第一話 始まりの始まり
「はらへったぁ」
授業をさぼり、学校の屋上で寝っ転がっている。俺の目には、青空ではなく星空が見える。
今は夜だ
「なに、授業さぼってるのよ!」
「お前もさぼってるだろ、まだ授業中だろ」
俺の人間としての幼馴染で、名前は蜂那須である。長いからナスと呼んでいる
見た目は茶髪をツインテールにしておりあずき色のつなぎを着ている
「私はいいのよ、めんどくさい」
と、いいながら、煙草に火をつける
いや、高校生は吸っちゃダメだろ。と、思うかもしれないけど彼女は成人している。
トリプっているのだ。
「ん?」
なんだ?
「どうしたの?」
ナスは首をかしげる。
しかし、俺はそれどころではない、遠くの、別の銀河にあるまだ、若い星が破裂したのが見えた。
それも、誰かの手によって…
「なんなんだ?」
あの星は若いといっても大きく、そしてかなりの強力な戦闘民族が住んでいたはずだ。彼らは宇宙を渡り歩いては他の星を侵略していく種族だ。
そんな星をやすやすと破壊した存在、いったい何者なんだ。俺たち星の民なみのpowerを持っている。
「!」
男と目が合った…
「ナス、悪いけど、今日は帰る」
「はぁ?なんで」
「用事ができた、さらば」
調べないと
もしかしたら、次は母さんが狙われるかもしれない