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方言版 太宰治 火の鳥  作者: かんから
うけるー。私なんかの為に
32/79

③ばれている

 三木は、うぬ(_)だぐっ(/\)だ。わでね(_/)感じで、頬がほてっ(/\)た。こいづ、なんでも知っちゃあ()


やずね(/\)野郎だ。んだ()、相手()なったる。わっ(_)きゃ()おめ()みてえ()な奴は、めてくねえ(/\)じゃ。はん()つけ()してえ。だばって()、最後に聞くばって()おめは(/\)、さぢよ()、どうすだ。」煙草の火っこ消えてら()。消えちゃあ()その煙草()、すぱすぱ吸って、指はぶるぶる震えてら()


「どうすも、こうすも()えよ。」こんどは、助七のほうが、かえって落ちづいだ。「いまに居るとこ()ぶっちゃげで、わあは(/\)わあの(/\)仕方すかだでまでに(/\)すんだ。いが()。あの(めのこ)は、わでなげぃば、まね()んだ。わあ()ふとり(/\)ばす()知っちゃあ()おめえ(/\)は山の宿で、たった一晩、そればす()手がら(つら)()、ぎゃあぎゃあしゃべっ(/\)ちゃあ()。あどは、もう、おめ()なんかさ鼻もひっかけねえべし()。あいづは、そった(_/)(めのご)だ。」


 三木は()わず(くびた)こまっ(/\)た。まさに、そんだ(_/)もなも(/\)

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