海の街へ・・・そして決断へ・・・
やっと、到着。
少し内容がいつもと違うよ。
海の見える街、港町に到着いたしました。
「これが海か~」
キィトは目をキラキラさせている。
「あらあら、どうやら、少し探検してみたいね、なら少しデートしてみない?」
「えっ!?」
「あらあら顔を赤らめちゃって、可愛いわね♪」
「からかわないですださい・・・」
結局、私とアルナさんは港町を観光しました。
1日をかけて「海の話や、海の先に何があるか教えてくれました。」
夕方になって、
「そろそろ、宿屋に行く時間ね、じゃあ一緒に行きましょうか?」
私とアルナさんは手をつないで宿屋に行きました。
とても恥ずかしかったです。
まるで兄弟が旅をしている・・・そんな感じでした。
私とアルナさんは宿屋で一晩寝た後、
「さぁて、海に来たからには、次は、船ね・・・これからどうする?」
アルナさんが少しさびしそうな、顔で私に尋ねてきました。
「どうしたんですか・・・?」
「そろそろ、私は違う所に行かないと行けないの・・・、貴方と一緒にいたいけど、その場所はとても危険な場所なの・・・。」
「じゃあ・・・一緒に旅は・・・。」
「ごめんなさいね・・・」
分かってました。私はアルナさんに無理をしてもらってたのか?と・・・。
どうしよう・・・。
「じゃあ・・・」
アルナさんがその場から去ろうとするとき、
「待ってください!」
私は今までで一番の大声でアルナさんに言いました。
「私が一人前になったら、また一緒に旅をしてくれませんか」
今私に考えることが出来る言葉でした。
あれっ・・・涙が止まら・・・ない・・・?
目の前がにじんでくる。
「泣かないの・・・男の子でしょ?そうね、そのときは、私とまた一緒に旅をしましょ?」
アルナさんは私に駆け寄り、そっと抱きしめてくれました。
「じゃあ、このネックレス、上級の冒険者でも中々入手できない代物だけど、これを使って。」
アルナさんは首にかけていた、青色の宝石が装飾された、ネックレスを私に渡してくれました。
「ありがとうございます。」
「じゃあ行くわね・・・」
そうした後私とアルナさんは分かれました・・・。
詳しくは次回で!