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方言版 太宰治 火の鳥  作者: かんから
女優としての成功
52/79

④褒めちぎりやがって

まぶい(/ ̄)じゃ()。」助七は、(まなご)()細めで、「初日の評判、おめ()新聞で読まねがったが? センセースョン。大センセースョン。天才女優の出現。ああ、にた()じんな( ̄\)。ほんとだべさ()わの()とこだば、梶原剛氏()劇評すがったばって()どが()、あのじっ(_)ちゃ()涙ば流すてばす(\/)、オリガの苦悩(へずねさ)()、この女優にかっ(/\)しかへ(/\)らぃだ(/\)、と、なんぼろ(/\)たんげ(/\)じっ(_)ちゃ()()、まいっで()まった()。どれ、どれ、拝見。」


背後のドア()そっと細めにあげ、舞台()覗いで、


「何が、こう、貫禄どでも、しゃべっ(/\)るんた()のあったばって()まるっ(/\)ど、別人だんた()。ああ、退場すた。」


ドア()ぴたど(/\)すめで、青年(わげの)(つら)()ぢらど(/\)()で、おかし(/ ̄)けに()笑い、


めぇ()! 落ちついちゃあ()な。あいづは、まだまだ、大物()なれる。じゃわ(_/)めぐわ()ー。んだら(/\)、あいづは、おかな()がんね()(めんた)はんで()な。」

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