表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

勝利!マッスル〜全員死ね!〜

「嫌だ!何でも話す!命だけは!」

「もう、聞きたいことはない。コビを売ることしか能のない転生者よ、死ね!」

「あぎゃぎゃぎゃあああ!!」

マッスルの止めの一撃によって、ミスターXは死んだ。

「ギルドマスターの居場所がわかった。カーナビー」

マッスルは死体に背を向けると無線機に語りかけた。


☆★☆★☆


「ああ。国王の娘の件は任せてもらおう」

ガチャ――

男は通信を切る。

「これで我がギルドも――誰だ!!」

暗闇に男の声が反響する。

「お前がギルドマスターか」

天井から声!

「ほう…その声は」

ガシャアアアンッ!!!

マッスルの上からの奇襲攻撃によって地面が爆ぜ、あたりが砂煙につつまれる!!

マッスルの筋肉と物理的重力の合わせ技だ!!

「…やったか」

砂煙が現れるとそこには背を向けた男のシルエット!!

ソファに腰掛けたまま無傷!!

「思ったより早かったな。マッスル」

男は立ち上がるとゆっくりと出口に向かって歩き出す。

「待ちなさい!どこへ行く気!!」

マッスルの後から入ってきたカーナビーが男の後を追おうとする。

「待て!カーナビー!!」

「え?」

クラァアアアシュ!!!

カーナビーの目の前の地面が爆発!!

「くっ…!!」

飛び込むマッスル!

だが、間に合わない!!あたりは再び煙につつまれる!

「カーナビー!」

「安心しな、無事だよ」

そう、そこに現れたのは、カース!!

「俺もいるぜ!」

そして、【呪われし左腕】✝KILIKO✝!

「邪魔だ裏切り者…!」

バシッ!

「ぐはっ!!」

煙の中から現れた何者かによって、【呪われし左腕】✝KIRIKO✝が死亡!

「ここから先へは行かせないぜ!!」

三人の前に立ちはだかる男。

その声色が…人格が変わる。

「我が恩師ギルドマスターの命を守るのが四天王の使命だ。私は使命を全うするまで」

「「ここで死ね!」」

そう!彼らはヤイスとノーフ。二人でひとつの体を共有し、炎と氷を操る転生者ギルド四天王の一人!!

「俺の炎を喰らえ!!」

ノーフの腕から炎がレーザーのように直線を描き発射される!!

「炎なら私だって!!」

カースの炎!!

2つの炎が空中でぶつかり合い相殺される!!

「ここは私が!」

ヤイスの腕から氷がレーザーのように直線を描き発射される!!

「くっ!」

危うく炎で打ち消すカース!

「マッスル!!ここは私に任せて先へ!!」

マッスルは頷くと先へ走っていく。

「くっ!」

「逃がすかぁ!!」

ヤイス、ノーフは振り返ると、奥へ走り去っていくマッスル達めがけ攻撃!

「おまえの相手は私だ!」

カースの攻撃がそれを妨害する!

「ちくしょう!」

「しかたがない…」

「「相手になってやる!!」」


☆★☆★☆


「全くどこにいるのよ!!」

「そんなこというても…」

「ここはまるで迷宮です。詳細な情報がないのなら、これ以上ここにいるのも危険です」

ヴァイアとそのしもべ、ボージとロバーだ。

ギルドに攫われ、四天王となった男、ラキュラを探すために、彼らもギルドに来ていたのだ。

「次はあの部屋を見てきて!ほら早く!」

「へいへい…」

ロバーがドアを開ける。

その時である!!

クラッアァアアアアシュ!!!

ドアが弾け飛び中から現れたのは…

否!何も現れない!!

「ぐはぁ!?」

吹き飛ばされるロバー!

「一体何が…!?」

ボージは、外套の中からマシンガンを展開させあたりを警戒する。

「ふふふ…!」

なんということだ!ドアが立ち上がり、みるみるうちに姿を変えていく!

「俺は転生者ギルド四天王の一人、チェンジマンだ!!」

そこにいたのは全身銀色の男!

「四天王!?もう残りは一人ではなくって?」

「いなくなったから、今はヤイスとノーフ、ラキュラ、【呪われし左腕】✝KIRITO✝そして、そこにこの俺、チェンジマン様が加えられたというわけだ!

