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第9話その4『エプ:黄泉の国』

※この『物語』は『フィクション』です。

※それなりに『太陽へ手を伸ばす』気持ちで読んでください!



 ――俺たちは懐中電灯片手にずんずんと進んでいく。

風景が変わらないと思っていたら結構開けた場所に出てきた。

遠目から見て大きさからして少し大きめの小学校の体育館とかそれくらいの大きさだが、あまり高さがなくまた今にも天井が落ちてきそうなくらい、ボロボロで凸凹デコボコしている。





「みんな!ストップだ!」

「どうしたソライ?」

「崖だ!」

 ソライに言われ地面を見てみると道がなく、崖…正確には巨大な谷に近い崖 目の前に出現していた。暗くて地面が凸凹デコボコしているから遠目から見ると、普通にだだっ広い空間に錯覚したのだろう。

両側の岸にはもともと橋が架かっていたであろう鳥居があった。

だが今はもう完全に朽ちており、橋も奈落に落ちているであろう痕跡しかなかった。



▽▽▽▽▽▽▽▽

崖の間

▽▽▽▽▽▽▽▽



 俺は懐中電灯で下を照らすが底は見えない。

「うーむ、困った。」

「これどれくらい深いんでしょう?」

「石投げちゃおっと。」

 ソライが適当に拾った石は



 ――ひゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーー……









 という落ちていったきり何も聞こえない。



「これ、落ちたらまず助からないな。」

「だな。双眼鏡で見た感じ、向こう岸に出入り口はあるが向こう岸にわたる道はない。」

「崖の幅が大体25mくらいかな?」

 当然のことだが俺のジャンプ力が高いとはいえ、愛と勇気だけが友達のあんパンじゃないからそんなに飛べるわけじゃない。




「どうやって行くかだな。」

「ハナビを放り投げてコードを伸ばして、それにひっつかまって向こう側に行くとかは?」

「ハナビのコードの長さは最長で10mだよ。それは無理なんだよぉ~。」

「コードを引っ張られるハナビちゃんが可哀そうじゃないか!

大体、ハナビちゃんを向こう側に投げるってどうやって?大人一人分くらい重さあるぞ。」

「ソライお兄ちゃん…ちょっとひどいです。」

「え、僕なんか言った?」

「ソライさん、女の子に体重の話はだめですよ。」

「はっはっは!そんなんだから彼女できたことねーんだぞ!

デリカシーのない奴め!」

「(小声で)……サイムさんもですよ…。」

 なんかニッちゃん言った気がするけど。ま、いっか。





▽▽▽▽▽▽▽▽



「うーんじゃあよ。とりあえずこの部屋の端まで行ってみないか?オレに考えがある。」

「?」

 ユウジに従い端まで来た俺たち。



「よし、やっぱりだ。」

「どうしたユウジ?」

「お前ら、ロッククライミングするぞ。」

「は?」「あーなるほどな。」

「ここら辺の壁は予想以上に、凸凹デコボコしてるなぁって思っていたんだ。

岩壁と混じって埋め込まれている砂岩の煉瓦も足をかけるのに、いい感じに崩れているのも多い。気を付けて進めば壁を伝っていけるはずだ。」

「え、まさか。」

「そのまさかだよ。この壁を伝って、向こう側まで行くのぜ!」





「嫌よ!嫌!絶対落ちるじゃない!」

 おそらくこの高さは冒険初心者じゃなくても恐怖するだろう。落ちたら身体がバラバラになる程度じゃすまないと思うほどの、おっそろしい高さだ。正直……俺も帰りたい。

ユウジはそんなユミを見かねてこう言い放つ。

「絶対…なんて、世の中にはないんだよユミ。

いいか?いざ落ちそうになったらみんなで引き上げられるように

みんなで互いをロープをくくって命綱にして渡る。」

「そんなのは理想論だわ。下手したらみんなが一気に落ちるじゃない。」



「よく聞け、オレたちは同じチームだ。仲間を信じろ!

不安なのはお前だけじゃない!みんな、同じ不安を抱いて渡るんだ!

