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勇者一行を瞬殺

レクシィは気づいた

「この匂い・・・」

火薬の匂いに


バーン!

その時だった、港の別の方向から爆発音が聞こえた

その方向を見ると鎧を身に纏い武器を持った数百以上に集団

明らかに軍人と見られる奴ら

よく見ると尻尾や耳が生えてる・・・あれは獣人だ

ということは・・・

「アニマール王国の軍勢が攻めてきたぞ!」

やはりアニマール王国の軍人達だ

あの爆発もアニマールの軍勢が起こしたのだろう

目的は、このアトランティス国の侵略か?

どうやってここに?

「いったいどこから・・・」

「商船に紛れてたらしい・・・・どれも人間族所属の船だ!」

そういうことか、大方

国旗を他の小国に偽装したということだろう

それで、港の関所で検閲が始まる前に行動を起こしたと言ったところだろう

しかしまずい・・・こういう場合

「まさか手引きしたのは・・・・あなたたち」

「まずいな・・・・」

疑われるのは、俺達だろう

だがそんな時だった

助け船は向こうからきた

「勇者様が現れたぞ、恐れおののけ人間」

「俺様はアニマールの勇者、ライネルだ!」

ド丁寧に名乗りをあげて

こいつら馬鹿か

現れたのは獣人の勇者達だった

ご丁寧にも一人づつ名乗って言った


百獣の王ライオン種の遺伝子を持つ男勇者ライネル!

空の王様タカ種の遺伝子を持つ女戦士コンドール!

海の皇帝サメ種の遺伝子を持つ女武闘家シャクヤク!

最萌の姫ネコ種の遺伝子を持つ女僧侶ネーコ!


らしい

まぁなんとも日本の某RPGゲームらしい構成だ


むしろ、こっちとしては好都合だった

「加勢するぞ」

「無実を証明するいい機会だ」

俺達は、速攻でスィードラ達アトランティス国に加勢をすることを決めた

「暴れていいぞレクシィ」

「あら、話が早くて助かるわ」

レクシィとルージュとBJが前に出て、アニマールの一般兵士達を蹴散らしていく

スィードラは困惑していた

「あなたたち・・・本当に無実だったの?」

「ていうか・・・恐竜と話して友達になってるって噂本当だったんだ」

無理もない

いきなり恐竜と話してるとこを見せつけられたのなら

しかしこれで誤解は解けただろうか?

「まぁ・・・そうなる・・・信じられないだろうけど、今は信じてくれ・・・利害の一致でもある」

俺はなんとなく利害の一致で共闘「をもちかけてみる

「なるほど・・・そうか疑ってすまない・・・・」

「いやいい、今はこいつらだ」

どうやら上手くいったようだ

まだ半信半疑のようだが、今はそれでいい

後は行動で示していくだけだ


そんなやり取りの最中にも

戦いは続いていて

レクシィがライオンの勇者ライネルとかいう奴と対峙して戦っていた

「死ねや死ねティラノォ!」

ライネルは華美な装飾が施された服と剣を身にまとい

レクシィへ技術もへったくれもない魔力で強化された力任せな斜め一直線の斬撃を繰り出す

「死ね死ねうるさい、黙れ」

対するレクシィは、その剣をやすやすと噛んで受け止め、ライネルを壁まで吹き飛ばす

せめて縦か横に剣を振っておけばよかったものを・・・

「ぶべ!」

壁に叩きつけられたライネルは衝撃で腕を骨折したらしく

「いってええええええ!いっててえええよ!くそ!くそ!あの恐竜・・・・ぜってぇゆるさねぇ!」

めちゃくちゃ痛がってた

だが似非勇者の様子がおかしい、体が光初めている

ライネルの体が光に包まれ見る見る内にその容姿を変えていった

「はは、ははっはは、俺達には最終奥義「獣化」がある・・・これを見ろ!」

なんとライネルの姿が完全なライオンのそれとなってしまったのだ

これってやっぱり、理性がなくなるデメリットとかあるんだろうな

「これが獣化だ・・・見ろこの力、ティラノサウルスなぞ敵じゃ・・・・・・!」

レクシィは気にも留めず、ライネルを

「ふん」バク!

かみ殺した

「ぎゃああああああああ!!!!」

普通にしゃべってる上に、レクシィに瞬殺されたな・・・

対したことなかったな

いつの間にか他の二人(コンドルの獣人とネコの獣人)もBJとルージュにかみ殺されていた

「ひょっとして恐竜が傷つくと思ってた私が間違ってたのかしら・・・?」

「いや多分レクシィ達は特別に強いだけだ、ほら酸素ボンベなかったら多分負けただろうし」

ステファニーは頭に手を当てて悩んでいた

そんな時、まだ一人残ってるのに気がつかなかった

「まだだ、私はサメの獣人よ・・・・サメの獣化で貴様らを葬ってやる」

「知ってるか?サメは海でも陸でも一対一じゃ無敵なんだってな!人間に勝ち目はねぇ!」

サメの獣人シャクヤクは獣化して、海の中を縦横無尽に動き回る

流石のレクシィ達も海中にいれば手出しがしにくく、相手のヒット&アウェイ戦法での噛みつき攻撃に

なすすべがなかった

だけどそんな時

「それはどうかなぁ?」

スィードラの声が聞こえた、彼女はシャクヤクとは違いサメの背中に乗ってシャクヤクの背後に立っていた

「な・・・・・バカな・・・・どうやって・・・・・・」

シャクヤクは驚いた

後ろに立っていることだけじゃない

スィードラの後ろにも無数のサメがいることにだ

「へぇ・・・・じゃあそのサメを沢山操れる海竜族が最強ね・・・」

そうスィードラ海竜族とりわけ王家の人間は、海の動物の声を聞き操れることが出来るのだ

「そんなの反則・・・ああああ!」

獣人の勇者一行は全滅した

ついでに数百の軍勢もアトランティスの警備隊30名と恐竜と俺達で倒した

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