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009:博物館でのこと 4



 展示室の中央に人だかりができている。ざっと二、三十人といったところだろう。今日の夜間イベントの集客はまずまずのようだ。

「これの準備が一番大変だったんだ。呪文札を発動する最初期の魔導機関」

 エルウィが得意満面に語った直後、人だかりの中から重低音が響いた。リンナは息を飲んで歩き出す。


(これは……)

 今日の昼に搬入されていたのはこれだとすぐに分かった。

 金属製の箱で、腰ほどまでの高さがある立方体。天面には細長い穴が切り取られており、さしずめ貯金箱や投票箱のような見た目である。

 リンナは首を伸ばして、列の後ろからその姿をまじまじと見た。

(これが、すべての魔道具の原点、魔導機関……)


「こちらの機械が作られたのは、およそ百五十年前と言われています。名称と使い方をご存知の方はいらっしゃいますか?」

 はいと手を挙げて、顔を真っ赤にした少年が口を開く。

「これは魔導機関で、魔術を自動で使うための機械です」

 正解です、と学芸員が頷く。まばらな拍手のなか、解説の学芸員は白い手袋を嵌めた両手で傍らの台から銅板を取り上げた。


 手のひら大に延ばされた銅板が、照明の光をうけて暗褐色にきらりと光る。

「こちらが、魔導機関で魔術を使う上で重要となる道具――呪文札です」

 銅板は角の取れた長方形で、装飾的な縁どりや文字が刻まれている。文字は現代のものとは異なり、全体的に古めかしい。

 この文字は、呪術に使われる言葉と非常に近い時代のものだ。

(機械は百五十年前のものだけれど、呪文札は二百年以上は昔のものみたい)


 リンナは目を眇めて呪文札を注視する。

「かつて魔術の自動化が始まるより少し前、呪文はこうした銅板で管理されていました。これを手に持って力を通すことで、魔術を実行する仕組みです」

 学芸員は呪文札を握り込む仕草をみせたが、何も起こらなかった。

「もちろん、現代では魔術を自分で使うことはまずありませんし、わたしも自分でこの呪文札を発動させることはできません」


 言いながら、学芸員が流れるような手つきで鉄の箱を指し示す。

「魔導機関は、よく紙巻きオルゴールなどで喩えられます。この機構がひとつあれば、様々な銅板を読み込み、あらかじめ記録された術式を何度でも同じように再現することができます。この仕組みが、皆さんの生活の至る所で使われている魔道具の、始祖といわれています」

 凹凸の少ない機械の表面に、よく目立つ切り欠き。ちょうど呪文札の幅と一致する。

「それでは、これから魔導機関の実演を行います」

 これが今回の目玉だと分かって、リンナは思わず列の隙間に体を滑り込ませた。


 これはすごい。大して何もしていないエルウィが鼻高々になるのも頷けた。……百年以上も前の魔法を、この目で見ることができるなんて!

 数十分後に待ち受けているアルラスからの説教も忘れて、リンナはわくわくと身を乗り出す。

 まずまずの集客だと思ったけれど、これでも少ないくらいだ。リンナが来てからも数人の来館者が列の後ろについていたが、五、六人のことである。

(百人くらい集まったって不思議じゃないくらいの企画だわ)

 目を輝かせて身構えるリンナをよそに、学芸員の口調は滑らかだ。


「この呪文札は、都が今の場所に移される前の古いお城で使われていたもので、きらきらとした明かりを放つ呪文が刻まれています」

 目を凝らして呪文を読み取ろうとするが、札を持つ指が邪魔をして途中が読めない。が、たしかに説明通りの呪文が刻印されているようにみえる。

「照明を落としてください」

 合図を受けて、展示室は二呼吸ほどの時間をかけ真っ暗になった。明かりは学芸員が手に持ったごく小さなライトだけで、それも手元を照らすためのものである。


 暗闇の中で来館者たちは自然と身を寄せ合い、限界まで抑えた囁き声が隙間風のような音を立てた。

 鈍い金属音ひとつが響き、呪文札が機械にあてがわれたのが分かる。

 リンナは『暗視』と口の中で呟き、指の腹でこめかみを一度打った。暗いところで目が利くようにする呪術である。

 途端に漆黒だった展示室は薄暗い室内に見える。

 白い手袋だけが、やけに明るく、暗闇の中に浮いていた。

 呪文札が足元からゆっくりと飲み込まれる。リンナは一歩踏み出し、刻まれた呪文を凝視した。当時の魔術師が組み立てた呪文を一言一句漏らさずに読みたかった。


(それほど複雑な呪文じゃないわ。ええと、機械の上に光を浮かせて……)

 空気がゆらりと動く気配がする。

 同じような呪文が刻まれた呪文札は、以前に別の資料で見たことがあった。

 魔導機関の周囲に、いくつもの「輝き」を発生させる魔術である。

 熱心に呪文を読解していたリンナは、ふと息を止めた。

(これ、ちがう)

 気付いた瞬間、心臓を冷たい手で撫でられたような悪寒が走った。


 似た形で分かりづらいが、字がひとつ違う。語源が同じ別の単語だが、これでは意味が違う。

(これじゃ、「輝き」じゃなくて、「破裂」だわ)

 単語がひとつ違えば、発動する魔術が変わってくる。

 ……いくつもの「破裂」?

