R15 強襲 5部作幹部
誤字脱字ありましたら修正いたします。いつも報告助かります。よければブクマ、いいね、感想ください!!
迂闊だった。
確かに、テッドリーウルフやダンダラーベアには、常に注意をした。
しかし、遊助さんの残してくれていたメモ帳に頼りすぎてしまった。
——更に、沙織の事もあったのだから、イレギュラーを想定して動くべきだったのだ。
「君ぃ…すっごく強いね…でも、器は出来上がってないみたいねぇ…?それでいてぇ…すっごくかわいいわ〜♡きゃはっ♡どうせ殺すなら、食べてからでもいいよねぇ〜?わたしたちぃは君をぉ…人形にぃ…加えてあげてもぉ…よかったんだけどねぇ?私達のキングがぁ…覚醒した瞬間に、ここにぃくるだろうからぁ絶対にぃ殺せってぇ…うるさくて…ね?きゃはっ♡でも、ほんとにきてびっくりぃ〜君は今、どんな気持ちかなぁ…?」
そして、忘れてはいけなかった。
敵側にも俺と同じ憑依者でかつ攻略情報保有者がいる可能性があったことを
◆◇◆◇
時は、少し遡る。
ゆっくり寝たおかげか、体調が、大分回復した。
しかし、疲労からかいつものように、日が昇るのと同じではなく、やや夕日が、こんにちわを仕掛ける前の15時程だろうか?そのくらいに、起きる羽目になってしまった。
あまり時間を掛けたくなかった俺は、慌てて頂上を目指す。
すると、不思議なことに、テッドリーウルフはおろかダンダラーベアも遭遇する事がなく、円滑に、頂上まで登り切る事ができてしまったのだ。
頂上に登り切る頃には、月が出ていた。
今宵の月は満月か。
そして、目の前には、5mは軽くありそうな岩の扉がある。整備は、当然されておらず、扉の周りには、苔があちらこちらに生えていた。
手の甲あたりの温度が高くなり、慌てて自分の右の手の甲を確認する。
すると、手の甲には、聖剣を象った紋章が、いつの間にか浮かび上がっており、そこから白い光が出ていた。
そして、更に紋章と呼応するかのように、扉も同じように光を出していた。
これが『聖剣の担い手』か…。
ここで聖剣を手に入れて沙織の元へ帰るんだ。
そう決意し、足を踏み入れようとした時、悪寒が俺の全身を襲う。
「キングがぁ…言ってたのは貴方のことねぇ…?♡」
その言葉とともに、銀髪のポニーテールで紫の瞳をし、露出度がやたら高いメイド服をきて、全体的に小柄な体型…そして、その背中には、体格に見合わず、大きな鎌を携えている破廉恥な女が、俺の目の前に現れた。
◆◇◆◇
「さぁて…とびっきりの可愛い子だからぁ特別に自己紹介をぉしてあげるぅ…さっきも言ったけどぉ…殺しちゃうのはごめんね?気持ちよくしてから殺してあげるからぁ…きゃはっ♡悪魔十柱の夢魔王よぉ♡」
『ステータス』
『測定不能です』
破廉恥女の言葉を聞いた途端…身体中に痺れが生じる。
悪魔十柱……5部作のラスボスの幹部クラス
出し惜しみはなしだっ!!!
『炎魔法 爆炎業火』
格上相手に、呑気に魔法名を宣言するのは、命取りである。そのため、俺は手を後ろに隠しエネルギーを貯める。
「だ•め•よ♡そんな怖い魔法を撃ったら」
こいつ…
いつのまに…全く見えなかった…
その声と共に、右手で首を固定され…左手を俺の胸に手を入れられ…乳頭をまるで、まるでおはじきを飛ばすかのように何度も指で弾かれる。
その度に、全身がビクンッとなる。
「抵抗すれば…すぐに殺すからぁ…ね?」
知らない…!!こんなの知らない!!
なんで身体が勝手に動くの…!!
そして、徐々に身体が熱くなってきてる。
「きゃはっ♡媚薬が効いてきたみたいね…お姉さんに全てを委ねなさい」
「んぐっ…」
その直後、紗夜は、彼女に唇を犯し尽くされ、涎が系の様に、つーっと垂れていて、目が虚になり、徐々に力が奪われる。
「きゃはっ♡もう骨抜きになっちゃった…いただきまぁす♡」
それじゃ下腹部へと手が伸びていき、挙げ句の果てに、パンツの中に手を入れられ…
終わった…そう諦めかけた時に
——しっかりしなさい。だらしないわね。あの子とあの子のお父さんとなんて約束したの
え?
——あんたはなんで死にかけてまでここにきたの?
——また、大切な人を守れずに終わるの?
『さーや大好きっ』
——ごめん。それといつもありがとうお陰で目が覚めたよ、さーや
「雷魔法 サンダー」
「きゃはっ♡おっかしいなぁ。確実に堕としたはずなのにぃ〜もぅ〜」
俺は俺と破廉恥女ごと痺れさせた
「とりあえず、お前に言いたい。私のファーストキス返せエェェェェェェ」
「プハッ…ファーストキスって…ファーストキスって…今更感半端なくて超面白いじゃん!!きゃはっ♡」
俺は至って真面目に主張しているのに、何故か破廉恥女が笑っている。しかし、これは絶好の機械であり、俺は、その場から全力で離れる。
初級魔法では、この時間の足止めが限界だっ…
それに身体が熱くて仕方ない…
多分あいつは、夜に特化しているタイプだと思う。だから、太陽が昇るまでの間が勝負っ!!!
絶対逃げ切ってやる…!!!
◆◇◆◇
「遊ぶ時間はないかなぁ…あーぁ…残念…太陽が出れば…私の性質上、退くしかなくなるんだもぉん…」
背中に背負っていた鎌を持ち上げ、鎌の先端を舌舐めずりをし、
「惜しいけど、始めよっかぁ…狂楽宴を」
妖艶な笑みを浮かべて彼女は、ぽつりと呟いた。




