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キミに近いところ

作者: Soraきた

キミに並んでつかんだ夢を僕はきっと離さない

キミへの恩返しでちゃんと語れるときまで

待ってて、とは言わないから


少しくらい先に行っててもいいかな

そんなことを思った日でも

キミがそばにきてくれるまで

ただ、待っていたっけ

けっこうな時間が経っていても


ふたりに共通したもの

探してもなかなか見つからないけど

何か、

幸せにつなぐものを

お互い、持っていたのかな

ときどき、そう思うこと


似た者同士

性格であったり、幼い眼差しであったり

うなづきかたであったり

さみしいと感じる夜であったり

たぶん、すれ違ったときに感じるものでも

キミに近いところで

僕がいま思うこと

多くは語れないけど

やっぱりキミには

かなわないよ

つい、比べてしまうのは

ぼくの悪い癖だけど

キミに近いところで

幸せに感じること

ひとつくらいは

キミにあずけてみて







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