まず向かう先は?
本日3話です。完結を目指してがんばります。
まず、私たちが向かった先は、近くの街でした。
街と言っても、畑が多く、村と違って、建物がすこし大きいだけ、
「まず、最初は聞き込みだな、」
「なぜ聞き込みなのですか?」
私はアルナさんに冒険者の基礎を教えてもらった。
「ギルドと言うのに所属していたら、それなりに仕事があるかも知れないが、普通の冒険者は、魔物の爪や素材を売ったり、街や村の人が困っているならそれを助けて、そのお礼に食料や、お金を貰うんだ、だけど最近の冒険者はギルドのほうが楽だからそっちを選ぶんだけどね。」
「そうなんですか。」
それから私は畑のお仕事をしている人に話を聞いて、畑のお手伝いをしたり、
アルナさんは武器屋で素材を売ってました。
そして夕方になると、
「今日は疲れました・・・」
私の体はもうヘトヘトで畑仕事をしている人の苦労が分かった気がします。
「どうだった?」
私はアルナさんニコっと笑ってこう答えます。
「良い経験が出来たと思います。他の冒険者さんもこっちの方が楽しいのに。」
「そういって貰うと有難い。私のやり方は少々古いらしいからな。」
私はアルナさんと宿を借り、今日畑仕事を手伝ったお礼のパンとリンゴを夕食にして寝ました。
(あしたはどんなことが待ってるんだろう・・・)
私は明日向かう場所が楽しみで仕方ありません。
本来冒険者は、戦って、それで生計を立ててると思っていますので、
(あくまで私の個人のイメージでは)
あえて、村や街に行って、お仕事やお手伝いをして、その人のお礼として、
食料を貰ったりする冒険者さんもいた方がいいかな?と思いました。
私の作品は、のんびりと旅をするのであまり殺伐としない作品を目指そうと思います。