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プロローグ 大罪人ミネルヴァ・マーズの手紙 序

9万字弱です。

毎日一話~投稿です。

最後までお読みいただければ幸いです。


 ハンネス・ボル殿

 ライザ・ミール殿

 

前略

 未だ混沌の中にいるであろう其方の時間的猶予を鑑み、早速本題に入らせてもらう。 

 先日私――ミネルヴァ・マーズが起こした一連の虐殺事件は、我らが最愛の友であるアポロ・ウルカスの推理により、見事解決へと至った。

 彼の推理は理知的で矛盾なく、限られた時間における素晴らしい働きであったことは言うまでもない。

 

 しかし、彼の導き出した真相には誤りが存在する。

 本状を作成した理由は、事件を起こした張本人であるこの私がその誤りを自ら訂正する為であり、彼の真摯さに対する裏切りを懺悔する為でもあり、これから起こりうる未曾有の事態を警告する為でもある。

 

 読後、本状より知り得た内容の公表については、そちらに一任する。

 だが願わくば、土の下で眠るアポロの耳には届かないよう配慮をしてはくれないだろうか。

 それだけはどうか、宜しく頼む。

 

 以下、当該事件の真相を告白する。


 この私、ミネルヴァ・マーズは――

 

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