 もし今見えた呪文がほんとうなら、これから、部屋ひとつ吹き飛びかねない爆発が起きるのではないか?

 数十人で魔導機関を囲んでいる状態で、だ。

 状況を把握すると同時に、血の気が引いた。


 魔術が発動するのは、呪文札が完全に読み込まれた直後である。

 だめ、と言おうとした。吐いた息が音になる刹那、学芸員の手が、呪文札を頭まで押し込んだ。

 考える前にリンナは両手を打ち鳴らして叫んでいた。

『伏せて!』

 判然としない視界の中で、見えない大きな手で押されたように周囲の人間が一斉にしゃがみ込む。

 ぶわりと髪が逆立ち、腕に鳥肌が立った。


 数秒、時間がとぶ。

 ――次の瞬間、凄まじい破裂音とともに、目も眩むような閃光が炸裂した。

 右手側の壁一面にあったガラスケースが弾け飛ぶ。天井から吊られていた照明が音を立てて破裂する。

 悲鳴は轟音にかき消された。


 爆風で足が床から引き剥がされ、壁に全身を打ち付ける。肺から押し出された空気が、喉笛で音を立てる。


 床の上に崩れ落ちて、リンナは呻いた。

 どうして、ただの博物館の展示で、こんなことが?

 歯を食いしばって、リンナは目を細く開ける。

 照明は魔道具の実演の際に落とされたままで、辺りは暗闇だった。暗視の呪術で闇に適応した両目が、先ほどの爆発でくらくらと痺れている。

 何も見えず、何が起こったか分からない状況で、来館者や職員らは芋虫のように床の上に縮こまっている。


 老若男女の悲鳴に混じって、四方から不穏な物音がしていた。

 大きなものが軋んでいる。頭上から細かな塵や埃が降ってくる。どこか遠くで、材木が破断する音がする。

 リンナは両手を踏ん張って頭を上げた。顔を歪めて目を見開く。

 残像が陣取る視界の中で、展示室の壁や天井に大きな亀裂が走るのが見えた。


 壁にかけられていた絵画が傾いている。

(あの絵は……)

 頭の片隅で、こんなときに不釣り合いな知識が動く。

 昔の王の肖像画だ。

 描かれているのがアルラスの兄だと気付いたとき、ふと、その横の空間に違和感を覚えた。

 焦点の合わない目を細めて、リンナは体を浮かせる。



 壁に、文字が書いてある。

 二行に渡る文章の、下段だけがみえた。


(……なんとかが、「ご挨拶」……「申し上げる」?)



 読み取ろうと体を起こしたとき、ひときわ大きな音を立てて壁の亀裂が広がった。

 壁が崩れようとしている。

「逃げて!」

 甲高い声で叫んで、リンナは立ち上がった。吹き飛ばされたときに捻ったようで、右脚の付け根がずきりと痛んだ。

 リンナの声で呪縛が解けたように、凍り付いていた面々が体を起こす。我に返った職員が廊下へ続く扉を開け放つと、四角い光が展示室内に射し込んだ。


 大人は子どもを抱え上げ、動ける者は我先に、取るものも取りあえず走り出す。

 最後の職員が戸口から転げ出た直後、音を立てて展示室の天井が崩落した。粉塵が舞い上がり、ゆっくりと柱が倒れる。

 壁の一部は外へ弾け飛び、ぽっかりと開いた空間から夜空が覗いている。冷たい風が音を立てて吹き寄せる。

 歴史ある博物館が、あの一瞬の爆発で、見る影もなく破壊された。


 リンナはよろよろと二、三歩下がると、階段の手すりに縋りついた。

「なに……なにが、起こって、」

 機械を操作していた学芸員は、尻餅をついたまま呆然と展示室を見る。


 青ざめた表情に嘘はない。これは予想外の出来事なのだ。

 魔導機関は問題なく動いた。想定と違っていたのは、呪文札に刻まれていた文字である。

 不注意による事故?

 実演に使用する呪文札の手配を、間違えた?


(壁の文字は、なに?)

