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つわぶき
つわぶきの色が映えてる勝手口
2024年抒情文芸夏季号佳作坪内稔典
勝手口のつわぶき、坪庭の隅です。大した庭でもなく、良い家でもありません。黄色つわぶきです。掲載は夏季号ですが、つわぶきは秋から初冬にかけて咲く花ですが、気候がおかしいのでしょう最近は春先まで咲いています。あまりきれいでない勝手口、そもそも家族の出入りするところでメインの出入り口ではありません。でも亡くなった母はそこにつわぶきを植えていたのです。昔の人の美意識です、ぜいたくな飾りはしません。黄色いつわぶきが、少し和む色を与えてくれるのです。我が家だけでなく、街を歩くと古い建物、決して大きくはないのですが、昔の人の粋、心遣いを感じることがあります。そんな時に作った句です。




