと面倒くせー奴らだこいつら… ん?これはさっきアイツの撃ってたスナイパーライフルか。
私はスナイパーライフルを持ち 構えて放つ。
その弾は呑気に話してるシアノバクテリア教祖のヤバイ奴の目にヒットした。
「グワァァァァ!」
「ミドリムシお前!防御高いからって目狙うとかクズすぎ! めちゃくちゃナイスゥ!」
たまたま当たっただけだがまぁいいか…
「ゾウリムシハイパーエネルギー 金的キック!」
「ウアアアアア!」
「お前のほうが極悪じゃねぇか」
「俺のスナイパーライフル パス!」
「へいへい」
スナイパーライフルをパスして渡す。そしてそれを撃つのかと思ったら。
「NO エイム力 アタック!」
普通にスナイパーライフルでぶん殴るという脳筋な攻撃によって シアノバクテリア教祖の奴は気絶した。
さてと家に帰るか…な… あ、そうだ… アパート壊滅してた!
「帰宅場所お前らのせいでないのだが?」
「俺も無いから仕方ないな!」
「いやいや 10割でお前ら悪いだろ!」
すると 一階から人が出てくる。ここの大家である。
「あ、気まず」
「お前らのせいだが?」
「今回も今回で派手にやったなぁー 一応テントあるから今日は3人でテントで寝てろ 明日には直しておくから」
そう行って立ち去っていく。
「いや その程度の反応なのかすげーな」
「私は一応最初の一人目だが 話によると 能力がこういう壊れた物を再構築できる系の能力らしいからな 破壊的な破壊しかできない お前らとは段違いだ」
「いや お前もミドリムシ弾とか言う爆発物しか飛ばせないやんけ って 無視すんなー!」
気絶したソイツはなんか危険そうだから テントの外で放っておいて とりあえずテントで寝ることにした。
次の日…
まるで何も無かったがごとく アパートは直っていた。
「直しておいたぞー」
「すげーな! それじゃ!ミドリムシまたな!」
「私の部屋には一生来るなよ?」
「君も大変だねー 問題児ではあるけど あの2人ほどではないから なかなかキツイわけだねー イカれた奴は強いからね もっとイカれて行けよ!お前も!」
「いやまぁ 良い感じの事言ってるように見えてなかなかめちゃくちゃな事言ってないか?」
「新しく来た奴は 部屋にぶち込んだからなーそれじゃあ 俺はまた帰るから なんかあったら頑張れよー」
こいつら話聞かねぇな… ほんと 大家も入れて問題児しか居ないんだなここのアパートは… ツッコミが追いつかん。ミドリムシお前ツッコミしてくれね?
「お前もまともじゃないのに 無理だなここは無法地帯として楽しんだけ 問題児」
「ひでぇ言いようだな…」
なんやかんやあったが シアノバクテリアの奴もどうやら住み続けるようだ。 まぁ 問題と言えば 家に入って来るなと言ってるのに 勝手に部屋に集まって くつろぐ奴が 一人増えた事ぐらいだ。
「王手!」
「いやお前そこから取れないからな?」
「ルール知らねぇけど なんか 駒操作して相手の王潰す遊びじゃねぇの?」
「脳内ゾウリムシお前 雑すぎだ!」
勝手に遊んでるし しかも何であんな仲良くなってんだ? なおさら私の部屋でやる意味分からんのだが?
一人だけの問題児だったのに 2人になったのか… まぁ 面倒くさい隣人が増えたな。どうやらここのアパートは問題児が横流しされているのかもしれないな。あと4部屋あるんだよなぁ 追加来ないことだけを私は祈ることしかできないものだ。
ここ読んでるってことは この作品を見たのか?というか見れたのか? 見れたのであれば ありがとうと共に よく読み切れたねという称賛を送りたい。
ありがとうございます。