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密会

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誤字報告あればどんどん教えてください。


私自身も見つけ次第行っています。



 紗夜は、むくりと身体を起こし周囲を見渡す。


 遺跡の空間に時計などが、当然あるはずがない。


 それに付け加えれば、外の空間と違い、太陽等で見極めることさえ不可能である。


 そのため、どれくらい自分が、寝てたのかといった情報を掴むことができない。


 しかし、俺にはそんな事よりも確認したい事がある。


 それは、睡眠によって、減少していたHpMpは回復するのか?という事だ。


 俺自身は、昨日の疲労は取れていると自信を持っていえるため、もちろん回復してると思ってる。


 しかし、RPGのように『回復薬』と称するアイテムのチート効果により、何の代償も払わず、悲鳴を上げていた身体が、突然復活!!みたいな展開も俺は、この世界に住んでいた事がないため、その可能性もありえなくは…ないと思っている。


 乙女ゲーマーをしていた頃は、そういった『薬草』『ポーション』『エリクサー』みたいなのは、なかった代わりに、『回復魔法』の存在があった。


 それを行使できたのが…俺の知る限り『主人公』だけだった…。


 だからこそ、主人公には、後の戦闘において、協力してもらいたい面もあるが、事と次第によっては、共闘は、難しいだろう。それに、主人公に口説かれでもしたら、アレルギーなども発症しそうだ…


 それに、主人公が、このゲームをプレイしていたのかさえ、定かではない。


 敵側のキングと呼ばれる者は、邪道うらわざに手を打ってきたあたりゲーマーな上に、かなり、やり込んでいると思われる。


『恋愛ラブスター』には、主人公自身も強いが、それ以上にメインヒロイン達は、一人一人に終盤の高校生編あたりで覚醒ルートが存在する。


 覚醒ルートに入れば、それぞれのモチーフ武器が、取得可能となるため、回復魔法抜きの条件ならば、主人公よりも強い。


 そして、俺は、世界での各メインヒロインのモチーフ武器が、眠っている場所を把握している。


 現に、ノルダーム遺跡なんかは、まんまその通りで、俺のモチーフ武器が眠る場所だ。


◆◇◆◇


『ステータス』


高槻紗夜

Hp2000/2000

Mp20000/20000

状態(健康)

     

称号 聖剣の担い手:聖剣候補者である。聖剣のところまでたどり着けば、所有者になる資格があると認められる。


◆◇◆◇


 寝たら、やはり回復していた。満足である。


『あ、あのー…起きたなら、そろそろ始めませんか?なんなんですか?やっと、目が覚めたかと思って、安堵していたら、呆然とした目で、上を見上げて、硬直する行動やめてもらえません!?すごく怖いんですけど!?』


 …敬語さえ使えば、煽っていいと思ってるのかなぁ。


『貴方の覚悟を問う分野の問題です。この世界に貴方の前世の恋人りなちゃんが貴方と同じ状況に陥っています。…情報提供感謝してくださいね?じゃ…沙織ちゃんと里奈ちゃん助けられる方が1人だとすればどちらを助けますか?』


『1.沙織ちゃん

 2.里奈ちゃん

 3.両方見捨てる』


 え?そんな…嘘だろ。


 こいつは、どこでそんな情報を得ている?いや…そんなことより…何者なんだ。


 2人とも、俺が心から愛する人だ…。選べるはずがない…。


——言葉の面部分のみを鵜呑みに囚われないで


 え…両方見捨てる…?だとすれば終わり…いや、そうか。その後、両方助けに行けばいいのか。


「3」


『へー…意外と薄情なんですね?ちなみにどうしてか理由を聞かせてもらっても?』


「見捨てた後、助けに行けばいいだけだ」


『…30層でお待ちしております』


 まーた、あの茶番が始まるのか…俺は、肩をすくめて扉が開かれたので奥へと進んで行った。


◆◇◆◇


??????


 きちんと私の言った意図に気づいたのね。


 良かった。


 彼は、間違いなく歩みを止めずに真っ直ぐにこちらへ来るだろう。


 私が、彼を時に助言し、見守れなくなる日も近いのかもしれないわね…。


『あんたはそう思わないの?柄にもない。いくらあの方の頼みだからってラストボスを引き受けちゃうなんてさ』


『来るさ。だって、あいつは…だからな。』


 2人は、高槻紗夜もろほしひろがここまで辿り着くのを心から待っているのだった。


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