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赤竜王との和解

よければいいね、ぶくま、感想ください。後前半部分修正しました。

 …強くなって調子に乗った瞬間、赤竜王にフルボッコにされた高槻紗夜たかつきさやです。


 俺は、大敗を喫したにもかかわらず、なぜか今も生きています。


「あの…なんで私は、生きてるのでしょうか?あの大火傷はそう簡単に治らないと思うのですが…」


 そう…あの焼けただれた皮膚などが全て完治していた。


 つまり、何も辛くない…それどころか、むしろ力がみなぎっているのだ。


『ワレノチヲノマセタカラナ』


 えぇ…なんかやだぁ…でも、あのままだと包帯まいたままで、どこかの呪い高専の方のように、ロボットを操る形になるのも嫌だ。ここは、むしろ感謝すべきだな。


「ありがとう…なんで負けた私を助けてくれたの?」


『マサカダガ…ヌシハワレニカトウトシタ?』


 あっれぇ…お、おっかしいぞぉ…眼鏡をかけた少年が電動スケートボードで、駆け付けてもおかしくない衝撃的な言葉が赤竜王から発せられた。


 とりあえず、顎の方に指を押し当てて、この遺跡の管理人らしき者との会話を思い出す。


◆◇◆◇


『まっ…ルールは至って単純だ…出てくる魔物を倒すなり【なんなり】すれば、勝手に扉が開かれる』


◆◇◆◇


 あー…確かに、そう言ってましたね…。コニソン君、事件は君が来る前に俺が解決してしまったよ。


 って事は…さーやも別に勝ったわけではないのね。いや、勝てるわけないか…。


『ナマエヲナノッタアトニ、ワレヲマンゾクサセルコトガデキタラ、ツギヘ、イカセテヤロウトオモッテタ』


 いや…私とんでもないことやらかしてるよ。


 赤竜王さん、意外と穏便だったじゃないか…。


「ごめんなさい」


 こう言う場合、変な理屈を捏ねるより素直に謝る方がスッキリする。


◆◇◆◇


 前世の時もそうだった。


『ミスをミスと認めなかった人に待つのは孤独である』


 商社時代に教訓にしていた事だ。


◆◇◆◇


『ヨイ、ワレハヌシヲミトメタ、ソシテキニイッタ、ワレノカゴヲウマクアツカエ』


◆◇◆◇


『ステータス』


高槻紗夜

Hp34000/34000

Mp240000/240000

状態(健康)

     

称号 聖剣の担い手:聖剣候補者である。聖剣のところまでたどり着けば、所有者になる資格があると認められる。


   赤竜王の友:赤竜王と常に話せる

        炎魔法の攻撃力と威力が常にUp


◆◇◆◇


 えぇ…最後のアレのおかげで、本来なら、加護はもらえなかったけど、貰えちゃったって感じかな。


 しかも、赤竜王と常に話せるとか、すごすぎる。命を賭けた甲斐はあった。


「いつか、あなたをもっと楽しませれるように強くなりますっ!!」


『キタイシテル。ホレ、イケ?』


「はいっ!!」


 赤竜王に背中を見守られ、私は61層へと足を踏み入れた。


 61層 ハイゴブリン共の集団か。少しだけ、身長伸びたね?


◆◇◆◇


『ステータス』


『ハイゴブリン Hp40000/40000

        Mp40000/40000』


『ハイゴブリンメイジ Hp20000/20000

           Mp60000/60000』


『ハイゴブリンナイト Hp70000/70000

           Mp10000/10000』


◆◇◆◇


 なるほど…身長だけでなく、少し強くなった…。まぁでも、さようなら。


『炎魔法 爆炎業火インフェルノ


 今までは、赤い炎だったのが、黄色の炎に変化していた。おおっ!!すごい!!


 当然、ハイゴブリン達は、跡形もなく消えていた。


 彼女は、殲滅モードへと変わった。


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