『返し返しの、意識的滅裂』・・・『詩の群れ』から
『返し返しの、意識的滅裂』・・・『詩の群れ』から
㈠
所謂、意識的滅裂において、都市を超すごとに、詩の群れだよ。
だろ、とんずらしながら、式々散漫で、返し返しさ。
何も、難しいことなんか、ないのかもな、新しい形式は、ここにある。
定位を聴くことで、確かにそれは、返し返しだよ、だろうだ。
㈡
適当な詩の群れだって、それでも、言葉が出てくるだろ。
そうだろう、言葉と言えば、書けば言葉さ。
ありがたいもんだよ、神に感謝だろ、繰り返される新生だよ。
それはまさに、返し返しさ、だろうだ。
㈢
返し返しの、意識的滅裂によって、詩集『死辺詩編の氷の詩集』が誕生らしいよ。
そんなことは、意識しないな、此処は、詩の群れなんだよ、だろうだ。