「では、あなたは他の四天王ーーラキュラの居場所を知っているのですか?」

「まあ、当然知っておるわ!」

「わかりました。では、尋問します!!」

ガチャン!ボージのマシンガンがチェンジマンを捉える!

「いつまで寝ているのですか?ロバー」

「まったくボージはんは…しかたない!わしもいくでぇ!」

ロバー起き上がると同時にマシンガンを展開!

「「ファイア!!」」

ダダダダダダダダダダダダ!!!

一斉掃射!!

だが!いない!チェンジマンの姿が消えている!!

「んな!?奴はどこに!?」

「ここだぁ…」

チェンジマンの声、それはヴァイアの背後から聞こえてきた!

「死ねぇ!!!」

「お嬢様!!」

ヴァイアを突き飛ばすボージ!!

ジャキンッ!!

「っく…!」

チェンジマンの銀色の体が目に見えるようになる。

そして、ボージの体を貫くカタナ!!

「ククク…!お前らがその小娘を守るためにいるってのは、お見通しなんだよ…!」

シャキン!

引き抜かれるカタナ!

ボージはその場に崩れ落ちる!

「ボージはん!!」

マシンガンを構えるロバー!!

「雑魚がぁ…」

チェンジマンの姿が消える!

「死ねぇ!」

次の瞬間!ロバーの目の前に現れたのはチェンジマン!

刀がその体を切り裂こうとするが、間一髪、バックステップ回避!

しかし、マシンガンが切断破壊され、爆発!

その衝撃でロバーがふっとばされ壁に叩きたつけられる!

「ぐは…」

「あとはお前だけだ、小娘!だが、ここで殺すわけじゃない!お前には来てもらわなくちゃなぁ?」

再びチェンジマンが消える!

周りを警戒するヴァイア!

ガキンッ!!

「ぐわぁ!!??」

その悲鳴はチェンジマンのものだ!!

「一体…!?なにがぁ!?」

バチバチと音を立てながらチェンジマンが姿を表す。

「イッタハズダ。ワタシハモドッテクルト…!」

「あなたは、あの時のロボット!!」

ボーシが声を上げる!

「ええい!!ロボットだろうがなんだろうが、関係ねえ!!さっきの攻撃もどうせまぐれ!二度目はねぇぞ!!」

チェンジマンの姿が消える!

だが!!

「ぐわぁあああ!!!??」

ロボットが空中を後ろ蹴りすると、悲鳴が上がり、吹き飛ばされたチェンジマンの透明化が消える!

「なぜだ!?なぜ見える!!??」

「赤外線センサーヲトオサイシテルカラダ!ドンナニ姿ヲカクシテモムダダ!」

「ちくしょお!!」

ロボットに飛びかかるチェンジマン!もはや姿を消そうとはしない!!

だが、姿を消せないチェンジマンなど、チャーシューの入ってないチャーシューメンだ!!もはや存在を否定されたに等しい!!

「グッハァアアゲホォオオ!!」

壁に叩きつけられたチェンジマンは力なく倒れた。

「さて、ラキュラの居場所を教えてくださる?」

歩み寄るヴァイア。その手には光の爪。


☆★☆★☆


ガツン!!

「ぐは!」

「ぐおお!」

凄まじい勢いの頭突きによって双方吹き飛ぶヤイスと、カース!

その瞬間!ヤイスの…ノーフの頭の中が激しく点滅し記憶がフラッシュバックする!

放課後の校舎の屋上!

「「付き合ってください!」」

同時に頭を下げるヤイスとノーフ。

二人の目の前に一人の人物。

逆光で浮かび上がったそのシルエットが目の前の敵に、カースに重なる!

「「そんなばかな!」」

二人は声を合わせると同時に現実に引き戻される。

「「おまえは…!」」

「え…?」

「なあ、俺だよ!」

「まさか、忘れたわけではあるまい。今は訳あってこのような姿だが…わかるだろう?」

「…誰?」

「俺だよ!ほら、屋上で…ぐわぁ!!!??」

激しい銃声とともに弾き飛ばされるノーフ!

「ごちゃごちゃうるせえ!!!」

クロードだ!!

「転生前の話か!?知ったことか!!邪魔する奴は殺すんだぜ!!」

「ま、まて、今、そういう流れじゃない!ここから、いろんなフラグが回収され…ぐわぁ!!!??」

激しい銃声とともに弾き飛ばされるヤイス!

