第11話 再会
「へぇ、雅人くんがね。って私そのときのことは覚えてるよ!」
奈津は、また笑う。
「ははは!そうだっけ?」
僕もお久しぶりにおもいっきり笑う。
「ねぇ、早くゆずに逢いたい。」
奈津は、いきなり真剣モードになった。
「わかった、ここから近いし。」
僕達は、また手を繋いで家へと向かった。
家に帰ると、ゆずがリビングにいることに気づいた。
「あーーーー!!!!!やっと帰ってきた!!・・・・・・なっちゃん?」
ゆずは、いきなりのなっちゃんの帰宅にびっくりする。
「ゆず・・・そこに座って。」
僕は、ちょっとお父さんになれたきがする。
「はい。」
ゆずはおりこうに座った。
それに続き、奈津も座る。
「ゆず・・・実はね。俺と奈津は、ゆずのママとパパなんだよ。」
「・・・・え?」
ゆずは、少し驚いてる。
「修ちゃんとなっちゃんは・・・ゆずのママとパパ???」
ゆずは、立ち上がり僕らの間に座った。
ゆずはすごく嬉しそうだった。
「じゃあ、ゆず!一緒に寝ようか!!」
奈津は、自分の子どもと寝るのが夢だったらしい。
「先に寝てて!やらなきゃいけない仕事があるから!」
「はぁーい!」
ゆずは、奈津の手を取り寝室に入った。
僕は別の部屋で書いていた。顔を上げると、窓からきれいな海と浜辺がみえる。
浜辺は、星の形といわれる砂があるらしい。僕は、1度でもいいから奈津と行って見たかった。
でも、その夢もかないそうだ。
何時間たっただろう。うとうとしていると、ノックが聞こえた。
「・・・・修ちゃん?」
奈津は頭をひょっこり出し、無邪気に笑う。
「わ!どした??」
僕はいきなりのことで驚く。
「・・・寝ないの?」
「うーん・・・・どうだろうなぁ。宿題あるし・・・。」
僕は奈津に山ほどある夏休みの宿題を見せた。
「そんなに?」
「うん・・・。やってなかった証拠。」
僕は少しやらなかったことを後悔した。
「ねぇ、修ちゃん。」
といきなりの甘い声。
「ん??」
「私・・・修ちゃんと一緒に寝たい。」
後ろから抱きしめてきた。
「・・・・うん。」
昔から大胆なのは変わらないらしい。
でも、一緒に寝るっても同じ布団では寝たことは1回しかない。
2人で愛したときしか・・・・。
僕の部屋にはもう1つベットがある。
いつもそこで寝てしまうから。
「ねぇ・・・修ちゃん?」
僕は奈津に背を向ける。
「ん?何?」
「私・・・なんか寂しい。心が・・・すごく寂しい。なんかぽっかり穴があいている感じ。
修ちゃんは・・・私がいなくても・・・おもわなっかた?」
僕は急に奈津がほしくなってきた。
「奈津・・・体・・・しんどくない?」
僕はいちお体を気にした。
「うん。」
僕は心は決まった。
僕は静かにキスをする。
どんどん深くなっていくキス。
手を洋服の中に侵入させていく。
人生2回目のSEX。しかも、それは僕が1番愛している女。