影守連合王国内戦(1)
時は1938年
とある国で内戦が起こった
その内戦が起こった国の名は影守連合王国
王国政府の腐敗が進み、それによって不満を持った民主主義派、共産主義派、帝国主義派が武装蜂起を起こした
これに対し、トラキア社会主義共和国は共産主義派の支援を目的に軍の派遣を決定
民主主義派へと成郷・響都連合王国とルミエール皇国、そしてドイツ連邦共和国が支援の為の軍の派遣を決定
帝国主義派は大海帝国、フェルディナント帝国が支援の為の軍の派遣を決定した
一つの内戦から代理戦争へと発展したスペインの王国政府では混乱が続いていた
「どうなっている!」
そう叫ぶのは影守連合王国の現国王であり、その顔には焦りからか大量の汗が滲んでいる
部屋にいるのはその国王ともう1人の男であった
「報告によれば、反乱軍が都市を制圧しながらここに向かっていると……」
「そんなことはわかっているのだ!クソッ、なぜここで他国の軍が……」
現王国政府は反乱軍とは違い、他国の支援を一切受けていない
それがこの焦りの原因であり、政府がどうしようもなくなっている理由である
そんな中、1人の男が部屋に入ってくる
「今度はなんだ?」
「成郷・響都連合王国が軍の撤退を表明しました、それと同時期に大海帝国軍が撤退を開始しました」
「わかった……ご苦労だった、戻ってもらって構わない」
「ハッ」
国王がそう言うと2人の男は外へ出ていく
「こうなった以上は私も腹を括るしかない、か……」
それから暫くすると、ノックも無しにドアが開く
「誰だ?私の部屋に入る時は……」
銃声が響く
国王の額には、穴が空いていた
彼の身体は倒れ、そこには暗殺を行った者以外は存在しなかった……
我が帝国の偵察部隊からの報告です
影守連合王国国王が何者かによって暗殺され、継承位第一位を持つアルフォンソ14世は戦火に巻き込まれ死亡したようです
その後、継承位第二位のレイナ・ヴィクトリーア二世が民主主義派に対し降伏条約を調印しました
最大の問題点は成郷・響都連合王国の撤退と大海帝国の撤退によってトラキア社会主義共和国の支援を受けている共産主義派が力を強めていることです
アース帝国が民主主義派へと支援を開始しましたが、それも大した意味を為さないでしょう
彼らが勝利した場合、我々は彼らとどう向き合うかを考えることになる可能性がありますが南ウェールズ-南錦同君連合の対応次第となるでしょう
フランソワ共和国が組んだ汎ユーラシア大陸諸国大同盟やルミエール皇国の新大陸陣営、そして成独怒の三国同盟と台頭し始めてきた共産主義によって世界情勢は変わっていくと予測されます
1938年
小アジアに存在するオスマン帝国は"パクス・オトマニカ"を齎す"オスマン連邦帝国"を最終目標とした
これからは、世界は混沌へと向かうだろう
影守連合王国→位置:スペイン
トラキア社会主義共和国→位置:ブルガリア
成郷・響都連合王国→位置:日本
ルミエール皇国→位置:アメリカ
ドイツ連邦共和国→位置:ドイツ
大海帝国→位置:イタリア
フェルディナンド帝国→位置:オーストリア
アース帝国→位置:メキシコ
南ヴェールズ-南錦同君連合→位置:ポルトガル
フランソワ共和国→位置:フランス
オスマン帝国→位置:トルコ
地図基準:1938年1月1日時
(作者はオスマン帝国で国家運営しているのでオスマン帝国視点が増える可能性はあります)