だからみんなが同じ不安を分かち合ったら、六等分だ。

みんながいるんだ。だから大丈夫だ。」

「うぅう~わかったわよ~」

「ありがとう、ユミ。」

 さすが、ユウジ。俺と一緒にあの破天荒極まりない青春ふりょう時代を、過ごしたことがあるだけあって度胸が強いんだよなぁ…。

………そして普段から女を敵にまわすような発言さえしなければ、お前のその笑顔を純粋に見えるのになぁ…。



▽▽▽▽▽▽▽▽



 さてと…

「さぁいくぜ!」

 俺たちはニッちゃんに持たせたロープを腰に巻いて準備を整える。

「みんな、まずは僕とハナビちゃんが向こう側にわたる。

みんなはライトを照らしていてくれ。」

「了解。」





 ソライが壁に手をかけようとしたが。

「あちっ!?」

 壁に触った瞬間条件反射的に飛ぶ。

「何だこの壁!?めちゃくちゃ熱いぞ!?」

「大丈夫かソライ!?」

「ああ、大丈夫だが真夏の炎天下のアスファルトを触ってる気分だ。」

 壁が熱を吸収していたのか相当熱そうだ……。



「さすがは極熱地帯という事か…」

「だが我慢して触れなくはないかな。軍手は女子たちの誰かが使って。

じゃあ行ってくるよ。」

「おう。」

「ぐぁああ熱い!だが次は上だああ!それになんか臭いなッ!」

 そりゃ放棄されたダンジョンだから土っぽい匂いとかはするだろう。しかし熱そうだなぁ…。

「ソライおにいちゃん大丈夫!?」

「ひぃいい早く帰ってゲームしてえええええええ」

 勢いはいいがあの泣き声………仕方がない。少しいたわろう。

飴と鞭というしここは社長として…。

「ソライ!渡り切ったらお小遣い(給料)やるから!!」





「いよしゃああああ!!Huーーーーーーーー!!!!」

「あいつテンション高いな。」

「ちなみにだがサイム、何円やるつもりだ?」

「(小声で)602円(税込み)くらい。」

「そうか、あいつは602円のために命はってるんだな。」

「この会社、給料がめちゃくちゃなんですよねぇ…」

「労働局に訴えられてもいいと思うわ、こんなブラック会社。」

「いやっほおおおおおおおお給料サイコおおおおおおおおおお!!!」

 壁をもはや獣人である誇りを忘れ昆虫のごとく、カサカサと素早く移動し。





 そうこうしているうちにソライがむこう岸に着いた。

熱そうだったが…おめでとう。602円は君のものだ。

……俺は自分の財布をチラッと見る。小銭入れに544円しかないな…。

……………まぁいいか。





▽▽▽▽▽▽▽▽





「よし!次ハナビちゃんカモーン!!」

「はい!行きます!」

「違う違うハナビちゃん

そこは『ハナビいっきまーす!!(アム〇風)』って言わなきゃ。」

「は、はい。ハナビいっきまーす?」

 ここは木馬じゃないんだよ。カタパルトないのに、崖に飛び出したら落ちるだろうが!



 ハナビは短い手足でたどたどしく

だがしっかりと確実に25mを渡っていく。

砂岩にしっかりと捕まるために萌え袖をくくり、金属の手で壁に必死につかまる。

「熱いです。手が溶けそうです。」

 うーーん、ソライは金で釣れたが…ハナビはお子様だしなぁ…。

……そうだ!

「安心しろハナビ、渡り切ったら、お前の好きなもんを食わせてやる。」





「本当ですか?じゃあハナビね。チャーハン、ギョーザ、ラーメン、ハンバーガー、焼きそばに、もつ鍋、アイスクリーム、カスタードパイ、ドーナツ、特上寿司を全部食べたい!」

「…」

 燃費悪い…エグい…。

どんだけ食うだよ。食費やべぇよ。

リギョクの報酬が消える…。もしかして娘の食費を見越してここまでの金額を……。

…だが……壁をわたってくれなくては…。少しでも気がましになるような…。

「……あ、ああ、わかった。任せろユウジが腕によりをかけて作ってやるッ!」

「オレが!?」

「その言葉忘れないでくださいね。コード展開!」

 コードを壁に食い込ませてハナビが渡りきる。

…最初からそうやっていれば楽だったのでは……。





▽▽▽▽▽▽▽▽



「次は私の番ですね!」

「いよっしゃ!行ってこい。」

 ニッちゃんが壁を伝っていく。

「熱いし、かなり怖いですね。」

 他の人より荷物が重そうだ。だがもっていってもらわなくては困る。

「大丈夫だよッ!心配しないで!この壁ニッちゃんの胸より凹凸オウトツがあるから!」

 そんなニッちゃんを見ていた、アホのソライが対岸から大声で叫ぶ。

「”あ”ッ!?なんか言いましたか!?胸がどうとかッ!?」

 ニッちゃんが壁が鬼の脚力で思いっきり蹴り上げる。

もはや振動がこっちまで伝わってくるほどで、壁を少しずつ破壊しながら伝っていく。

正直怖い。ゲームのボスでこういうのいたなぁ…。

「え、いやその…」

「私の胸がなんですって~~ソライさん~~ッ!?」

「あ、いやそのつつましい胸が壁よりも膨らんでないわけないよね!サイム!」

「俺に話を振るなああああああ!!