「うるせえ!まどろっこしいんじゃ!舌噛んで死ね!!」

「「やめろおおおおお!!!」」

ガガガガガガガガガガガガガガ…!!!!

呆気にとられるカースの目の前でヤイス、ノーフは無残な蜂の巣と化した!!

返り血に染まったクロードがカースを振り返る。

「先に行くぜ!」

「お、おう…」

二人はマッスルの後を追って走り始めた。


☆★☆★☆


その頃マッスルは、ラキュラと対峙していた。

「ククク…また、会いましたねぇ?」

「そこを退いてもらおう」

返事を待たず殴りかかるマッスル!!

だが!

「ククク!わたしはこっちですよ?」

ラキュラの姿は大量のコウモリに分裂し、攻撃を回避!マッスルの背後て再び合体し元の姿に戻る!!

「キーッ!!」

その腕先が一匹のコウモリに分裂しマッスルに襲いかかる!!

「フンッ!!」

ぎりぎりのところで背を反らし回避!!

ラキュラはハカタ神拳の使い手、わずかな傷をあたえ傷口に塩をかけダメージを与えるその戦闘スタイルは、かすり傷であっても致命傷につながる!!

ぎりぎりの戦いだ!!

「フンッ!フンッ!フンッ!」

右!左!右!マッスルの連続攻撃!!

「ククク…!」

ラキュラはコウモリ分裂によって難なく回避!!

このままでは、攻撃を当てることが不可能!万事休すか!!

「無駄!!何度やろうと同じこと、わたしに攻撃を当てることはできませんよぉ?ククク!!そろそろおしまいにしましょう!!」

マッスルの攻撃をコウモリ分裂で避けると、そのままマッスルから遠ざかるように飛び、合体!

腕を広げ体を大きくそらす!

「キーーーーッ!!!」

その腕を体をそらした反動を利用し前へつき出すと同時に腕がコウモリ分解!!

凄まじい勢いでマッスルに向かっていく!まるで黒い銃弾だ!!

「くっ…」

マッスル、成すすべなし!!

このままやられてしまうのか!!

ズシュウ!!

マッスルの目前でコウモリは、煙のように消えてなくなる!!

「ぎゃあああああ!!!」

悲鳴を上げるラキュラ!!

「な、何者だ!?よくも、わたしの腕を…!!」

「ラキュラ…」

マッスルとラキュラの間に現れ、コウモリを消滅させた人物がつぶやく。

「やっと…」

その手には光の爪。

「迎えに来たよ」

ゆっくりと地面に座り込んだラキュラへと近づいてゆく。

「ヒッ!あ、あなたは…!」

「ラキュラ…」

「ヴァイアお嬢様…!!」

「もう、私を置いてかないでね…?約束して」

ラキュラの首筋に光の爪が触れる。

「わ、わかりました!約束します!」

「もし破ったら…」

「ヒッ、ヒィィィ!」

二人を背にマッスルは扉の前に立っていた。

「この先に」

「ええ、おそらく」

「行くぞ」


☆★☆★☆


「もうすぐ完成する…そうすればこの世界は私のもの」

暗闇に一筋の光が…扉が開いたのだ。

そこには逆光に照らされた逆三角形の超筋肉ボディのシルエット。

「マッスル」

「追い詰めたぞギルドマスター。正体を明かしてもらおう」

「いいだろう。冥土の土産にするが良い!」

バッ!

真っ暗な部屋にスポットライトが点灯し、ギルドマスターの謎めいたシルエットを照らし出す!

「なんてこと!?」

「お、おまえは!!」

「その通りだ…」

「サムライシャーク…!!」

サムライシャーク!!!

そう、サムライシャークである!!

「君がすべての黒幕だったのね!」

「そう、そして、ついにこの次元転送装置が完成する!」

「なんだと!?」

「今までの転生者はみんな私がこの次元転送装置の実験で呼び出したのだ。そして、今までのデータからいろいろなんかあれして、ついに完成!!ありとあらゆる世界から死者を呼び出し転生させ、無限の軍団を作るのだ!!ハハハハハ!!」

ウィーーーーン!!

起動音が鳴り響くと同時にあたりが明かりに包まれる!!

「集え!転生者よ!!召喚!!!」

あたりの空間が歪み次々とシルエットが浮かび上がると徐々にはっきりとした見た目になる!

そう、大量の転生者が召喚されたのだ!!

