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俺と幼馴染は付き合っていないけど、仲良過ぎ、と誰も信じてくれない件

作者:久野真一
 俺、山下和樹には、幼稚園以前からの付き合いな、春山桃という友がいる。
 何かしら馬があったと言うか、とある出来事で仲が急接近したというか。
 ともかく、高校進学の時も、心細いし一緒の高校行こうぜ、なんてノリで
 今まで来てしまった。そんな俺達は、高校一年生で、今は初夏だ。

 しかし、俺と桃の仲がいいことは認めるんだが、いつも言われることがある。
 「仲良すぎ!」らしい。「なんで付き合ってないの?」と不思議がられることも多い。
 しかし、付き合ってないけど、巷の「恋人同士」がしてるらしいことは、大体してたりする。

 クラスメイトが関係を認めろ、照れてるだけだろ、などと言ってくるのが
 いい加減鬱陶しくなって来たので、桃と対策会議を開くことになったのだが……。
 そこで出た話題は、「私達にふさわしい関係性を」というもの。
 適切な名称を考える俺たちだが、正直傍から見たらどーでも良いだろう。

 でも、そんなどーでもいい日常を過ごすのが俺たちは好きなのだから仕方がない。
 ほんとに当たり前のように一緒に過ごして来たから仕方ないんだ。
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