 リンナは我に返ると、再びよろめきながら展示室へ近寄った。出入り口は落ちてきた瓦礫に塞がれ、中に入ることはできない。


 文字が書かれていた壁も、今ほどの崩壊で潰れてしまったようだ。

(最初に入ったときには、あんな文字なかった)

 路地裏じゃあるまいし、展示室の壁に直接文字が書かれることなんてない。


 前半は読めなかったが、「ご挨拶申し上げる」と書いてあったように思う。

 状況から考えれば、犯人が名乗りを挙げたとみるのが自然だ。

 これは不慮の事故などではない。何者かが意図して引き起こした事件である。

(人が死んでもおかしくない……いえ、人を殺すつもりでやったんだわ)

 非常事態を知らせる警告音がやかましく鳴り響く。方々から集まってきた職員らが、大きな声で来館者を階下へと誘導している。


 戸口のところに片手をあて、足の痛みに顔を歪めながら考えた。

 文字が書かれたのは、実演のために照明が落とされて、室内が真っ暗になってからのことだ。

 部屋が暗くなってから爆発が起きるまでの間、ひとの出入りはなかった、と思う。外に繋がる窓はない。扉が開けば明かりが漏れるから、分かる。


 つまり、今ここにいる来館者のなかに、壁に文字を書き、この事故を引き起こした犯人がいる。

 獣のように姿勢を低くして振り返った。頭を庇いながら、周囲を窺い、怯えた表情で玄関ホールへと降りてゆく人々を睨みつける。

 不自然な動きをする人間はいないか? 眉をひそめて一歩踏み出した直後、列を抜けて脇の通路へ吸い込まれる人影があった。


「そのひと、捕まえて!」

 リンナは叫んで駆け出した。進行方向にいたエルウィが、顔を上げる。

 彼は咄嗟に手を伸ばしたが、すんでのところで指先は空を切った。

 え、と声を漏らして、エルウィは腕を差し出した姿勢のまま凍り付く。その隙に逃亡者は姿を消した。

 階段を一段飛ばしで駆け下りると、リンナはエルウィの横をすり抜ける。


 長い渡り廊下は別館へ続く連絡通路である。左右に大きな窓が並び、夜の庭園を見渡すことができる。

 夜間の開館では別館は立ち入りできないようになっており、廊下は消灯されていた。

「待ちなさい」

 声を発すると、そのひとは通路の先で振り返った。瞬間、リンナは慄然として立ちすくんだ。


 言葉はひとつもなかった。

 白いマントを頭から被り、暗がりからじっとこちらを見て佇立している。

 目深に被ったフードが影を落とし、顔は窺えない。裾は足元まであり、肌は指先一本さえ見えなかった。

 年齢も性別も分からない姿に、リンナは唾を飲む。

 よく似た姿を、つい数分前にみた。そのときは、絵画の中だった。


 とても自分の目が信じられない。

 油絵に描かれるような、伝統的な呪術師の姿が、そこにあった。

 興奮、驚愕、そして恐れが入り交じった汗が、額からどっと吹き出る。


(……呪術師は、すでに滅亡したはず)

 二百年前、とある呪術師が王の弑殺を試みた。

 しかし目論見やぶれて、呪術師たちは厳しい弾圧の憂き目に遭い、ほどなくして滅亡した。

 この地上にいる呪術師は、自分ひとりしかいない。そう思っていた。


 いつの間にか雲は押し流され、月明かりが窓の高い位置から降り注いでいる。

 そのひとが立ち止まったのはほんの一瞬だった。音もなく身を翻すと、庭園の遊歩道へ続く出入り口を開け放ち、すばやく外へと走り出した。

 一拍遅れて、リンナも腕を振って駆け出す。

 洒落た外灯と植え込みの間を縫って、目にも留まらぬ速さで走ってゆく。必死に追いすがりながら、リンナは指を鳴らした。


『硬直!』

 息も絶え絶え、呪文を唱える。逃亡者の足は止まらない。

 呪術が届く距離には制限がある。もっと近づかないと発動しない。

 気がつけば、人気のない橋のたもとまで来ていた。捻った足が痛む。ふだん全力疾走をすることのない身体が悲鳴を上げている。肺がずきずきと痺れて、周囲の音も遠ざかる。

「待ちなさい!」

 リンナは再度叫び、息を詰めて足を速めた。


 ついに観念したか、相手は橋の中ほどで歩調を緩める。こちらを振り返るのが、動作で分かった。

 舟運のために本川から引き込まれた水路の上である。幅員も狭い小さな橋だ。この先は川岸の倉庫街で、とっぷりと日が暮れたこんな時間帯には誰も近寄らない。草むらの中から虫の声が立ちのぼるばかりである。


 今なら声が届くと思った。

 等間隔に並んだ街灯の下で、互いに睨み合う。

 リンナも足を止め、慎重に距離を詰める。

「ねえ……」


 あなたは誰? 呪術師なの?

