私の名前は高槻紗夜
皆様、お久しぶりです。なろうとカクヨムでは強調点の扱いが異なっておりまして、絶望してしました。お元気でしたでしょうか?いよいよ、3章へ物語は動き出します!!!よければ、ブクマ、いいね、感想よろしくお願いいたします
『おめでとう。君は紛れもなく、ノルダーム遺跡を突破した。聖剣はそこにある。受け取れ』
「その前に…聞きたい事がある」
『ふむ…聞こうか』
「何故、俺をこの世界へ呼び寄せた?」
俺の言葉に竜王は、言葉を詰まらせる。
『…奴に勝てるのはお前だけだと踏んだからだ』
『…今は教えられない』
紗夜の言いたい事を分かっているのだろうか。竜王は間髪入れずに、俺の疑問に答えた…。
——聖剣を抜いた。
——その瞬間、身体が一瞬光り、力がみなぎった。
◆◇◆◇
『ステータス』
高槻紗夜
Hp200000/200000
Mp200000/200000
状態(覚醒)
称号 聖剣の担い手:聖剣の使い手
素早さ特大Up
赤竜王の友:赤竜王と常に話せる
炎魔法の攻撃力と威力が常にUp
緑竜王の友:緑竜王と常に話せる
風魔法の攻撃力と威力が常にUp
◆◇◆◇
『ヒロのオリジナル魔法…は忘れておらぬな?』
すみません…忘れてました…
——ハァ…『回復魔法』を取得しました。
『では…行け』
「はいっ!!」
俺はその言葉とともにノルダーム遺跡を出る。
◆◇◆◇
そして休まずに、足を進めて…ひたすらに家へ向かう。
寝ずに休まずに…ただ、ひたすら走る。
行きはあんなにも辛かったにもかかわらず、帰りはこんなにも身体が軽い。
——不思議だ。
そして、家へと到着する。辺りは暗くなってはいたものの…家の灯りは付いていた。
いつも通り、玄関の扉を開けて…
「ただい…ま?」
お母さんは、持っていた器を落とし、お父さんは、その場で固まっている。
えーと…てっきり叱られると思ってたのに…はっ、まさか死んだ者だと思われていた!?
「紗夜なの?」
「うん」
——その瞬間、2人が、私に物凄く強い力で抱きついてきた。
何度も何度も涙を流して…それに釣られて俺も涙を流してしまう…
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
——強くなったにもかかわらず、両親のハグはこんなにも私にダメージを負わせるんだな…。
その後、両親とこれまでの長い旅の事を両手で表現をしながら、美味しいご飯を口へと運び、お風呂で身体を念入りに洗い、温かなベッドで寝た。
ノルダーム遺跡では寝袋を使っていただけに、やはり家の快適さを思い出す。
どうやら、3日後には、聖スタレチア学院の入学式が控えていたらしく…ほんとにギリギリだった。
◆◇◆◇
翌日…私は沙織の家へと夕方頃に足を運ぶ。
心臓の鼓動が高鳴っているのがわかる。それでも、待ってくれていた人がいる…。
恐る恐るインターホンを鳴らす…出たのは沙織だった。
「ど、どちら様でしゅか?」
「貴方の愛しい人だよ」
「う…そでしゅよね?」
「さぁ…魔法の仕業かも…?」
その言葉を皮切りに、沙織が3秒もかからずに玄関を開け、私の胸へと飛び込んできた。
彼女は、何度も泣くことを我慢していたのだろう…私は、たくさんの雫を零す彼女を何度も強く抱きしめるのだった。
そして、彼女に案内され、部屋へと入る。
紗夜は深呼吸をし、今でも嬉しそうな表情を浮かべる沙織に向かい真剣な眼差しを向ける。
「君を貰いに来た」
「あっ…あっ…あぁ…」
彼女は泣き止みつつあったのにもかかわらず、また涙目へと変わる。
私の名前は高槻紗夜…そんな私の世界一好きな人は、花見沙織だ。
「私だけの人さおりになって欲しい」
その言葉と同時に、午前中に用意していた指輪を取り出し、彼女の前へと跪く。
指輪は、私がいない間のお小遣いと残りの旅費全てを使い込んでなんとか買えた代物である。価格は、それでも15万れん程である。
「ずっと…その言葉を待っていました…はい!!喜んで!!私の全ては貴方の物です」
花見遊助は、そんな、仲睦まじい2人の様子を扉の外から気づかれないようにそっと見守るのだった。
桜が咲くのと同時に…2人の甘酸っぱい恋は成熟し、桜が満開になった季節に…婚約が確定する。
その後の高槻紗夜と花見沙織の行動は知らない。
ご想像にお任せするとしよう。