「さぁ、転生者よ!勇者たちよ!!我がギルドのために戦うのだ!!そこにいる筋肉の塊みたいな男は暴虐の限りを尽くす反逆者マッスルだ!殺せ!!」

「な、なんだ!?」

「う、うおおお!!!」

「くそ!うおおおお!!!」

最初は困惑していた転生者たちがマッスルに次々に襲いかかる!!

「フンッ!ハッーー!!」

「うわああ!!」

「ぐはああ!!」

いとも簡単に肉塊へと変えられてゆく転生者!!

なんたるバイオレンス光景!!

「見たか!われわれ勇者を殺す憎き敵!殺せ!!全力で殺せ!」

「「「ウォーーーーーー!!!」」」

バイオレンス光景とサムライシャークの演説の相乗効果により指揮が倍増!!!

一丸となった転生者たちが遅い来る!!

「フンッ!ハッーー!」

「ぐはああ!!」

「フンッ!ハッーー!」

「ぐはああ!!」

「フンッ!ハッーー!」

「ぐはああ!!」

「フンッ!ハッーー!」

「ぐはああ!!」

「フンッ!ハッーー!」

「ぐはああ!!」

「フンッ!ハッーー!」

「ぐはああ!!」

「フンッ!ハッーー!」

「ぐはああ!!」

「フンッ!ハッーー!」

「ぐはああ!!」

次々と転生者を殺していく!

だが、無限に湧き出る転生者に徐々に押され始める!圧倒的数の暴力!

「くっ…!」

ダダダダダダダダダダダダ!!

激しい銃声!

転生者が百人単位で死ぬ!

「ハハハハ!!死ねぇ!!」

クロードだ!

「クロード!?なぜここに」

「理由はないがムカつくからとにかく殺したい気分なんだぜ!!ヒャッハー!!」

「燃え上がれ!!ファイア!!」

クロードのあとからカースも合流!

転生者の勢いが徐々に弱まっていく!

「マッスル!あの機械が動く限り勝機はないわ!なんとか機械に近づければ!」

「わかった」

カーナビーを片手で掴み上げるマッスル!

カースとクロードの攻撃によって転生者軍にスキができる!!

「そこだっ!」

投げた!!カーナビーを装置にむかって投げたのだ!!

「なにっ!?やめろ!!女を止めろ!!」

狼狽えるサムライシャーク!

「させるかぁああ!!」

クロードの銃撃!

「ファイアぁああああ!!」

カースの炎!

「フンッ!!ハッーー!」

マッスルの筋肉!

転生者は成すすべなし!

「ならば私がっ…!!」

カーナビーに飛びかかるサムライシャーク!!

ガシャアアアンッ!!

「ハハハ!!」

「カーナビー!!」

だが!

「ハハ…は!?」

サムライシャークの攻撃を受け止めたのは、大量のコウモリ!!

刀にまとわりつき、攻撃を妨害!!

「小癪な真似を!!」

ガキンッ!!

そのまま刀を破壊すると、コウモリはひとつに集まり、姿を表す。ラキュラだ!

「よくも、裏切り者め!!ここで殺して…ぐおお!??」

背後からの攻撃!!

サムライシャークの鎧を貫通する光の爪!

崩れ落ちるサムライシャーク!!

否!サムライシャークの鎧だ!!

本人は無傷!瞬間的に鎧を身代わりにして回避したのだ!!

そして見よ!鎧を脱いだその姿を!

「君は…!!」

狼狽えるカーナビー!!

「右肩のジョー!いや、左肩のサム!?」

その禍々しい姿!右半身はジョー左半身はサム!!

「俺の真の名はジョーサム!!マッスルに殺されたが融合することで一命をとりとめたのだ!将来計画の邪魔になるであろう貴様らを排除するつもりが…」

「キーッ!!」

「くらいなさい!!」

サムライシャーク…否、ジョーサムの左右からヴァイアとラキュラの攻撃!!

だが!

「フンッ!!」

ジョーサムの両腕が筋肉によって二倍の太さに!!

バコムッ!!

吹き飛ばされる二人!!

「…おや、よく見ればおまえは」

ヴァイアにゆっくりと近づくジョーサム。

「ハハハ!こんなところで会おうとは!!」

ジョーサムの顔がぎこちなく笑う。

「見つけたぞ、国王の娘!」

「国王の…娘!?」

ラキュラが驚愕に声を上げる。

「ハハハ!これですべての準備は整った!!」

「無駄よ!装置は破壊したわ!」

そう叫ぶカーナビーの背後には煙を上げ警告アラートが鳴り響く次元転送装置!

