神に殺されたけど舐めるなよ!!
初投稿です。初なのでかなり漢字などが間違えてるかもしれません、何かあったら御指摘お願いしますm(_ _)m
多めに見て欲しいです。
とある海が近い高校のとあるクラスが一日にして全員死んだ。
警察は不審死として未解決事件にお蔵入り、人を殺した神は他神に投獄され、謝罪として加害者の存在の所有権を彼らに与え、新たな人生を歩ませることを約束した。
・・・
1「それではこれより『能力』を決めていくよー!!みんな何がいいか次々言ってね?あ、私は風がいい〜誰か異論はある?」
「「無し」」
2「私は…料理、かな?異世界に行くとなると食料調達が難しくなると思う」
8「確かに、未知の食べ物なんて口にしたくない、それに飯沼さん料理得意だし」
13「なら律ちゃんはご飯担当だね〜」
3「次は俺か、俺は攻撃型がいいな、カッコイイの…う〜ん、あ、光源の役割として光魔法がいいかな?」
4「わ、私は…名前にちなんで花、で」
女子組「「可愛い〜」」
5「俺は…水で、水源も確保しなきゃだろ?」
男子組「クールだ……」
6「じゃぁっ!私は火が良い!火も大切ってテレビでやってた!!」
2「沢山料理が作れそうだ〜」
7「私は……霊で」
1「唯ちゃんらしい〜」
8「ぼ、僕は弓かな?」
7「弓道部のゴルゴが強化された...」
8「ちょっと!!」
5「気軽に喧嘩売れなくなったな」
8「クール役がボケたらダメでしょ!」
9「俺は雷がいい!早く走れるし動けるから!!」
10「僕は家かな?住む場所も大切でしょ?」
11「そうだね、うーん…春菜ちゃんみたいに名前にちなんで木かな?」
12「なら私は音だね!律ちゃん向こうに行っても沢山食べるからね!!」
2「沢山作るから大丈夫だよ〜」
13「私は〜浮く能力、浮遊がいいな〜みんなでお空飛んで世界中を〜旅したいな〜」
14「なら俺は天気だ!酸性雨なんて強いに決まってる!」
7「痛いぞ天助」
14「んだと!?この厨二病女!」
7「厨二病はそっちだろ」
2「はーい喧嘩はお終い、どっちもどっち、類は友を呼ぶからね〜」
4「それ軽く悪口では…?」
5「飯沼さん言う時言うよね、それ普通にバカにしてるんですけど」
15「う、うちは…皆が決めて、うちだけだと何時間もかかる……」
11「柳君私より優柔不断だよね」
1「はい!雷ッ」
9「それ俺が先に決めたんだぞ!!」
5「てかそれってどっかの星からやって来た鬼だっちゃ」
15「うち男だっちゃ……」
3「暗晦…あんまり無理して合わせなくて良いよ」
6「正治は何がいいんだよ」
3「え?闇だけど?」
「「うわぁ……」」
15「正治が言うなら……」
「最後は俺だな、そうだな—お前らの安否を確認したいから全員の安否が確認できる出席簿が欲しいな」
1「はい!これでみんな決まったかな?と言うわけで私達をころして囚われている神様!話ちゃんと聞いてたよね?…あぁそっか、喋れないんだった!舌を丸々引っこ抜いたから……」
2「私だってこんなお粗末な事はしたくなかったんですけどね〜、貴方があまりにも罵詈雑言が過ぎたので、これでも私は腕力が男性よりありますので引っこ抜くのなんてお安い御用なんです」
3「コイツらを…暗晦を敵に回したんだ、声帯まで取られなかっただけ優しいと思えよ」
「……」
(あぁ、可哀想に—遊びでコイツらを殺しただけで自身の権限を奪われるんだ、オマケに舌を取られるなんて俺なら意地でも息を止めて死にたいと思うね……まぁコイツは神だから死ねないか)
4「せ、先生?」
(コイツらを舐めた末路だな)
「あぁ、すまん少し考え事だ……。さぁ異世界に行く前に出席をとるぞ〜出席番号1番、安達薫」
1「はいっ!」
「2番、飯沼律」
2「はい」
「3番、神崎正治神崎正治」
3「はいッ」
「4番、菊池春菜」
4「は、はい」
「5番、斉藤巳波」
5「はい」
「6番、獅子月葉芽」
6「はいはーいッ!!」
「7番、唯鳴潔」
7「はい…」
「8番、近白勝」
8「はい」
「9番、名取雷斗」
9「はーーい!!」
「10番、新島真陽」
10「はい」
「11番、葉刺柚琉」
11「はいッ」
「12番、響音織」
12「はい先生!」
「13番、間中羽純」
13「は〜い」
「14番、三崎天助」
14「チッ、はいッッ」
「15番、柳暗晦」
15「は、はははははいっ」
「全員いるな〜、あぁ、忘れてた、皆最後にコイツの名前を決めて異世界に行くぞ〜」
『んん゛ん゛〜ッ!!』
「あぁ、口に貼ったテープを剥がしてやれ」
2「はい先生」
『ングッ!?いっはいッ!!』
「お前ら小学校の時に動物育てる時名前いるだろ?何がいいか決めようか」
『きはまはわへをはへはほほもっへいははる!!』
9「舌抜いたから何言ってるか分かんないな」
13「へにゃへにゃ喋らないでハッキリ話してよ〜」
2「早く異世界に行きたいので無難にポチは如何ですか?」
5「いやタマが良い」
1「珍しいね、巳波が意見を言うなんて」
14「俺はシンが良い!!」
7「ブッハッ!!マジかッ中学の知識が役に立ったなんて笑えるッ」
14「喧嘩売ってんのかよ!鳴潔ッ」
『ッ……』
【手を出す奴を間違えた…コイツらは悪魔か?我に手を掛けペット扱いだと?我は…我はッ】
1「はい!話し合いの結果は見た目がデカイ犬みたいなのでポチに決定致しました、異論はありますか?」
【ポチ……?我がポチ?そんなの嫌すぎる!!】
『ん゛ん゛〜ん゛ん゛〜ん゛ん゛〜ッ!!』
「はいはいペットの言う事は飼い主達の耳に入らないぞ〜、ほらポチ今度は手足をもぎどって俺らにずっと世話される体になりたくないだろ?飯沼の他にば怪力の生徒はちらほら居るんだからな?」
『ッ……』
「あ、泣いた」
1「あぁ〜!先生サイテー!ポチ泣かさないでよ可哀想だよ!」
6「ポチを泣かすなんて最悪〜」
5「クッ、俺はタマを押してたのに……」
4「う、うん……心配しようね」
2「よしよ〜し、今の発言は怖いね〜大丈夫、ポチが良い子なら手足をもがない、舌なんて少ししたら生えてくるからね〜」
7「ツッコミ不在ヘルプ」
『ッッ〜』
「「……」」
「コイツ顔良いから罪悪感半端ないの俺だけか?」
8「奇遇ですね先生、俺も罪悪感が——」
『おははふいは...』
2「向こうに行ったらお粥作るからね〜舌抜いたから当分柔らかい食べ物生活だね」
『へへほーほ』
こうして神を手懐けた御一行は異世界に向かったのだった。
不束者ですが宜しくお願いします