 どうしてあんなことを?


 いくつもの質問が駆け巡る。しかし、リンナが言葉を見つけるより早く、欄干に手が乗せられた。

 あっと声を発する間もなかった。


 石畳を踏んで、ふわりとその体が浮く。まるで羽のように、白い裳裾が広がる。

 欄干を乗り越えて、川へ飛び込もうとする。

 吸い寄せられるように手を伸ばしていた。欄干に渡された桁を踏んで伸び上がる。

 たしかに布に指先が触れた。手繰り寄せる。

 一陣の風が吹いた。あるいは幻覚だったかもしれないが、重要ではなかった。

 白い月明かりが自分の前腕や指先、そして呪術師のマントを照らし出した。


 眼下の水面に、自分の影が映っている。身を乗り出しすぎた。

 浮遊感に臆するいとまもなく、リンナは目を見張る。

 確かに掴んだのに、あるはずの手応えはなかった。腕が弧を描き、マントは旗を振るようにはためいた。


(なに、)

 目の前に雪か花びらが舞い上がったと思った。

 そこにいるはずの呪術師は瞬きのうちに消え失せていた。

(これは、なに)

 大きな布の向こうには、ただ空間と白い灰だけがあった。割れた風船から紙吹雪が現われるみたいに、跡形もなく消えてしまった。


 灰はあっという間に風に散らされ、宙に消えてゆく。

(人が一瞬で消えるなんて、ありえない)

 鉄の臭いが鼻先を掠めた気がした。直後、リンナは冷たい水の中へ石のように飛び込んだ。

 波こそないが、流れが速い。横から殴られたような衝撃が全身を襲う。

 真っ暗な水の中で、リンナは身体をむちゃくちゃに捻って暴れた。靴が脱げ、鞄が肩から抜けて流されてゆく。



 頭が水の上に出た瞬間に、口を大きく開けて息をする。髪が顔に張り付き、前が見えない。

 だから見間違いだったのだろう。

 ひとつ下流の橋のうえに、こちらを見下ろす白い人影があった気がした。

 驚いてもう一度確認しようと思ったときには、ふたたび水中に引きずり込まれてしまう。

 水を飲み、意識が遠のく。上も下も分からずに流されてゆく。

 それでも、この白いマントだけは決して放さないと、リンナは必死に右手に力を込めた。


 左手の指先を柔らかくくすぐる感触に、リンナは懸命に指を開き、触れたものを握り込んだ。

 川岸の草むらから水面に垂れる葉先を掴んだのだ。濡れた草のへりに流れ着き、激しく身を絞って咳き込んだ。

 しばらく、指先一本動かすこともできなかった。地面の上に横倒しになり、ぜいぜいと息をする。

 ややあって、頭上から強い光が射し、リンナは呻いて上体を起こした。握りしめていたマントは水でもみくちゃになり、よれて上半身に絡まっていた。


 川沿いの道路の上に、光の点がいくつも浮いている。目が慣れると、大勢の人間がこちらを覗き込んでいるのが見えた。手持ちの魔法灯を向けられているのだと、一拍おいて理解する。

 助けが来た。誰かが通報してくれたのだろう。

 安堵した途端に、寒気が襲う。リンナは震える手を伸ばして、ことの顛末を話そうとした。

「いま、橋の上で――」

「本当にこのひとで間違いありませんか? このひとが、博物館を襲撃した?」

 厳しい声に、リンナは押し黙った。険のある女の声だった。けれど、その内容が、さっぱり理解できない。


「はい」と別の声が答える。こちらは聞き覚えのある声だった。

 呆然と振り仰いだ先に、エルウィがいた。

 束の間、思考が停止する。

 彼は必死でこちらを見ないようにしながら、隣にいる誰かに向かって答える。


「間違いありません」

 ……私が、博物館を襲撃したって?

(このひと、自分が何を言っているのか、分かってるの)

 考える間もなく、足音が近づいて両腕を掴み上げられる。乱暴に腕を捻られて、リンナは悲鳴をあげた。


「あ、でも……待ってください!」

 エルウィが声を上げるが、平坦な声は「続きの話は署で伺います」と応える。

 やり取りが聞こえたのはそれまでだった。背後で両手を拘束され、馬車に投げ込まれて、それどころではなかった。


 次から次へと状況がめまぐるしく変わり、もはや何も分からなかった。

 分からないけど、なんだか、自分が犯人ということになっている気がする。

 また咳き込みながら、目の前が暗くなる。リンナは考えることを放棄して、ぐったりと座面に頭を預けて目を閉じた。


 瞼の裏に、白い布に身を包んだ姿が焼き付いていた。


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