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24,Qそれはなんの騒ぎでしょうか?Aなんでしょうね?

 ヒエンさんがドロンしてから1日経った。

 つまり2日目です。

 ちょっとだけ期待してたんだけど、やっぱり帰って来ませんでした。


「主、ポーションが残り二箱になったよ」

「じゃあ作んないといけないか。コガネちゃん、店番お願い」

「うん」


 日中は、ヒエンさんが買い物に行っているくらいの認識に切り替えて仕事をしている。

 だってその方が落ち着くし。

 そうしてないと身が入らないんだし。


 謎の言い訳をしながら作業部屋にいくと、ビンの箱の上に畳まれたメモが置いてある。

 ……デジャブ。

 今度はなにかな。


【ハーイ♡アオイちゃん♡


 私がいなくなって何日目でここに来たかしら?

 前半に来たとしたら売れ行きは上々ってことね。

 私はいつも残りが二箱になったら作るようにって言ってるものね。


 まあ、今それはどうでもいいわ。

 このメモにはビンと薬草の発注用の値段と量を書いとくわ。


 ⚪︎薬草……2袋、100ヤル

 ⚪︎ビン……100本、200ヤル


 残り何日かはわからないけど、頑張ってね☆

 あ、発注用のお金は薬草の箱の上に置いておいたわ。


 ヒエン】


 ウッス。頑張ります。

 メモを再び畳みながら頷いて、改めて箱を開ける。

 ……おや。ビンの残りが少なくなっているようだ。

 ヒエンさんは気付いていたのかな?

 箱の中身は確認せずにメモだけ置いていったのかな?

 多分、箱の中身は見なかったんだろうな。


 とりあえず、ビンを買い足さないといけないな。

 残り数がこれだけあれば今作る分には問題ないが、ポーションは作り始めると長い。


「……うーむ。これは、先に注文に行くべきでござりますな」


 メモをポケットに入れて、薬草箱の上のがま口を確認する。

 さすがヒエンさん。300ヤルがぴったり入っている。


「コガネちゃ〜ん。ちょっと出かけてくるね」

「?行ってらっしゃい。主、気をつけてね」


 どこに行くのかと目で聞かれたので、ガラス工房行ってくる〜と報告してから店を出る。



 さて。行ってきました。

 注文してきました。

 3日くらいで届けてくれるそうです。


「いやあ、良かった。無事に終わった」


 言いながらのんびりと表通りを歩く。

 ふと横を見てみると、5メートル先くらいに人だかりが出来ている。

 なんだろな〜。

 南区は割と色々やってるからな〜


 だが今回はなにやら様子がおかしい。

 いつもなら、人だかりの中心には旅芸人とか、大道芸人とかがいるのだが。

 ……あれ?大道芸人と旅芸人って同じ?


「おい!ヤバイぞ!」

「警備兵呼べ!」


 なんか、本格的にヤバイっぽい。

 どうしよっかな。

 ……いや、どうするもこうするも、直帰一択でしょ。


「おい!抑えろ!」

「ヤバイぞ!あっ!そっちの子!逃げろ!」


 ……え?

 あ、ちょっと、こっち来た!?

 なにあれ!二足歩行するトラがこっち来た!!

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