もう俺は小説を書くな。〜短文タイトルで毎時間30話連続投稿した結果〜
まず結果からお話します。
拙作、【たとえ神に選ばれなくても】
https://ncode.syosetu.com/n8430fg/
こちらを30話連続で投稿してみました。
その結果、第1話を開いてくれた人が83名。
そのうち第3話以降も読んでくれた方が36名。
増えたブクマは2。ポイントは5×2。
貰えた感想は0でした。
この結果を見て、心が折れました。
もはや立ち直る事は無いでしょう。全ての作品を消して、筆を折ることを決めました。今現在、一通り消し終わって残りは上記の一作ですが、まだ読んでいる方がいるようですので、アクセス数が落ち着き次第抹消します。
「おっと待ちなよ。もう一人の俺」
貴方は……まさかもう一人の私!?
「消すのはいいが、その前に、まだ答えの出ていない疑問があるだろう?なんのためにこの作品を書いたのか?それをこの数日、ずっと考えていたんじゃねえのかい」
それは……そうですが……。
「じゃあ改めて聞くぜ。お前がこれを書いたのは、書籍化を目指すためか?」
いいえ。そもそも私にそんな才覚はありません。連載だの次回作だの、ノルマを課せられるのはブラック企業時代でこりごりです。
「数字を稼いで承認欲求を満たすためか?」
いいえ。それなら読者ウケを狙った作品を書きます。
「なら読者に誉められるためか?」
……分かりません。誉められると確かに嬉しいですが、そのために書いたわけでは決してありません。
「じゃあ何のために書いた?」
…………。
「ブクマ2つポイント5×2は無意味か?」
いいえ……。
「作品を消すのは、評価してくれた彼らへの裏切りだろ?」
…………。
「何にも答えられねえのかお前は。情けねえな」
だがしかし、もう一人の私よ聞いてください。
伸びない数字を見続けるのは辛いのです。
もうこの作品を見たくないのです。
何度見直しても変わらない数字が「この作品に価値は無い」「こんなもの誰も読まない」「駄作を見せびらかすな」と私を責めるのです。
「そうかいそうかい。泣き言を言いたくなるのは分かるぜ。だがなんのために書いたのか、お前は答えられなかった。ならば俺が代わりに答えよう。なぁに真相は簡単さ」
真相……。
「これは俺が読みたい話を、俺のために書いたんだ。ブクマもポイントも感想も、お前が欲しがったのは結局のところ、ぜーんぶオマケの副産物なのさ。いいか、もう一度言うぜ。俺は!俺が喜ぶ話を!俺のために書いたんだ!」
それは……自給自足というより、もはやただの自慰行為ではないですか。
「ああん? はっきり言えよ。オ●ニーだって」
うっ……下品な……。
「なんなら証拠もあるぜ?」
証拠?
「ほらよ!お前が残してた活動報告だ!」
生存報告
2021年 08月03日 21時32分02秒
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またそろそろ何か書きましょうかね。
「見ろよ!今から丁度一年前だ!普通は話が出来たら、その都度公開しつつ読者からフィードバックをもらって修正したりするよなぁ!?お前はそれを最初っから望みもせず、一人で部屋にこもって貧相な【禁則事項です】を握って自分のペースでシコシコ書いてたド変態野郎なんだよ!」
アギャァアアアア!?
「お前は最初から自分だけで満足する気だったんだろが!ポイントだのブクマだの感想が欲しいだの、嘘ばっかり並べやがって!そもそも人に見せる気無かっただろうがよ!全部一気に投稿したのは、まとめてポイント入るとでも思ったのか!?それとも伸びない画面を見続ける時間を減らしたかったのかなぁ!どっちにしろ自分だけの都合じゃねえか!」
ヒギィィィイイイイ!
「そんな有り様で、評価されないから悲しいですぅ〜。なんてよく言えたもんだぜ。オ●ニー終わって賢者タイムか?」
もうやめでえええええええ!
「自分が満足したんだろ!第一目標達成じゃねえか!人に評価してもらうのは二の次!どう見てもお前の動きはそうなんだよ!だから完結した話をコッソリ続けてたんだろうが!ああ!?」
ぞの通りでずううううう!
だがらもう勘弁じでぐださいいいいい!
「で?消すのか?」
消しませんんんんん!
私は!私が!満足する話が書けまじだああああ!
私はとんだオ●ニー中毒の豚野郎でずううううう!
「じゃあ最後に一言あるよな?」
皆ざん!悲じんでる私を慰めてムーブをして!
申し訳ありまぜんでじだああああああ!
〜ブクマとポイントと感想は、あなたとあなたの大切な作品を守ります〜