「機械などいくらでも修理できる!そして、いま、娘を手に入れたことで国王との契約が果たされ、転生者ギルドは国家組織になる!」

「なんだって!?」

最後の転生者を焼き殺したカースが言った。

「つまり、この世界を裏から牛耳り、支配するのだ!!ハハハハハ!ハハハハハハ!!」

「そうはさせるか!!」

カースがジョーサムに向かっていく!!

「フンッ!!」

二倍の太さの腕で弾き返す!!

「ぐわああ!!」

吹き飛ばされるカース!

「そうはさせるか!!」

クロードがジョーサムに向かっていく!!

「フンッ!!」

二倍の太さの腕で弾き返す!!

「ぐわああ!!」

吹き飛ばされるクロード!

「残るは貴様だけ…復讐を果たす時が来たのだ!!死ね!」

「おまえが死ね!」

激突する筋肉!!

衝撃で半径500メートルが吹き飛び更地に!!

「フンッ!!」

ジョーサムの二倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

ジョーサムの二倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「ならば…!!ハアアアアア!!!!」

ジョーサムの両腕が筋肉によって三倍の太さに!!

「フンッ!!」

ジョーサムの三倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

ジョーサムの三倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「ならば…!!ハアアアアア!!!!」

ジョーサムの両腕が筋肉によって四倍の太さに!!

「フンッ!!」

ジョーサムの四倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

ジョーサムの四倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「ならば…!!ハアアアアア!!!!」

ジョーサムの両腕が筋肉によって五倍の太さに!!

「フンッ!!」

ジョーサムの五倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

ジョーサムの五倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「ならば…!!ハアアアアア!!!!」

ジョーサムの両腕が筋肉によって六倍の太さに!!

「フンッ!!」

ジョーサムの六倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

ジョーサムの六倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「ならば…!!ハアアアアア!!!!」

ジョーサムの両腕が筋肉によって七倍の太さに!!

「フンッ!!」

ジョーサムの七倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

ジョーサムの七倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「ならば…!!ハアアアアア!!!!」

ジョーサムの両腕が筋肉によって八倍の太さに!!

「フンッ!!」

ジョーサムの八倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

ジョーサムの八倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「ならば…!!ハアアアアア!!!!」

ジョーサムの両腕が筋肉によって九倍の太さに!!

「フンッ!!」

ジョーサムの九倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

ジョーサムの九倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「ならば…!!ハアアアアア!!!!」

ジョーサムの両腕が筋肉によって十倍の太さに!!

「フンッ!!」

ジョーサムの十倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

ジョーサムの十倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

マッスルは超筋肉で受け流…

「なにっ!?」

受け流せない!!

ジョーサムの攻撃によって体勢が崩されスキが生まれる!!

「フンッ!!」

ジョーサムの十倍右腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

マッスルに直撃!!

「フンッ!!」

ジョーサムの十倍左腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

マッスルに直撃!!

「フンッ!!」

ジョーサムの十倍右腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

マッスルに直撃!!

「フンッ!!」

ジョーサムの十倍左腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

マッスルに直撃!!

「フンッ!!」

ジョーサムの十倍右腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

マッスルに直撃!!

「フンッ!!」

ジョーサムの十倍左腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

マッスルに直撃!!

「終わりだあああ!!!!ハハッーー!!」

ジョーサムの十倍両腕パンチだ!!!

「ぐわあああああああ!!」

マッスルが吹き飛ばされる!!!

いや、マッスルではない!!

攻撃の瞬間にマッスルとジョーサムの間に入り込んだその正体!!

「きさまぁ…【呪われし左腕】✝KIRITO✝!!死んだはずっ!!」

「死んだのは俺の身代わり、【呪われし左腕】✝KIRI"K"O✝!俺は死んでない!

もう死ぬが、ぐはぁ…」

【呪われし左腕】✝KIRITO✝は死んだ。

「いまよ、マッスル!!」

カーナビーが叫ぶ!!

「ハアアアアア!!!!」

マッスルの両腕が筋肉によって二十倍の太さに!!