馬鹿ソライ!

確かにニッちゃんの胸はつつましいけど、そこがいい人もいるだろうが!」

 ………あ、やべ、勢いで…。



「今二人とも胸が『つつましい』って聞こえたのは気のせいじゃないですよねぇ~~?」

「ベベしッ!!」

 ニッちゃんは早々にわたり切り、ソライをぶん殴る。なお、このダンジョンでの初ダメージでもある。

「サイムさん…渡り切ったら覚悟してくださいね?」

 怖い怖い。そのライトに照らされた笑顔が鬼そのものなんだが…





 ――あ、ニッちゃん……鬼だったわ。



▽▽▽▽▽▽▽▽





「じゃあユウジだな。」

「おう。こんなのはちゃっちゃと渡るに限るぜ。」

 そういって意気揚々とユウジは壁に手をかける。

正直対岸にいるニッちゃんが怖いから早く渡ったら俺が困るのだが、背に腹は代えられない。



「熱いが耐えられないほどでもないな。こんなのドラゴンのブレスに比べたらよゆーでしょ。」

「ああ、そういえばお前この前のカジノで、思いっきり燃えてたな。」

「そうそう。だが、なかなか怖いなこれ。……大丈夫、俺ならよゆーで渡り切れる。」

「ユウジ、それ死亡フラグに聞こえるんだが。」

 そんなユウジをライトで照らして見つめる。

まぁ…お前の種族、防御力硬いしたえられるだろう…





 ――そう思っていた矢先ッ!!

「おっと!」

 ユウジが足場を踏みぬく。ニッちゃんので壁がボロボロになったか!?

「「ユウジッ!?」」

「へへ、なーんちゃって。そうそうくたばってたまりますか!」

 こんな時に前職カジノのディーラーみたいなブラフをするな!馬鹿!

「こえー事をするんじゃねぇよ!」

「ごめんごめん。」

 ユウジが渡りきる。





▽▽▽▽▽▽▽▽



「すぅーーーーはぁーーーーーー」

 ユミが深呼吸をする。

「行ってくるわ。」

「おう!軍手していけ。」

「ありがと…。」



 ユミは軍手を着用して岩壁に手をかける。

「…熱い…。」

「ユミ!耐えるんだ!できるって思うんだ!」

「怖い…下が見えない…」

「ユミ!オレを!オレを見ろ!足場はオレが支持する!」

 向こう岸のユウジが叫ぶ。

「うん。」

「左足をもうちょい左に!そこをかけろ!」

 ユミはちょっとずつ進んでいった。

それはさながら赤子が始めて直立する瞬間を見るような緊迫感で、少しずつだがみんなのいる方へと向かっていった。

「あとちょっとです!頑張って!」

「…うん。」





「よし!よくやった!」

「怖かったわよ~!ぅわ~~ぁん…。」

 涙目のユミは勢いよく倒れこむようにユウジに抱き着く!

相当怖かったのだろう。

「え、あ。……当たっています、よ。ユミさん…いろいろとぉ…。」

「……あ、いや、その、これは違くて………。」

 お互い顔を真っ赤にしながらぎくしゃくする二人。女性が抱き着いたのに変なところで純情だなユウジ。ユミも意外に子供っぽい面があるな…。よかった。ただただ常識に固まりすぎな大人って感じがしたけど、少しこういう面を見れて安心する。

何が当たっているのか、暗くてわからないが…。



▽▽▽▽▽▽▽▽





「さてと真打登場だな!」

「サイムさん!ちゃっちゃと渡ってください!」

「任せとけ!」

 俺は近くの壁を掴む。

「あっつ!あっつ!!」

 だが予想以上に壁が熱くて手がジュッと焼けていく、感覚が伝わってくる。

「ええい!なんのこれしき!男、武山才無!ここで負けてなるものか!」

 俺は次々と壁を渡っていく。



 …??

…何かの臭いがする…。

何だろうこれ…嗅いだことあるような…。

「サイムさん!あと10mくらいです!」

「わかったー。」

「…ん?何だこの臭い…?」

 ソライも同じ臭いに気づいたのだろう。

何だろう…台所とかで嗅いだことあるような…。

そんなことを考えながら、俺は次の岩に左手をかけようとした瞬間。






「え…なにこれ…。」

 ビィイイーーー!!ビィイイイーーー!!

と、ニッちゃんに持たせたアラームのどれかが反応し。

「え…」

 それに気を取られて、俺は右手に掴んだ岩がぽろっと壁からとれる。

俺はそのまま、バランスを崩し後ろへと倒れてしまう。

…つまり…何もない空中へとッ!こんな不注意でェッ!!!?





