〜出会い〜
「……トーマっち……間違いなくトーマっちだ……ウバさん!どこに行けば会えるソ?」
コーラルもウバに縋縋るように詰め寄る
「ホホホ……スカイは「魔将校」になったらしいよ、帝都に行ってみるんだね」
「魔将校!?トーマっちが?……そっか〜……「ミミチ〜」と「グリムん」がいるんだ!あと「レイさん」も……――あっ!記憶が無いから「仲間」にしたんだ!むむむ、卑怯なり帝国軍!」
コーラルが珍しく的を得 たことを言っている
「ヨヨヨ、しかし「魔将校エドル・ブリーチ」が「セブン」を調べとるとなるとスカイは狙われておるかもしれん……スカイの弱点である「アンバー」を攫おうとしていたしな……」
「――!わたしが彼に迷惑を!?」
アンバーは不安気に落ち着かない様子だ
「トーマ様に関わってはる方達を全員保護して安全な場所におってもらうのんはどうやろう?負担はすべてビビ様が賄うてくれるさかい、一緒に帝都へ行ってくれしまへんか?」
アイボリーが提案する
「それいいね!みんなと合流しよっちゃ!」
半ば強引に全員を引き連れて帝都へ向かう一行、「コーラル」「アイボリー」「ブラウン」「アンバー」「ウバ」それに「ジャワ」と「リゼ」もウバの子供達なので連れて行くことになった
エリィ達は帝都で「セブン」に関する情報を手分けして聞き込みをしている
帝都は貧民街と違いとても広い、商店から飲食店などにも話を聞いて回るには一定の距離を保ちつつ三人バラバラに行動している
出てくる話はやはり「貧民街の英雄」という話ばかり、肝心な居場所などはまったく分からない
エリィは必死に声を掛けていく
「あの、少しお聞きしたいのですが「セブン」と名乗っている方のことを知っていませんか?」
「――!ひょ〜!」
――緊急事態発生!緊急事態発生!➖どうしたの!?サトエリ!インディゴが現れたの!?➖ただいま超絶美少女に話しかけられております!どうぞ!➖……アンタね〜バカじゃない?急に「脳内チャット」つなぐからびっくりしたじゃない!そんな事より卵を忘れずに買ってきなさいよ!➖こんな可愛い子がリアルに存在するなんて……わたし……➖アンタいちいち落ち込んでんじゃないわよ!買い物だけだからすぐ戻ってくると思って行かせたのに……もぅ……じゃあ早く帰ってきなさい……慰めてあげるから➖美々〜尊い〜!➖まったく!➖あっ……でもこの子が「セブン」を探してるって……➖ハァ〜?アンタそれさきに言いなさいよ!すぐに行くから待ってて!➖うん!……美々カッコいい……へへ……――
「……あの……大丈夫ですか?」
エリィがぼんやりしているエリを見て不思議そうに尋ねる