「フンッ!!」

マッスルの二十倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

マッスルの二十倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「ハアアアアア!!!!」

マッスルの両腕が筋肉によって三十倍の太さに!!

「フンッ!!」

マッスルの三十倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

マッスルの三十倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「ハアアアアア!!!!」

マッスルの両腕が筋肉によって四十倍の太さに!!

「フンッ!!」

マッスルの四十倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

マッスルの四十倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「ハアアアアア!!!!」

マッスルの両腕が筋肉によって五十倍の太さに!!

「フンッ!!」

マッスルの五十倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

マッスルの五十倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「ハアアアアア!!!!」

マッスルの両腕が筋肉によって六十倍の太さに!!

「フンッ!!」

マッスルの六十倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

マッスルの六十倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「ハアアアアア!!!!」

マッスルの両腕が筋肉によって七十倍の太さに!!

「フンッ!!」

マッスルの七十倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

マッスルの七十倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「ハアアアアア!!!!」

マッスルの両腕が筋肉によって八十倍の太さに!!

「フンッ!!」

マッスルの八十倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

マッスルの八十倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「ハアアアアア!!!!」

マッスルの両腕が筋肉によって九十倍の太さに!!

「フンッ!!」

マッスルの九十倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

マッスルの九十倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「ハアアアアア!!!!」

マッスルの両腕が筋肉によって百倍の太さに!!

「フンッ!!」

マッスルの百倍の右腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流す!!

「フンッ!!」

マッスルの百倍の左腕パンチ!!

「フンッ!!」

ジョーサムは十倍の筋肉で受け流…

「なにっ!?」

受け流せない!!

マッスルの攻撃によって体勢が崩されスキが生まれる!!

「フンッ!!」

マッスルの百倍右腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

ジョーサムに直撃!!

「フンッ!!」

マッスルの百倍左腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

ジョーサムに直撃!!

「フンッ!!」

マッスルの百倍右腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

ジョーサムに直撃!!

「フンッ!!」

マッスルの百倍左腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

ジョーサムに直撃!!

「フンッ!!」

マッスルの百倍右腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

ジョーサムに直撃!!

「フンッ!!」

マッスルの百倍左腕パンチ!!

「ぐはあ!!」

ジョーサムに直撃!!

「…終わりだ!!!」

マッスルの百倍両腕パンチだ!!!

「グゥウウウウウウ!!」

ジョーサムに拳がのめり込む!!

だが、耐える!!

「うをおおおおお!!!」

「グゥウウウウウウ!!」

「うをおおおおおおおおおお!!!」

「グゥウウウウウウウウウウウ!!」

「うをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

見よ!!マッスルの超筋肉の腕はいまや千倍!

一万倍!

十万倍!

百万倍!

千万倍!

一億倍!

十億倍!

百億倍!

千億倍!

千 億 倍 ! ! ! ! !

宇宙規模の衝撃がその拳に!一点に凝縮される!!!!

「グゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ…ぅぁああああがああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「うをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

凄まじい轟音とともに世界がホワイトアウトする。

ジョーサムは死んだ。

すべてが終わったのだ。


☆★☆★☆


「ここは…」

私は目を覚ます。

そこは、屋上…学校の…

「大丈夫か」

「おい、立てるか」

二人の男。

「俺のこと、わかるか?」

「ヤイス?それと、ノーフ」

「なんでかわかんなかけど、俺たち屋上で、寝ちゃってたみたいだな」

「転生してドラゴンに…バカバカしい夢を見たものだ」

「転生!?ドラゴン!?」

「ハハ!馬鹿みたいだよな!しかも二人揃って同じ夢見るとはよ!」

「もしかして、四天王になったりしてた…?」

「「え?」」

「なぜ…」

「なんで知ってんだよ!」

「わたしも夢の中で見たんだよ、わたしも四天王だった」

「おまえが…?」

「そう、夢の中だと、わたし男で名前は…」

「名前は…?」

「【呪われし左腕】✝KIRITO✝…」


☆★☆★☆


あの世界に転生し、そして、死んだ者たちは、死ぬ前の世界に戻った。

転生してからの出来事は夢として、いつか忘れてしまうのだろう。

だが、この俺は忘れない。

そして、またこの世界に混乱が訪れたなら俺は立ち上がる。


俺の名はマッスル。


異世界転生主人公をぶっ殺す男…


マッスル…フォーエバー…!



☆★☆Fin☆★☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