「サイムさん!?」

「うわああああああああああああああああぁぁぁぁーーー…」

 まずい!まずい!何とかしねぇと!

「きゃあ!」

 命綱の役割を果たしていたロープを、つけたみんなも俺に引きずられて崖から落ちる。

「おいおい!!まずい!って、うぉお!」

「キャァ!?」「うわッ!?」

 崖に一番近かったユウジ、ユミも命綱に引っ張られて下へと落下し俺達三人は崖に打ちつけられた。



▽▽▽▽▽▽▽▽



「みんなぁ!ふんばってぇええええ!!」

「うおおおおおおおおおおおおお!!」

「ぐぬぬぬ!!!サイムさん!みなさんッ!!」

 崖上からみんなが、踏ん張ってくれているおかげで、ロープがピンッと張り詰める。

「ユウジイイイイイイィィ!登れええええええええええ!!!」

「おーけーぼくじょおおおおおおおおおう!」

 崖に一番近いユウジが崖を伝い登り始める。

「「「おーえす!おーえす!」」」

 いよっしゃ、ユウジがまず崖を登り切ったぞ!

だがユミが登り始めようとしたとき、またあの異臭がした。

「なにこれ……この臭い………ガス?」

 ユミが言い当てたおかげでなんとなくわかる。

そういえばガスのようだ…この台所とかのガスコンロで嗅いだことある気がしたんだ。

………いや、ガスそのもの……だとしたら…。





 どこから…。いや…それよりも、もしも…ここに可燃物、が…ッ!!。



「ユミ!!急げッ!!早く昇らないとッ!!燃えるッ!!」

「え??……あッ!」

 気づいたか!!ここがガスのたまり場で!!



 ――俺らの相手にしている存在エプは太陽の力を扱うってことをッ!!





「ふぁいとおおおおおおおおおおおいっぱああああああああつ!!」

「サイムッ!もう腕が…。」

 ユミはあと少しのところで、恐怖が出てきたのだろう。なにせさっきまで壁を渡り終えたばかりで、いきなり命のピンチだ。元は一般人だ。怖くなってすくんでしまうのも無理はない。



「諦めるな!!諦めるんじゃねぇよ、ユミ!!ここで諦めたらおしまいなんだよ!!

お前も何かねがいがあんだろ!だったら、最後まで貫き通せ!!」

「…わかったわよおおおお!!!」

 そう言った瞬間。

ドゴンっ!!

という音がして、俺は瞬間的かつ本能的に、崖の下を見る。

底なしの崖の奥底から、明らかにやばそうな火炎が迫っているッッ!!!

つーか考えている場合か!死ぬッってッ!



「サイムッ!昇ったわッ!!」

 俺が下を見ている間にユミが命綱を昇り切ったッ!

みんなに引き上げられて俺を待っている!!

急がなければならない!明らかにやばい!

俺は火事場の馬鹿力というやつなのか、大急ぎで手を前へ前へ伸ばしていく!

だがどうあがいても炎の方がはえええ!!丸焦げになるうううううッ!!

武山才無の丸焼けになるううう!!

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

「サイムさんッ!」

「サイム!あともうちょいだ!」

 俺も崖を登っていくッ!!



まずいもう足に炎がッ!!

ロープも燃える…!!

「あともう、ちょい!」

 俺は手を伸ばす、その手を掴む五人の手。

「掴んだ!」

「引き上げてください!」

「ふぬううううううう!!」



▽▽▽▽▽▽▽▽



 ――俺は五人に引き上げられ。何とか向こう岸に着く。

そして俺の後ろで巨大な火炎の柱が天井まで登り

崖を焼き尽くす。どうやら危機一髪、九死に一生とはまさにこのこと。

おそらくガスは最初下の方にたまっていて、エプが動体センサーとかを仕組んでをして、俺らが来た時点でガスを上昇させて一気に引火したんだろう…。



 まぁ今は喜んでおこう。

「危ないところだった…。」

「どうなることかと思ったけど何とかなったぁ~!」

「本当にやばかったですけどね!」

「これ帰りもやるって考えたら、ぞっとするけどな。」

 全部燃えちまったけど…。まだ予備のロープは1つだけあるし。あとで考えよう。





「帰りは帰りだ。もしかしたら別の出入り口があるやもしれんし。」

「ただ、もう二度とこんな思いはごめんですけどね。」

「さ、次に行こう。」

「サイムさん、あっちの廊下に階段がありますよ。」

 ――俺達は次の階層へ進む……。

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~ノヴァアージ知恵袋のコーナー~

~ブランは勉強が得意だぞ!~

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