表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Lonely Star  作者: 手紺怒多
第一章 宇宙の帝王編
1/3

プロローグ

序章 


俺、❘星雲せいうん すばるはどこにでもいる高校生だ。

ただ、地球の息子であり月の兄貴というこを除いて…


「今日もお母さんは元気だなぁ」


大地に手をつきながら俺は母にささやいた。


「おかーさん、あれみてー」


「シっ、見ちゃいけません!」


そんな声が聞こえるが無視だ。


上を見上げれば弟が輝いている。

周りの人からは丸く見えないのだけれど、俺の目をもってすれば普通に球体に見ることができる。


「あれからもう、45億年…か、」


あの宇宙大戦の影響で俺を除いた星の民はただの物言わぬ星となってしまった。

懐かしい、

あれ以来、俺は地球の歴史を見守っている。



学校、もう何回目になるだろうか?


俺は人間の姿で何回も高校に通っている。

しかし、そろそろ飽きてきた。

母との約束で地球の流れには触れないようにしているが、もう、見守るのに飽きた。

それに時が流れるとともにだんだんと、感情が希薄になってきた。

そろそろ時の流れを見守るのにも限界がきている。俺は一体いつまで見守り続ければいいのか。

そんなことを思いながら、今日もまたいつもと変わらない平和な一日が始まる。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