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大魔王との攻防

勇者たちはいつになく苦戦する。

 大魔王の力は圧倒的だった、

誰もかなわない。


「勇者ぁーボロ雑巾のようだなあ!」

 ボロボロになった勇者が投げ出されると、

立っているのはサルシャ姫一人になってしまった。


「次は貴様の番だ! サルシャ姫!」

 (みんなの体力が回復するまでもつかしら!?)


 大魔王は慢心しているのか、

こちらの仲間のとどめまでは刺していない、

逆襲の機会を伺いながらも、仲間の回復に努めたい。

 サルシャ姫であった。


「喰らえメガバースト!」

「ボムズフレア!」


 爆風が押しあって、大魔王の魔法を防いだ!

「我が蹴りを食らえ!」

「防御結界!」

 鋭い蹴りが続けざまに入るが、

焦点化した結界ならピンポイントでガードできる!


「地獄の業火!」

 大魔王の口から炎が噴き出すと辺りを覆った!

「アイシクルシールド!」

 熱をあっという間に冷ましてしまう冷気の障壁を張って、

サルシャ姫は敵の炎を凌いだ!


「闇の波動!」

 サルシャ姫を暗黒属性の衝撃波が襲うが、

「ダークシールド!」

 サルシャ姫も元々暗黒属性、これは簡単に防げた。


「喰らえ大魔王の槍を!」

 大魔王がすばやく突きだした巨大な槍を、

「飛脚!」

 身体強化の高速移動で、回避し続ける!


「こしゃくな!」

 大魔王は怒りにかまけて槍のラッシュを加えてくる。

「あたりませんわ!」

 サルシャ姫はさらに分身の魔法を唱えてこれを回避する。


「槍がきかぬのなら、フンヌッ!」

 槍を振り回して魔王の衣の中に隠すと、

拳を構えて連打した。

「防御結界!」

 大魔王のラッシュをすべてピンポイントの障壁で、

凌ぎ切るサルシャ姫の五感は今最大限に引きあがっていた!


「バースト!」


「爆発魔法は我には効かぬ、む!?」

 しなる鞭が大魔王の両腕を縛ると、爆発が両腕を襲った!


「体に直接魔力を流し込めば!

 魔法防御の衣も役には立ちませんわ!」


「おのれ!」

 大魔王は上衣を脱ぎ捨てると、

筋骨隆々の上半身を見せつけて、

攻めの姿勢を続ける。


「バーストウィップ!」

 しなる鞭が大魔王の肌にあたる度に、

爆発を起こし、徐々にダメージを蓄積させていくが、


「こんなもの痛くも痒くもないわ!」

 大魔王は全身からオーラを発して、

ダメージを再生させる。


「はあはあ、どこまでも底なしの魔力ですのね!」


「我は無敵、無双! 究極! 極致! 極限だ!」


 大魔王はサルシャ姫に体当たり!


「じゃあ頂きますわ!」


「マジックドレイン!」

 サルシャ姫は大魔王の体当たりをすんでで躱し、

直に触れて、魔力を急激に吸収した!


「むうん!?」

「ここまで高まった魔力、頂いたのなら、

 こちらのものですわ!」


サルシャ姫は詠唱に入った。


「何をするつもりだ!?」



「フルエクスプロージョン!」


 サルシャ姫の必殺の魔法で、

大魔王城の天井は強大な魔力の柱ととも吹き飛んだ!



「サ、サルシャ姫」

「お姫様」

「そんな姫様!」

「姫さん!」


 勇者一行は爆心地のそばで、

地に伏しながら一部始終を目の当たりにした。


 そして、


「クックック!

 手こずったが、自らの魔力で死におったか!」


大魔王がそこにいた。

サルシャ姫は無事だろうか?

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