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6 1/2 La Dolce Vita  魅惑の館へようこそ おまけ


何だかんだと La Dolce Vit(ここ) に通って数回。

クラーラご要望の『女性への接し方講座』も今日で終了した。

今はお茶の時間だ。

オフェリア以外の女性達も、たまたま体が空いていていたため、今日は娼館にいる女性5人とお茶をしている。

両手に花どころか、両手両足頭にも花が乗っている状態。

オフェリア、ヴェロニカ、マリアナ、ミリアム、ラドミラの5人が、今この娼館にいる花たちだ。


女性1人でも持て余すのに5人ともなると、僕はほぼ置物状態。

彼女たちの話に耳を傾けていた。


「わたし、聞いてみたんです。男の人が初めての時に持っていたい心構えを。」

「あ、あたしも似たようなことを聞いたわ。」

「色んな経験をした後だからこそ、今だったらこうする、というのがあると思いまして。わたくしも聞いてみました。」

「私も、初めて男子に贈る言葉は? なんて聞いてみたわ。」


僕をだしに何てことを聞いているんだ彼女達は……嫌な汗が噴き出てきた。

僕の気持ちとは裏腹に、楽しそうな彼女達。

顧客から聞き取ったらしいメモを読み上げ始めた。



くな、急いては事をし損じる

早ければいいってものではないからな

自分本位になるな、相手の望んでいるのはそれじゃない

勢いに任せて噛むじゃない、それは相手に同意を得てからしろ

跡をつけるならドレスから出てしまう場所は厳禁だ

酒は飲み過ぎるな 若さを過信してはいけない

爪の手入れはしているか?

力加減は大切だ



「ここに来ている方達も、昔は色々やらかし、いえ、あったのねぇ……」


女性達は、うんうん、なるほど、という感じで皆がうなずいたり納得しているようだった。


僕は先達の教えとして、しかと受け取った。

■人物紹介■


ユーリウス・アビーク伯爵  ー 亡くなった婚約者のレナータを忘れられなくて、愛は求めないという条件でクラーラと結婚。『女性への接し方講座』終了後は、オフェリアと茶飲み友達になる。

オフェリアの部屋に飾ってあった、ガラス工芸作家アルフレート・コゼル の作品が切っ掛け。コゼルの作品が好きで、自分も数点持っている。


オフェリア ー 金髪に緑の瞳を持つ美女。元貴族。家族に売られてきた。有力なパトロンがいるらしい。アルフレート・コゼルの作品を多数所持。パトロンが出資している


ヴェロニカ ー 元は他国の貴族。爆乳美女。


マリアナ ー 平民出身。平民の中では目立つ美しさだった為、周りで諍いが絶えず嫌気がさしてここに来た。


ミリアム ー 平民出身。下働きで小さな頃から娼館で働いている。顧客に乞われ、自分で納得した上で娼婦になった。


ラドミラ ー 元貴族。婚家から追い出されていた彷徨っていたところを娼館主マダムに声をかけられた。

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