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1D10→7
○月✕日
彼に会った。
久しぶり、と言って微笑んだ彼は、いつもと同じく私に都合のいい彼である。
今日はそんな夢を見てしまったばっかりに、睡眠にしこたま時間を費やした。1日も。
彼を夢に召喚することが出来なくなって、諦めて起床すれば、暗くなった窓の外と浮ついた多幸感が私を迎える。
最近はもう彼を夢をに見るくらいでは落ち込まなくなった。
私の大好きな彼は夢の中でしか会えないんだから。会いに来てくれた時くらい幸せを噛み締めればいいのでは?
これまた正気の沙汰では無い発想である。
狂気ロールには大失敗しているがすこぶる幸せに狂気に浸っている。




