カラシ大好き
シャンプーハットの哲司さん。
関西では、やや渡部建さん的ポジションである。
街の美味しいお店に詳しいのだ。
餃子の名店のご紹介の時の話。
通な食べ方があるそうだ。
お酢に、アホか!ってぐらい、たァっぷりのコショウを振る。
これだけ。
これに浸けて食べるのだそうだ。
やってみた。
お酢にコショウ。
意外とフツーに食べれることに驚く。
でも、それだけ。
美味しくなったイメージは無い。
えー?
ボクが用意したものが、みんな安物だったからかなぁ?
餃子もお酢も。
紹介してたお店はお肉屋さんの直営店で、スゴく良いお肉が使われてるって話だったしなぁ……。
ボクの餃子のこだわり。
カラシが必須。
大量に必須。
ボクは『餃子の王将』で食べる時は、ポケットにカラシのチューブを隠して持ち込むほど使う。
言ったら、くれるんだけど、なんか申し訳ないぐらい使ってしまうのだ。
餃子大好き。
タレにこだわりは無い。
フツーのタレで充分。
ただね、そこにカラシが必要なのだ。
餃子ってさ、不味いものに出会うことが自体が、珍しくないですか?
特別に美味しいものに出会うのも難しいけど。
不満を感じたことがない。
ただ!
カラシは必要なのだ。
カラシが無いとねー、なんか、だらしない気がするのね。
「ああ! 餃子を喰った! 美味かった!」っていうさ、区切り感? 達成感? そーゆーものが湧かないのだ。
なぜだか、わからないけど。
基本、カラシ好き。
オデンもカラシたっぷり。
コンニャクは、カラシが無いと食欲が湧かない。
目にツンとくるぐらいカラシのついた白滝の美味さと言ったら、もーたまらない!
他の具材も、基本、存在感のある程度にはカラシは付ける。
納豆ご飯も、基本、目に沁みるぐらいカラシを入れる。
で、ここからは、さすがにボクだけかな?と思うのだが……。
コンビニでフランクフルトとか買う時、オデンも売られてる季節なら、ボクは店員さんに一言言って、オデン用カラシだけをもらう。
あの、ケチャップとカラシのセットを断るのだ。
理由?
んー……ケチャップは、なんか「違う」と思うから……?
で、その、カラシオンリーのフランクフルトも、とても美味しいと思っているのだ。
でも、なぜ、ボクの味覚がこんなことになってるのかは、ボク自身にもわからない。
ただ、ただ、好きなのだ。