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方言版 太宰治 火の鳥  作者: かんから
光を浴びて
58/79

②昔話

 長火鉢()へだでで、老母(ばっちゃ)は瀬戸の置ぎ物だんた( ̄\)綺麗さ、ちっこく(/\)(ねま)っで、伏目がぢ、やがでしゃべる(/\)ことさ(/\)、――あれは、わの()(ふと)息子(わらす)で、あった(_/)化げ物みんた男ばって()、だばって()わは()信ずちゃあ()


あいの(/\)父親(とっちゃ)は、こどすで、あげで(_/)、七年めえ()に死んだ。まあ、昔自慢すめぐせえ(/\)ばって()、父のまみし(/ ̄)頃は、前橋で、ええ、国は上州だんず()、前橋でも一流中の一流の割烹店だ。


大臣も、師団長も、知事もろ()、前橋であすめ()るどぎ、必ず、わら()のえさ(\/)、きまっちゃあ()。あのごろは、いがっ(/ ̄)た。わも()むった(_/)()、張り合っで()、身()粉にすてけっぱっ(/\)だ。


ばって()、あえの(とっちゃ)は、五十のどぎ、まね()あすめ(/ ̄)()()えまってろ()、相場だよ。いぐ()ねく()すの()()えかった()ふっど(_/)気づぐ(あさま)は、なんも(_/)ねえ()。きれがん(/\)だ、さっぱ(_/)()めごい(/ ̄)きゃ()(とっちゃ)は、みなさ面目ねばってろ()

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