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キューバ(の)危機(1)と暗殺祭り





時は1938年


影守連合王国の内戦、オスマン帝国の宣言等があったが世界は比較的平和であった


が、そんな世界に戦争の危機が迫った


突如としてアース帝国がキューバ共和国周辺の海域を封鎖し、軍の不法上陸を行ったのだ


理由はアース帝国への侮辱とその他発言である


なんでそんな簡単に上陸されてるの?と思うかもしれないが、キューバには何一つ軍備が無かったのだ


自衛の為の武器の必要性を再認識できた瞬間である


ドイツ連邦共和国はキューバ共和国に独立保証を行い、ルミエール皇国はアース帝国へ遺憾の意を表明


このまま行けば戦争か……?と思われたが、そんなことはなかった


他国がキューバ共和国に味方する姿勢を見せるとあっさりとアース帝国は軍を撤退させた


キューバ(の)危機は終わったのである






時は1938年


今度はヨーロッパの大オランダ帝国で事件が起こった


突如として国王候補者のジェームズ2世が暗殺されたのである


逮捕された犯人はアース帝国に頼まれたと言った、またお前か


大オランダ帝国は軍も動員し50人ほどの犯人グループを追跡、途中で駆逐艦から砲撃や航空機による爆撃を行った。50人の人間に使って良い火力ではない


しかしその甲斐あってか全員逮捕された


尚、その間に他の国王候補者が1人を除き全員暗殺されている


なにこの……なに?という感想しか残らない暗殺祭りは終わった





「今度は極東だ、どうやら王国派と復古派同士の緊張が高まっているらしい」


「極東で王国といえば……成郷・響都連合王国ですか?」


「そうだ、場合によっては我々も対応を変えねばならん」


「……戦争、起きないと良いですね」


「……そうだな。だが北の方で共産化運動が高まっているらしい」


「北?ナナ・ネメシス銀行皇国ですか?」


「そうだ、トラキア社会主義共和国の支援によってスペインは共産主義派が勝利を収めそうだ。奴らの脅威はこれからも高まり続けるだろう」


「……まぁ、これ以上は僕らが考える話ではないですし。政府側がどうにかするでしょう」


「……それもそうだな」






オスマン帝国はトラキア社会主義共和国とビザンツ帝国へのオスマン連邦帝国の加盟を提案


オスマン帝国にとっては両国はかつての支配下であり、彼らにこの提案をするのはある意味必然なのだろう


まだ、帝国の冬は続く




キューバ共和国→位置:キューバ

大オランダ帝国→位置:オランダ

ナナ・ネメシス銀行皇国→位置:フィンランド

ビザンツ帝国→位置:ギリシャ


(今回はこんな感じです、次回は多分日本か普通に国家同士の戦争になると思います)

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